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人間は、愚かでワガママで美しい『パスト ライブス/再会』は、究極の恋愛映画だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.03.06 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 僕が司会とかいろいろやってる、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.∞
「四谷三丁目diary〜オフレコなしの無修正コメンタリー2024〜」がいよいよ今週末までとなっております。

 暑くなったり雨ですごく寒くなったりと大変な中、連日たくさんの方々に来ていただいてます。ありがとうございます。

 どうしようかと迷っている、そこの貴方、ぜひお越しください。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平、“ザ戦ロス”もプロマイクタイサーなどBUZZ量産?〈BUZZらないとイヤー! 第70回〉

2024.03.05 Vol.Web Original

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。翔平さんが出演した舞台、ザ戦こと『HiGH&LOW THE 戦国』は1月末の開幕から約1カ月で38公演を上演、2月25日に閉幕しました。上演期間中はもちろん、今もなお、作品そのものはもちろん、劇中のキャラクター、キャストの方々の名前、ザ戦関連ワードはSNSを賑わせています。千秋楽を終えて、ホッとひと息つく間もなく、次に向かって動き出している翔平さんですが、しっかりザ戦ロスしているそうで……

ーー『HiGH&LOW THE 戦国』が千秋楽を迎えてから1週間が経ちました。ザ戦ロスなファンの方、キャストの方も見られますが、翔平さんはいかがですか?

千秋楽を終えた次の日からリハや撮影があったりして1週間ぐらいずっと予定が詰まっていたので、ロスってる余裕もないかと思えば、ちゃんとロスってました。作品に対してもそうかもしれないですけど、カンパニーのみなさんとめっちゃ仲良くなっちゃって家族みたいになっちゃったから、宝塚さんを始め、それぞれが各方面に帰って、いろんな活動に戻ってる感じを見てると寂しさを感じます。

今日ようやくひと息つけた感じだったんですけど、「本当に終わったんだな。もうやらないんだ」って思いました。ザ戦の間、毎朝起きると、説明セリフのところを練習したり、発声とか、「あー、あー」ってちゃんと声が出るかチェックするのがルーティンになってたんですけど、今日もそれをしちゃってて。公演はないのになあって。

ーーRIKUさんが演じた玄武の生い立ちを語るところですよね。……白銀の滑舌の良さ、セリフの聴きやすさはSNSで多く語られていたことのひとつでした。

毎日、時間があればやってましたから。

ーー「BUZZらないとイヤー!」の取材中もそうでした(笑)。「教えてくれないとイヤー!」で何人かの方からも同様な質問をいただいていたのですが、白銀を演じる上でどんな準備をして臨んだのでしょうか? 以前の取材で、あまり行かないジムに行っていたのは舞台のためって話していましたよね。

自分の場合は、ウエイトとかじゃなくて、38公演をやりきれる体のバランスを整えていました。見た目をどうするっていうのではなく、内側を固めるトレーニングです。動ける筋肉をつけること、猫背だったりストレートネックだったり、体のバランスが悪いから痛みが出ていた部分があったんで、それを直すトレーニングをしたら動きもよくなるんじゃないかなと考えて。その結果、やり終えて体にきたのは疲労だけだったし効果はあったのかなって。ツアーとかにも生かせそうだなと思っています。

ーー見た目というか、「布が少なすぎる衣装」から見えるバキバキな腹筋は初日から注目されていたようですけれども(笑)。

俺はその方面のトレーニングはいらない人なんだと思います。最後の方には体脂肪が5%ぐらいまで落ちちゃって、写真集を撮影する前かってぐらいの体になってました(笑)。ただそのせいでTHE RAMPAGEでのリハや撮影が大変だったんです。体はいいけど体脂肪がないから燃やすものがなさすぎて、樹と2人で「なんかキツくね? 38公演動いてたのに」って。疲労が取れていないというのもあったんですけど。とりあえず8~9%ぐらいまで戻さないとって、ここのところ毎日飲んでいます。

ーー飲んで戻すんですね……。

解党的出直しで、国民の信を問え!【長島昭久のリアリズム】

2024.03.05 Vol.web original

 

 先ず、「政策」以前の問題として、今回の「政治とカネ」事件について、自民党国会議員として率直にお詫びせねばなりません。もちろん、私自身は、政治活動に係る全ての収支は報告・公開しております。しかし、自分は潔白だと叫ぶだけでは済まされないほど事態は深刻です。政治への信頼回復、とりわけ自民党政治に対する国民の皆さまの不信感の払拭に全力を挙げねばなりません。

「政治資金規正法」を改正し、透明性を確保せよ!

 緊急に改革すべきポイントは、以下の3つだと考えます。

 第一に派閥によるパーティを禁止すると共に、収支報告に関し会計責任者と国会議員との間に原則として「連座制」を適用するよう政治資金規正法を改正すること、第二に不透明で恣意的な運用が常態化している政党の「政策活動費」を抜本的に見直すこと、第三に旧文通費の使途を透明化すること、などです。

 現行の政治資金規正法では、議員側からの積極的な働きかけが認定できない限り処罰されるのは会計責任者のみということになってしまいますが、これを原則「連座制」にして、会計責任者による独断専行が立証されない限り議員も処罰の対象となるよう法改正するものです。

これにより、収支報告書不記載に対する抑止が高まると考えます。政治とカネをめぐっては、法律以前に、私自身も含め政治家が厳しく自らを律する姿勢が求められると考えます。

外交安全保障政策の推進を総理に迫る!

