市川中車、歌舞伎町で初日前の息子・團子に「もう歩いたの?」自身は「60が歩く感じではない」
「猫の怪」に扮し「誰だか分からないので名前出して」と訴える市川中車
中車は十二単をまとっての宙乗りに「これだけの衣装を身につけていることもあり、自分の意識は遥か彼方に飛んでいっていて、自分ではない何かとしてやっている感覚がする。もう無我夢中。本当に無我夢中で宙乗りが終わっているという感じ」と吐露し「聞くところによると宙乗りの高さが12mある。歌舞伎座の8mよりも高いのでかなり安心(笑)。演じている最中は役そのものになっているので衣装の重さは感じないが、本当にいろいろな力を借りて何とかやらければという気持ち」と本音を明かす。
團子は13役の早変わりについて「初めて劇場で踊らせてもらって、お客様との距離が近い劇場だなと感じた。早変わりというのは姿はもちろん変わるんですけど、それよりも大事なのは役の雰囲気が変わること。近くで見ていただけると、ちょっとした目線の動きも見えると思うので、よりその役の雰囲気が伝わりやすいのかな」といい、稽古の合間に「早速この街でとんかつを食べた。おいしかったです(笑)」と笑顔に。
思わず中車が「もう歩いたの?」と問いかけ「僕は外に出ない。言うてももう60で、60が歩く感じではない(笑)。若者の街だから」と驚いた。

