“毎月の支出の半分をコスメに充てる女”美容系インフルエンサーありちゃんと考える、「自分に合う美容」の見つけ方

 

 今、SNSで情報発信を行う人は芸能人や元有名人、という人も増えている。けれど、ありちゃんのような一般人から発信活動で支持を獲得していった人の方が、親近感を持てたり参考にしやすい、という意見もある。実際、彼女が普段発信するコスメは幅広く、特にプチプラアイテムの隠れ名品など「安くても可愛くなれる」アイテムの発信が特に広くバズっている印象もある。

「実際に美容やコスメに興味を追求するようになってから、美容の真のバリューが自分の中で変容していくのを感じるようになったんです。メイクをすることって外見を表面的に整えるだけではなくて、その行為が自分のエネルギーになって、お守りみたいに内面をコーティングしてくれるような効果があるんだなって。

 高いデパコスを買って、クオリティの高いメイクができることももちろんうれしいんです。でも、心の満足感で言うと、お金をかけないプチプラコスメで、いいものを発見できた時の方がうれしかったりするじゃないですか。だから、プチプラコスメの発信は楽しいですね」

 コスメの数も種類も飽和している今の世の中では、SNSの中でのこういった発信が、いいアイテムとの出会いのきっかけになる。美容に関する資格も保有しており、いまやオタクを通りこえ、メイクとコスメの研究者となりつつある彼女。その原動力は「美容情報で人々を元気にする」こと。コメントも感謝の声が多く、ユーザーの声が届くたびに、発信を続けるモチベーションになるという。