おにぎり行列店直伝の味!西小山「一汁おにぎり 一粒万福」強みは “和のエッセンス”

株式会社一粒万福代表の早川由華さん(右)、メニュー開発とSNS担当の河尻彩江さん

「たとえば『きつね』という具材は、油揚げとしいたけと小松菜を煮詰めたものです。稲荷神社のきつねは五穀豊穣の守り神の遣いなのですが、日本のことを盛り上げたいという私の思いとも一致しています。店名の『一粒万福』も、一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味の “一粒万倍日” から取っていて、私たちが届ける一粒からたくさんの人に福が広がってほしいという思いを込めました」と早川さん。

 おすすめの具材は「さけの親子」「お月見そぼろ」「和風えびマヨ」やオリジナル具材の「きつね」、担々麺の肉味噌をイメージした「たんたん」など。好きなおにぎり2~3個にしじみ汁とお新香が付いた「一汁おにぎりセット」は、具材たっぷりのおにぎりだけで “一汁三菜” が感じられる同店イチオシのセットメニュー。具材同士を掛け合わせる「具材の2種盛り」、トッピングを大盛りにする「具材のなだれ」、ごはんの量を調整できる「ごはん大きめ・小さめ」など無限にカスタマイズできるという。

 現在のブームについても、早川さんは「おにぎり屋さんを始めようと考えた時点ではブームでも何でもなかったのですが、今年に入ってからカウンターを挟んでお客さんの目の前で握る業態が流行り始めました。飲食業界全体で日常食を贅沢品として取り扱う流れがあって、今までの “日常食として家でお母さんが握る” というおにぎりから、外食で “家では作れないちょっと贅沢なおにぎりを食べる“ というブームが根付き始めているんじゃないかと思います」と冷静に分析している。

 今後の店舗展開や海外進出も視野に入れているという「一粒万福」。同店のおにぎり同様、その夢は大きくふっくらとふくらんでいる。