アーチェリー『限界』 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:西村尚己(2019年7月14日 READY STEADY TOKYO-アーチェリー )
オリンピック種目の一つであるアーチェリー。

70m先の的に命中した矢の得点を争う競技で、的の中心に近いほど得点が高く、直径12.2cmの中心円に命中すると最高点(10点)が与えられる。

では、70mとは一体どのくらいの距離なのか。

例えば、サッカーのセンターラインの長さとほぼ同じ。大型旅客機や地下鉄4両分の長さとも同程度だ。
一方、直径12.2cmはというと音楽CDとほぼ同じサイズ。

すなわち、それくらい遠く離れた場所から小さな的をめがけて矢を放つという、はるかに想像を超えたスケールの競技なのだ。

そもそも70m先からCDサイズを明確に視認できるのかという疑問もある。
さらに屋外競技のため風雨による影響を計算し、かつ制限時間内(20秒)に射らなければならない。

これはもはや人間業とは思えない。

ところが私の目の前には淡々と10点を連発するアスリートたちが確かにいる。
私と同じ人間。信じられないがこれが現実だ。

「人間には“無限の可能性”がある」というフレーズを思い出した。

そして無意識のうちに自分で自分の“限界”を決めつけている自分自身に気がついた。

【カメラマンプロフィル】
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも、どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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