「東京プリンセスカップ」7・15両国で開幕。プリプリ王者・瑞希「優勝して、中島翔子さんを挑戦者に指名したい」【東京女子プロレス】

瑞希から指名された中島(右)と対戦する鈴芽(中)。辰巳(左)は欠席のらくと対戦

 会見終了後、個別取材に応じた瑞希は「チャンピオンじゃなくても優勝狙ってます。(過去の優勝経験は)トーナメントに対しても、自分のプロレス人生に対しても生きると思います。初戦からとんでもない相手が来たなと。ここを超えていかないといけない。(山下には)トーナメントでは勝ってるんですけど、タイトルマッチでこの前(2022年1月4日、後楽園)負けてるんで、その悔しい気持ちとかはずっと残り続けてるので。負けたまま終わりたくない」とキッパリ。“指名したい選手”については、「中島翔子さんと戦いたい。優勝したら、翔子さんと戦うのが目標」と実力者・中島の名を挙げた。さらに「(7・8)大田区で(辰巳)リカさんに挑戦した、愛野ユキちゃんの熱さにも触れてみたいし、一人ひとり言ってたらきりがないんですけど。トーナメントに出てない原宿ぽむとも試合してみたいと思うし。私にしか見せられない景色があると思うので、東京女子全員と戦っていきたい。まずはみぃちゃん(山下)を倒して、翔子さんと戦いたい」と意欲を見せた。
 
 王者の瑞希から指名された格好の中島は8番を引き、昨年ベスト4に進出した鈴芽と16日に激突する。中島は「今年の夏、プロレスラー歴10周年を迎えます。あまり記念日とか大事にしないタイプなんですけど、私にとって、プロレスというものはとっても大切で。10年という、この数字は大事にしたいと思ってます。だからどうしても結果が欲しい。とにかく自分のために勝ちたいと思うし、初戦は鈴芽ということで、ただの後輩じゃないってことは重々分かってます。近年、脅威になってくる相手だなって分かっております。だからこそ、後輩に負けるわけにはいかないんです。皆さん刮目してください」と目をギラつかせた。