2/5予算委員会で質疑登壇(概要)

○長島 我が国の安全保障政策はようやく国際標準に達しつつある、そのことが、アメリカを始め、同盟国あるいは同志国の期待値を高める結果になっている、このように考えています。

 ただし、残念ながら、停滞している分野もございます。大きく三つです。一つは、セキュリティークリアランス制度の導入。もう一点は、防衛装備品の海外移転をめぐる規制緩和。そしてさらには、三点目、能動的サイバー防御、アクティブサイバーディフェンスを実施するための法整備と体制の整備。中でもあとの二つは決定的に遅れています。

■次期戦闘機

○長島 次期戦闘機をアメリカでも自主開発でもない英国、イタリアと共同開発することを選択した。戦闘機を開発できるか否かはまさしく我が国の国益の根幹にかかわる問題です。製品はスケールメリットを念頭に置いて英伊両国は調達価格を低減するために完成品の輸出が必要だと考えている。完成品の第三国移転について、その必要性は。

固定概念の破壊と構築は、赤ちゃんから学べるの巻!【徳井健太の菩薩目線 第198回】

2024.02.29 Vol.Web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第198回目は、赤ちゃんを育てることについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 赤ちゃんと接していると、大人になってからでは気が付かないような発見を目の当たりにする。もう、その時点で「生まれてきてくれてありがとう」なんだよね。育児は発見の連続で、僕らを成長させてくれる存在だ。

 僕たち大人は、当たり前のようにコップで水を飲むことができる。だけど、赤ちゃんはそうはいかない。下唇にコップの縁を上手にあてて飲むことができないから、僕の赤ちゃんはダラダラと水をこぼしてしまう。ストローは、赤ちゃんにとって欠かすことができないアイテムで、僕らはストローのありがたみを毎日のように感じている。

 どういうわけか赤ちゃんは、グラスよりもペットボトルで飲みたがる。おそらく、僕たちが毎日のようにペットボトルで飲んでいるから、赤ちゃんにとっては「あこがれ」なのかもしれない。「グラスに注いで何かを飲むこと」と「ペットボトルで何かを飲むこと」を比べたとき、今では後者の方がより日常的な光景だ。自分たちの行いが、明らかに赤ちゃんに影響を与えているのだと、ひしひしと感じる。

 僕を見て、赤ちゃんは「ペットボトルで飲みたい」といった意思をぶつけてくる。感じ取った僕は、ペットボトルにストローを差し、「はい、どうぞ」と手渡す。

 きっとここに何かを入れたら、すべてが美味しくなってうまくいくと思い込んでいる赤ちゃんは、ペットボトルを魔法の瓶か何かだと思っているのだろう。ときには、フライドポテトを沈めて、まるで金魚を眺めるようにキャッキャと喜んでいる。勢いよくストローを吸ったところで、フライドポテトは口の中には運ばれないから、不思議そうな顔をしてプカプカと水中を漂うフライドポテトをみつめている。

 僕は、「それだと水が美味しくなくなるよ」と教えようとした。次の瞬間、なぜだかその気がなくなった。子ども注意するときや叱るときは、基本的に親の都合が多いという。たとえば、「いつまでもテレビを見ていないで勉強しなさい」とか叱るとき。もしかしたら、子どもはテレビを見た方が気持ちが乗って、勉強がはかどるかもしれないのに。でも、一般的な常識に照らし合わせた結果、「テレビの見すぎはよくない」という一方的な大人の講釈が発射される。

 フライドポテトをペットボトルに入れることなんて、どうでもいいことのような気がした。赤ちゃんにとっては、水の中にカットレモンが入っていようが、フライドポテトが入っていようが、どちらも違和感がないってこと。僕ら大人にとっては雲泥の差だけど、赤ちゃんはそうじゃない。いつか自分で気が付くそのときまで、思う存分、笑っていてほしいなぁ。赤ちゃんは、違和感の少ない世界で生きているんだから。

 僕らにとって違和感とは、目に見えるものがほとんどだと思う。ミネラルウォーターの中にフライドポテトが沈んでいるから違和感を覚えるのであって、一度、取り出してしまえば、その事実を知らない人は何も違和感はない。

 みんなと鍋をしているときだって、平気で食べているじゃないか。友だちの家に行って鍋パーティーをする――。その友だちがどんな水を使って、どれくらい衛生面に気を遣っているかなんて分からない。でも、そんなことは一切気にせず、鍋を囲んで「おいしいね」なんて言いながら盛り上がる。

 とんかつ店が、どれだけきれいな油で肉を揚げているかなんて、厨房の外にいる僕らには分かりっこない。もしかしたら、一年に一度くらいは何かの間違いで、鼻をほじった手で揚げてしまうことだってあるだろう。だけど僕らは、そんなことはまったく考えずに、目の前に運ばれてきたとんかつに食らいつく。

