児玉兼慎が大岩龍矢との激闘制し悲願のKrush王座を獲得。「24年くらいしか生きてないけど間違いなく今が一番幸せ。やってやったぜ!」【Krush】

児玉の右ストレート

「Krush.193」(10月31日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で挑戦者の児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が王者・大岩龍矢(team VASILEUS)を破り悲願のKrush王座獲得を成し遂げた。大岩は2度目の防衛に失敗した。

 大岩は2024年7月に伊藤健人を破り、悲願のKrush王座を獲得。自身のアピールで実現したKrush名古屋大会ではトーマス・アギーレに延長の末、判定負けを喫するが、昨年7月のK-1で西本竜也、11月には元Krushスーパー・ライト級王者で「K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント」で第3位の実績を誇る篠原悠人を相手に初防衛を果たし、K-1王座への挑戦をアピールした。しかし今年5月には「K-1 REVENGE」では永澤サムエル聖光に判定負けを喫し、今回はそこからの再起戦。永澤はKrush王者を破った実績を引っ提げ、9月の代々木大会でK-1王座に挑戦し、逆転のKO勝ちで王座を獲得しただけに、大岩にとっては痛恨の1敗だった。

 児玉はKrushを主戦場に戦い、これまで瓦田脩二、伊藤健人といった元王者を相手に2連勝するなどトップ戦線で活躍するも、昨年2月に行われたライト級ワンデートーナメントでは1回戦負けを喫するなど、ここ一番でチャンスをものにできず。昨年4月にはライト級のホープ、上野空大にKO勝ち、9月には試合3日前に網膜剥離が発覚しながらも、タイトル前哨戦となる一戦を左目のほぼ見えない状態で戦い、元KNOCK OUT王者の大谷翔司にフルマークの判定勝利を収めた。自身のケガの回復状況もあり、なかなか王者・大岩への挑戦が実現しない中、今年5月にはRIZINに初参戦。初挑戦となるMMAルールでジョリーと対戦するも1Rで1本負けを喫した。

1 2 3 4>>>