尾州テキスタイルを使った「尾州ファッションワークショップ」が渋谷で開催!

―― 参加者の声 ――
◇デザインがどれもかわいかったです。布に対してのイメージが変わりました。
◆上質で素敵なものだと思いました。
◇とても楽しかったです! これからファッションを楽しめそうです。
◆女子旅のコースに“一宮市へ 尾州テキスタイルを見に行こう!”ツアーがあったらぜひ参加したいと思いました。
◇尾州テキスタイルはとても高級で欧州ラグジュアリーブランドのジャケットとかに使われているのはびっくりしました。
◆実際に生地にいろいろ触れられてよかったです。これが日本でつくられて世界でも売られているんだと感動しました。
◇先生が丁寧に説明してくれたので良かったです。かなり高級品ですね。

世界が認める、「尾州テキスタイル」って?

Q1「尾州」はどこにある?
 尾州は、奈良時代から明治初期まで続いた尾張の国の別の呼び方。現在の愛知県尾張西部、岐阜県の美濃地域の一部にあたる。愛知県一宮市、稲沢市、津島市、江南市、名古屋市、岐阜県羽島市など。


Q2「尾州テキスタイル」の規模は?
 国内最大の毛織物の生産地。尾州地域では、国内総生産量の約7割の毛織物が生産されている。

Q3 なぜ尾州は毛織物が盛ん?
 伊勢湾に注ぐ木曽川が育んだ肥沃な濃尾平野が広がる尾州地域では、昔から桑や綿花などが栽培され、絹、綿、そして毛織物と転換しながら、繊維産業とともに発展してきた。毛織物への転換は、海外から安い綿が入ってきたことと、江戸から明治へと時代が変わり各地で殖産興業政策が行われるなかで、尾州は毛織物を選択したこと、そして毛織物に重要な染色や整理加工で使われる豊かで清らかな水=木曽川の恩恵にあずかってきたため。

Q4 どんな企業があるの?
 尾州地域はすべての工程が分業されているのが特徴。企画や織り・編みを行う企業は親機(おやばた)と呼ばれ、その協力工場を子機(こばた)という。そのほか、紡績、撚糸、染色、補修、整理加工など専門の工程を請け負う工場がある。

Q5「尾州テキスタイル」を見るには?
 国内ブランドはもちろん、欧州のラグジュアリーブランドにも使用されているが、尾州テキスタイルと表示されているケースはほぼない。繊維業界支援機関である、一宮地場産業ファッションデザインセンターなどを訪ねてみよう!
一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)WEBサイトはこちらから▶ https://www.fdc138.com
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