【TOKYO HEADLINE 最新号】米大統領選・やっぱりマスクは必要なんじゃない!?

米大統領選真っ最中にトランプ大統領がまさかの新型コロナ感染

やっぱりマスクは必要なんじゃない!?


vol.734
 11月3日に行われる米大統領選。その真っ最中にトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染するという超ド級のオクトーバーサプライズが起こった。

 トランプ氏と民主党のバイデン候補は9月29日に初のテレビ討論会を開催。トランプ氏がバイデン氏の発言中に割って入るなど、場を乱し続けると、最初のうちはクールにそれを聞き流していたバイデン氏も徐々にヒートアップ。非難や中傷の応酬となり、結果的に“これまでで最もひどい討論会”というありがたくない評価を下されてしまった。

 その熱も冷めやらぬ10月2日の早朝にトランプ氏とメラニア夫人の新型コロナ感染が発覚。

 トランプ氏は新型コロナが流行しだしてからも「新型コロナはそのうち消えてなくなる」と繰り返し主張し、何カ月にもわたって公の場所でマスクを着用することを拒否していた。

 高齢のバイデン氏に比べ、元気さもトランプ氏の売りだっただけに、この感染は致命傷になるかと思いきや、その一方で仮病説まで出るのがトランプ氏っぽいところ。これは「コロナに打ち勝った」という主張をしたいがため、という見方によるものなのだが、5日に退院したトランプ氏はいまいち覇気がない。いや、ホワイトハウスではその後、PCR検査の陽性者が相次いでいることから、やはり感染は事実なのだろう。

 入院中、抗ウイルス薬「レムデシビル」や未承認薬の投与などを受けたとされるトランプ氏はわずか3日で退院し、せっせとツイッターで自らの主張を繰り返すのだが「大半の人にとってはインフルエンザよりも致死率がはるかに低い」という書き込みにはさすがに米ツイッター社も「不正確かつ危険を招きかねない情報だ」として投稿に警告をつけた。

 かように取りあえず元気なようなトランプ氏は15日に予定されている2回目のテレビ討論会へも意欲を見せるが、対するバイデン氏はうつされたらたまらんとばかりに「まだ感染しているということであれば、討論会は見送るべきだろう」との姿勢。いや、至極まっとうな意見。

 米大統領選の行方も気になるところなのだが、米国防総省は6日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長ら複数の米軍幹部が新型コロナ感染者に接触したとして自主隔離に入ったことを明らかにした。米軍の即応態勢や任務遂行能力の低下が懸念されるなど安全保障の面でも予断を許さない展開となっている。
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