まだまだ終わらない!ショートフィルムの祭典SSFF&アジア2022閉会式に参加してきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.12
『黒田薔薇少女地獄』の絶賛稽古中なんですが、今回は“たが”を外して作っているので“やべぇ”作品にしかならなさそうです。

 いつも「ご期待ください」みたいなこと言ってますが、今回は特に「ご期待ください」。

 では今週も始めましょう。

黒田勇樹

 オンラインでは4/28から、リアルではGWのよみうりランドでの先行開催を始めとし、先日明治神宮会館でフィナーレを迎えた“アジア最大級の国際短編映画祭”SSFF & ASIA 2022の閉会式へ参加してきました。

 名だたる企業がスポンサーに名を連ねていて、正直「映画に、こういう権威的なものって必要なんだろうか…」と、弱小映画人の筆者は懐疑的な気持ちでこのセレモニーに参加したのですが、なんかレーザーの演出とか凄くて「わー、お金持ちがいっぱい集まってるんだろうなぁ」みたいな気持ちで楽しんでいたら……。

 出てくる協賛企業の偉い人たちが、おしなべて“映画に詳しい”!

 なんか、田舎の町内会のおじさんが「わー、テレビで見たことある人だー」みたいな感じでコメントしに来るイメージだったんですが、さすが一流企業の経営者さんたち。

 映画をコンテンツとしてもビジネスとしても、しっかりと見据えてお金まで出してくれてる!

 穿った目で見てごめんなさい!今後ともよろしくお願いします!!

その究極が講談社さんと共同で発表された映像クリエイター支援プロジェクト「シネマクリエイターズラボ」1000万くれるってよ!

すかさず「俺の名前が乗ってたら面白いと思うんで裏口で入選させてくれませんか!?」と聞いたんですが、相手にされなかったので、頑張って正面玄関を叩きに行こうと思います。

ショートフィルムというと、ニアリー自主映画というか“小規模なコンテンツ”と思われがちですが、漱石か賢治が言っていました。

「手紙は短い方が難しい」

 映画も、そうなんです。特に、15秒か30秒が当たり前だったTVCMから、ネット動画の5秒CMが、席巻している現代“省略”の技術と美学は重要視されているので、ショートフィルムは、そのスキルをプロモーションする最高の手段。

 式中に上映された、『ウォルター』と『階段』も非常に面白く“これぞショートショート”と実感することが出来ました。

 オンライン会場ではまだまだ、様々な作品が観れるので、是非、皆様、ご参加を!

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