プロスノーボーダー岩渕麗楽「失敗は、次に進むための大切なヒント」avex classで中学生にエール
プロスノーボーダーの岩渕麗楽が7月10日、東京都墨田区立墨田中学校で開催された「avex class」に講師として初登壇し、中学1~3年生約430名の生徒に向けてキャリア教育の授業を行った。
「avex class」は、エイベックス株式会社がサステナビリティ活動の一環として行っているキャリア教育プログラム。アーティスト・タレント・クリエイター・アスリートが全国の教育機関を訪問し、自身の体験談を通じて子どもたちに「才能や夢を信じる力」の大切さを伝えている。
今回、「講演を通して、まず一歩を踏み出し、失敗を次の学びへと前向きに捉え、常に自分と向き合いながら自ら考え行動を重ね、夢に向かって道を切り拓く力を育てる一助としたい」という同校の想いから、数々の挫折を経験しながらもトップアスリートとして活躍し続ける岩渕による授業が実現した。
講師を務めた岩渕は、スノーボードに初めて触れた4歳ごろを「吹雪の中で滑るのは大変だったが、一人で滑れるようになってからはただ楽しかった」と振り返った。さらに、中学1年生でプロに転向した当時を「学校終わりに練習時間を見つけて両立に苦労した。当時はプロとしてどこまで輝けるか想像できず不安しかなかった」と明かし、一方で「学校の勉強でも学年10位以内を目指していた」と中学生らしい一面も話した。
この日のテーマは「挑戦と失敗」。これまでで一番大きな失敗について問われると、「北京オリンピックのビッグエア決勝で、最後に挑戦した最高難度の技で着地に失敗し、メダルを逃してしまったこと」と回答。「直前に手を骨折してしまい、不安とプレッシャーに押しつぶされそうだったが、このままやるしかないと自分を鼓舞して挑んだ。成功体験も大事だが、失敗から得られるものの方が大きい。まずは挑戦を重ねることが大事」と熱く伝えた。
質疑応答で「人に失敗した姿を見られたらどう思うか」と問われると、「どう思われるかということよりも、なんで失敗したかを考え、次に向けて自分を高めている」と回答。「最終的な目標は?」という質問には、「振り返ってみると、やはりオリンピックでメダルをとることが最終目標」と話し、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
最後は、「失敗は恥ずかしいことではなく、次に進むための大切なヒント。周りの目を気にしすぎず、自分のやりたいことに向かって小さくても一歩を踏み出してみて」とメッセージを送り、一歩踏み出してみる勇気を届けて授業を締めくくった。




