過疎化がすすむ地方に“若者が働きたい”雇用を作る!宇佐美孝太(株式会社skyer 代表取締役)

「それまで鳥取県には接点も無く行ったこともありませんでした。知っていたのは砂丘がある、ということくらいでしたね(笑)」と語るのは、鳥取県で主にドローン事業を主体とする株式会社skyer (スカイヤー)を立ち上げた宇佐美さん。地方での起業を実現させた「無いこと」の強みとは。
宇佐美孝太(うさみ こうた) 1991年佐賀県唐津市生まれ。2016年大学卒業後は鳥取県の地域おこし協力隊に就任。任期中にドローン のトータルソリューションを提供する株式会社skyer創設。「ドローンの学校」を鳥取県大山を中心に運営し、地方課題を解決するドローンパイロットの育成に取り組む。ドローンのシステム開発や行政・企業への導入支援、その他映像制作事業を展開する。 2019年度より3人制プロバスケットボールチームのオーナーに採択され「TOTTORI BLUE BIRDS.EXE」を運営する。2019年3月、太陽光発電など再生可能エネルギー事業を展開する株式会社ウエストホールディングス(JASDAQ上場)との合弁会社・株式会社skyer-west(広島市)の代表取締役就任。

「“鳥取県”でドローン会社を設立。地方で起業する強みを感じた」


「もともと僕は子どものころからスポーツが好きで中高ではバスケ部に所属し、保健体育の教員を目指して進学したんですが、就活を意識し始めるようになって、もっと幅広く可能性を探りたいと、広告代理店やスポーツイベントを企画する会社への就職を考えたんです。ある広告代理店で内定を頂きインターンとして決められた商品の広告宣伝をするという仕事を経験したんですが、気力も体力も一番充実している若い時に自分が心からいいと思うものを伝えられないのはもったいないなと思い、大学4年の9月に起業を考え始めました」

 就職せずに起業という道を選び、さらに何の接点も無かったという鳥取を拠点とすることに。

「起業すると決めてから事業アイデアをいろいろと考えてみたのですがどれも本腰を入れられず、改めて自分は何をしているときに心が燃え立つんだろう、と考えてみたんです。そこで大学の起業家養成プログラムに参加したときに、地方に雇用を作り出すというビジネスを意識し、それが自分のやるべきことだと感じました。社会課題の解決につながるビジネスこそ、本当に社会参画しているといえるんじゃないかと思います」

 地方に雇用を作り、人を呼び戻す。過疎化という社会課題と向き合うビジネスは、若者に訴えるものではなくてはならないと考えた。

「かつ、若い人が使いたいツール、やりたい仕事でなくては意味がない。結局、なぜ地方が過疎化するかというと若い人がやりたい仕事がないから、ということが大きいと思います。実際、地元の人の話を聞いても、東京に出ていった若者の中には地元に戻りたいと思っている人も多い。けれど仕事がないから都会に居続けている、という話を聞きます。かつ、人手の足りない地方に新しい仕事を作るなら、最先端のテクノロジーを活用する必要があると思っていました。テクノロジーとインターネットという要素を含めたツールを探していた時にドローンが目に入り、地方とドローンの可能性を探ってみるとビジネスチャンスがけっこうあるな、と。ドローンを飛ばすには広い土地が必要ですしね(笑)。今や、3Kと言われた建設や農業の現場でもドローンが当たり前になってきています」


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