【インタビュー】山本彰吾「THE RAMPAGEのよりコアな部分を見せたい」【LDH PERFECT YEAR 2020】



ーー THE RAMPAGEも2月にツアーが始まりました。今回のツアーはいかがですか?

最初に感じたのはライブ会場に足を運んでくださる方々の年齢層が広くなったなってこと。プリンス(PRINCE OF LEGEND)チームの活躍もあるでしょうし、昨年1年通じてTHE RAMPAGEがいろんな活動に携わらせていただいたこともあると思います。いろいろなライブがあるなかで、自分たちを選んでくれたファンの方々が、本当に幅広い層になっいて、びっくりしました。

ーーどんなツアーになっているのでしょうか?

昨年のアリーナツアー “THROW YA FIST”でライブの作り方を勉強させてもらいました。だから今回は、もっとスパイスを入れて、行くところは行く、チャレンジ的なこともしています。昨年が王道のTHE RAMPAGEだったなら、今回はよりコアな部分、メンバーがやってみたかったことやチャレンジしているのを見せられていると思います。

ーー今回のツアーでお披露目になったMA55IVE THE RAMPAGEですが、いつから準備をしていたんですか?

MA55IVE THE RAMPAGE(マッシブ・ザ・ランペ―ジ)はTHE RAMPAGEのラップチームで、もともとヒップホップやラップが好きなメンバーがいて、それぞれやりたいなって思ってたのはあったと思うんですが、形が見えたのは……これは僕のイメージですけど、最初のホールツアーの時じゃないかな。あの時にみんながラップをやり出して、僕はファイナルで入れてもらって。それで昨年の“THROW YA FIST”から神谷健太が入りました。そう考えると、2-3年前から下準備はしていたってことになるのかな(笑)。グループのなかに新しいグループができたのは大きいです、THE RAMPAGEのより深い部分を知ってもらえる。

ーー山本さんは、THE RAMPAGE以前に、ステージに立ちお客さんの前で歌う、声を出すという経験はあったんですか?

それは……小学校4年生の時ですね。ボイストレーニングに通っていたことがあって、EXILEさんの「EVOLUTION」を姉貴と2人で歌った思い出があります。こじんまりとしたディナーショーみたいな感じでした。

ーーそれが今は……どんだけ大きなディナーショーなんだっていう(笑)。

夢がありますね。

ーーパフォーマーとしてステージに立って歓声を浴びているときとは違うものですか?

気持ちがいいですし、全然違いますね。パフォーマーのときは高く手をあげて煽って、ですけど、MA55IVE は煽らなくていい、声を出せばいい(笑)。

ーー自然に盛り上がっちゃう!と。

今回のツアーは来てくれた方と一緒にライブの演出を作るツアーになってるんですよ。「フラッグライト」っていうフラッグの下にライトがついたグッズがあるんですが、これが曲に合せて点灯したり、色が変わったりする。知ってる曲もそうですが……知らない曲が流れてきても(笑)、楽しんでいただけると思います。だからライブはスキがないです、休む間がない。全部を通してライブになっている感じです。

ーーPERFECT YEARのツアー。単独ツアーではありますが、これまでのツアーと違うところはありますか?

 昨年のアリーナツアーでは、やりたいこと、できることをするためのTHE RAMPAGE仕様のセットを組んでいただいたのですが、今回はTHE RAMPAGEとして、いいライブを作るにはどうするかという考え方でした。結構難しかったんですが、だからこそ、新しいチャレンジができました。あとはライブの間隔が空いていることかなあ。毎日が初日だって気持ちでやっていきたいです。