東京ガールズコレクション、鯖江、LDH JAPANで「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」

左から、株式会社 W TOKYOの青木充 取締役、 吉野北人(THE RAMPAGE)、 鯖江市の佐々木勝久市長、小森隼(GENERATIONS)、 株式会社 LDH JAPANのEXILE HIRO代表取締役会長 ©「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」キックオフ発表会

 東京ガールズコレクションの株式会社 W TOKYOと、福井県鯖江市、そしてLDH JAPANが連携し「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」をスタートする。そのキックオフイベントが2日、鯖江市で行われ、鯖江市の佐々木勝久市長、LDH JAPANのEXILE HIRO 代表取締役会長、そして株式会社 W TOKYOの青木充取締役が記者発表に登壇した。

「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」は、2020年にスタートした株式会社 W TOKYOと、鯖江市、福井県眼鏡協会、国連の友 Asia-Pacificの4者が連携する地方創生とSDGs推進の取り組みに、新たにLDH JAPANが参加し、エンターテイメントなどの要素を加えて、さらにその取り組みを進めるもの。市民が心も体も健康に過ごしていけるように、「健康」「経済」「希望」の三側面を活性・ 推進することで、すべての市民が「いきがい・やりがい・暮らしがい」のある「幸福寿命」の長く続けられるまちづ くり、そして「幸福社会」の実現を目指す。

 佐々木市長は、「TGC 2009 S/S」に出展したことが「めがねのまちさばえ」の認知度向上につながり、眼鏡産業の活性化やニューヨーク国連本部での発信などSDGs の推進でも大きな効果を上げると、「今後の展開にワクワク感を抑えられないような気持ち」だとし、「チーム鯖江で、市民、特に子どもたちに夢と希望を与えるまちづくりを推進していきたい」と意気込む。また、来年3月に北陸新幹線が敦賀まで開業すること、2025年の大阪・関西万博は鯖江市にとっても大きなチャンスで、市制70周年の節目の年を迎えることにも触れ、「このプロジェクトの取り組みが『鯖江モデル』として、全国に横展開するようなものになるよう取り組んでまいります」と、話した。

 

©「めがねのまちさばえ応援プロジェクト」キックオフ発表会

 EXILE HIROは、「LDH JAPANはエンタテインメントの力を信じ、自分たちが得意な領域で、少しでも世の中の役に立てればという思いで活動を続けている」としたうえで、昨年スタートしたW TOKYOとLDH JAPANがパートナーシップに触れ、「和歌山市、静岡市、一関市、そして新たに鯖江市と共にエンタテインメントだからこそできる社会貢献としてSDGsを推進していきたいと思います。鯖江市の子どもたちをはじめ、多くの皆さんに喜んでいただけるように取り組んでいきたい」と語った。

 青木取締役は、新たに加わったLDH JAPANに感謝の言葉を述べたうえで「エンタテインメントを通じた地域社会への貢献、 SDGsの推進を更に加速させていければ」と話した。

 フォトセッションには、「鯖江高校アオハル思い出づくり事業」で福井県立鯖江高等学校卒業式にサプライズ出演した、GENERATIONSの小森隼とTHE RAMPAGEの吉野北人も参加した。

 鯖江市は、SDGs未来都市・SDGs モデル事業に選出されている。