日本初の傘シェアリングサービス、東京駅でスタート「雨の日のインフラ」目指す

株式会社Nature Innovation Group丸川照司社長
代表取締役の丸川照司社長は、「1年前、私たちは傘の無駄な循環をなくしたいと始めました。アイカサは雨の日の快適さを上げられるだけでなく、プラスチックごみを減らせる社会的な取り組みだと感じています。まだまだ始まりの一歩でありますが、ここから何十年もよろしくお願いいたします」と挨拶した。
東京駅八重洲中央口に設置された傘スタンド
今回のサービス展開では、三越伊勢丹や高島屋、三井不動産、東京建物など7社が事業に協力した。東京ステーションシティ運営協議会の担当者は「東京駅には、年間1万本の傘の拾得があります。駅のおもてなしのひとつとしてだけでなく、アイカサをご利用いただくことで、拾得物を少なくしていくことも狙いです」と期待を寄せた。「雨の日のプラットフォーム」として、東京駅に新たなインフラが生まれそうだ。

(取材・文 丸山裕理)
日本橋や八重洲エリアの古地図がデザインされた東京駅オリジナル傘
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