本格パエリアが20種類以上!丸の内テラスに新スペインバル

タラの代わりにイカ墨で仕上げた「イカ墨のブニュエロ」 
 最初にハモンセラーノやイベリコ豚のチョリソー、マンチェゴチーズなどが次々とテーブルに並ぶ。さらにオリーブと青唐辛子の酢漬けのピンチョス、トルティージャ、サルモレホソースを添えたナスのフリット、イカ墨のブニュエロなどのタパスが揃い、ワインがぐいぐい進む!

 期待が高まったところで、メインの鶏肉の詰め物が登場。たっぷりの香味野菜とともに焼き上げたチキンは、皮は香ばしく中身は柔らかくてジューシー。その後は名物の米料理のオンパレードが始まった。まずは、魚介の旨みを吸った米とプリプリの海老の身が好相性のオマール海老のパエリア。次に、肉と魚両方の出汁の味わいが合わさった甘海老と鶏肉のミックスパエリア。さらに、イベリコ豚の希少部位であるセクレトとトランペット茸のパエリア。セクレトの脂の甘みとトランペット茸の極上の出汁が染み込んだパエリアは絶品!

 テラス席ではアコーディオンとギターが演奏され、まるでスペインの小さな街に迷い込んだようなひと時だった。