榊原CEOが朝倉未来vs平本蓮実現の可能性に含み。「クレベル渋滞」の行方は? 混沌のフェザー級戦線【RIZIN】

敗れはしたが大きな成長っぷりを見せた平本蓮

朝倉vs平本については「未来次第」と榊原氏

 RIZINの榊原信行CEOは大会後の総括で、金原のアピールについては「ケラモフに早速その思いを伝える。タイミングがいつになるかは分からないがその方向で調整に入りたい」と前向きな姿勢を見せた。フェザー級戦線については「ダブルメインの4人、王者クレベルと挑戦者・鈴木千裕の試合結果にもよるが、ケラモフ、金原、萩原京平、海外の未知の強豪もいる。総合的に考えて次の展開を進めたい」と語った。朝倉の王座挑戦については「それもありだと思うが、いずれにしても6・24の結果を踏まえてのことになる。タイトル戦は多分、年末くらいになりと思う。。それまでに6月、7月、9月と大会を予定しているので、その中での展開にもよるかなと思う」との見解を示した。

 朝倉vs平本については「未来次第じゃないか。未来が斎藤とスプリットの判定負けではあるが、十分、彼の成長を見て取って“今のタイミングでチャレンジしたいなら受けるよ”と言うならそれもありだと思う。どこのタイミングというのは難しい。見てみたいと思わせるカードであるのは変わらない。これに勝ったから組む、負けたから組まないんというわけではない。未来の意見や考えを聞いて、それ次第かなと思う」と語り、朝倉の「社長とお金の交渉をします」という言葉には「世の中の全てはお金で動いていますから、当然そういうことになる。未来としては、やるにしてもそういうところで割り切るというか“経済効果が起きるんだったら”という言わんとするところは分かる。だからそこも含めて、今日は答えは明確に出ない。今後の大会でどんなドラマを進めていくかを考えていきたい」などと実現には含みを持たせた。

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