全勝同士の世紀の一戦は井上尚弥が中谷潤人の左目を破壊しての判定勝ち

中谷の左フックを紙一重でかわす井上(写真:AP/アフロ)

 プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)に元WBC・IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)が挑戦する世紀のビッグマッチ「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs 中谷潤人」が5月2日、東京・東京ドームで開催された。

 32戦32勝(27KO)の井上と32戦32勝(24KO)の中谷という無敗同士の対戦は息の詰まるような紙一重の攻防を展開したうえで、井上が3-0の判定勝ちを収めた。

 井上は2023年12月にマーロン・タパレスを破り、WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパー・バンタム級の四団体の王座を統一。2024年5月にはルイス・ネリ、9月にTJドヘニ、2025年1月にキム イェジュン、5月にはラモン・カルデナス、9月にムロジョン・アフマダリエフ、12月にはサウジアラビアのリヤド・シーズンでアラン・ピカソを破り6度の防衛に成功。今回が7度目の防衛戦だった。

 中谷は昨年9月にWBCとIBF世界バンタム級王座を返上。12月にはサウジアラビアのリヤド・シーズンでスーパーバンタム級に階級を上げ、20戦20勝(18KO)の強豪セバスチャン・ヘルナンデスと対戦し判定勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの構えの井上とサウスポーの中谷。互いにジャブで牽制。井上が右ボディーストレート。井上が踏み込んで右ボディーストレート。中谷は右ジャブを突く。井上のステップインからの右フックに中谷が左のカウンターを合わせにいく。井上は左ボディーストレート。中谷が右フックを合わせる。

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