絶品北京ダック、フカヒレに舌鼓!歌舞伎町に隠れ家中華「中国菜 ジーティエン」オープン

焼き上がったばかりの北京ダックは皮がパリッとしてつややか

 メインの「北京ダック 自家製甜麺醤」は、焼き上がったばかりの北京ダックを切り分け、まずパリパリの皮を、続いて胸肉ともも肉を長ねぎときゅうりと共にカオヤーピンで巻いて提供。グラニュー糖をかけた北京ダックの皮は香ばしく、カオヤーピンはジューシーな鴨肉の脂と甘辛い甜麺醤がぴったり。同店では中華料理と日本酒のペアリングも提案しており、北京ダックに合わせた奈良県の「風の森」は水の代わりに清酒で仕込んだ貴醸酒。とろっとした甘みが甜麺醤とよく合い、冷酒と少しあたためたお酒の違いも楽しませてくれた。

 〆の「フカヒレ煮込み」は、宮城県気仙沼産のヨシキリザメの尾びれを、丁寧に仕事して白湯スープで煮込んでいる。繊維が太めのフカヒレのぷりぷりした食感が、濃厚な白湯スープの旨みと相まった贅沢な味わいに大満足。通常のコースでは、フカヒレを食べ終わった後に焼いた香港麺を絡めてくれるそうで、確かに一滴も残したくほどおいしいスープであった。

 メニューはドリンク飲み放題付きで1万1000円(税込、完全予約制)のコース料理1種、21時以降はアラカルトメニューにも対応している。歌舞伎町の隠れ家中華レストラン「中国菜 ジーティエン」は30日、17時オープン。