 結局それって、我が家の赤ちゃんがペットボトルにフライドポテトを入れて満足げに眺めていることと、変わらないんじゃないかなって思うんです。赤ちゃんは目に見えていても、そのことを違和感だと思っていない。僕らは、勝手に「そうであるべき」と考えすぎて、変になりすぎている。

 固定概念がないほうが、自由で楽しいに決まっているんだよね。赤ちゃんから教わることって、本当にたくさんある。育てているのは、自分なのかもしれないって、いつも思わされている。

スピンオフと思うなかれ!国民的アニメ「ワンピース」の前日譚でもある『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』をネットで観てみた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.02.28 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.∞
「四谷三丁目diary〜オフレコなしの無修正コメンタリー2024〜」が27日から始まりました。 

 いろいろなことがあった、ここ数年について振り返ると同時に、次に向けての話もさせてもらってます。ぜひお越しください。

 では今週も始めましょう。

大阪の旅〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第68回〉

2024.02.27 Vol.web Original

こんにちは!ゆずです🍋
本日は、Instagramで載せきれなかった大阪旅行の写真をバンバン載せていきたいと思います〜〜!!🐙
大阪ってライブとかお仕事で来る機会が多くて、中々プライベートで行くっていうのは無くてですね。
初めて友達と2人で2泊3日大阪旅しました!!

何気初めて道頓堀行きました笑笑笑
生グリコ湧いたぁあぁあぁあぁああああああ!!!!!

大阪発見①
東京には絶対無いってほど、アメリカ村には歩くところほとんどがずらーーーっとたこ焼き屋さんなんだね笑(語彙力)
関東でいう、横浜中華街に小籠包のお店がそこら中にあるみたいな感じかな?笑
めちゃくちゃ新鮮で面白かった😂
仲良しのメイクさんが「わなか」っていうお店のたこ焼きがオススメと教えてくれたので😊
たこ焼きめちゃくちゃ美味しかったです🥰🥰

大阪発見②

看板がでっかい笑笑笑
色々感動しました😂
こ、こ、こんなでかいんか!!
って終始友達と圧倒されてました笑笑

大阪発見③
射的のお店が多い!?
わぁ〜〜!!射的屋さんだ〜!
ってワクワクして入ったんだけど、終わったあと、周辺を歩いていたら、「あれ?また射的屋さんあれ??まただ」っていう現象が起きてました笑
大阪に射的屋さんが多いのはびっくりしました!
射的好きには嬉しい😊
ちなみに友達、私のアクスタ持ち歩いてました爆笑

2日目は2年ぶり?くらいにユニバ行ったよ〜〜!!🌎

現代劇と時代劇のハイブリッド!『身代わり忠臣蔵』は、予想を超えた凄い映画だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.02.21 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 まだ2月なのに、急に暖かくなってます。先ほどタンクトップで歩いている方を見かけましたが、さすがにそれはどうなんだろうと思う今日このごろです。

 ずっと告知させていただいている三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.∞「四谷三丁目diary~オフレコなしの無修正コメンタリー2024~」の開幕が近づいてきました。ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平に2024年も聞いてみた! #教えてくれないとイヤー PERSONAL編〈BUZZらないとイヤー! 第69回〉

2024.02.20 Vol.Web Original

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。

 前回から読者のみなさんからいただいた質問に翔平さんができるだけ答える「教えてくれないとイヤー!」企画をお届けしています。今回は読めば浦川翔平をアップデートできる〈PERSONAL 編〉。昨年に引き続き、同じ質問や似た質問は勝手ながらまとめさせていただき、質問の文言も整えさせていただいておりますので、ご了承くださいませ! 前回と合わせて、どどんと111問! 1月公開分からチョコチョコと質問を挟み込んでいるので実際はそれ以上。気合を入れて、お楽しみくださいませ!

* * * * *

 

Q40) この1年ほどで、一番うれしかったことは何ですか?

 前に話したことと重なってしまいますけど、舞台の稽古(『HIGH&LOW THE 戦国』)でノリさん(演出の平沼紀久)にほめられたことです。演技の経験が浅いから、なかなか周りに溶け込んだ演技ができないでいたんですが、稽古場での通し稽古をした時に、俺がいないところで「翔平、良かったな」ってほめてくれてたって聞いてうれしかったです。

Q41)この1年ほどで、一番怒ったこと、もしくはイライラしたことは何ですか?

 最近ぐっすり眠りたいのにトイレに行きたくなって朝5時ぐらいに目覚めてしまうこと。あと2時間ぐらい寝れたのにって時はイライラします……自分の体の機能が変わってしまった。

Q42)この1年ほどで、一番悲しかったことは何ですか?

うーーん、思考停止。思い当たることがないかも。パス!

Q43)この1年ほどで、一番楽しかったことは何ですか?

これはいっぱいありますけど、近いところでは『RUN!RUN!RAMPAGE!! X』のイベント。コスプレリレーとボルダリング、楽しくて死ぬほど笑いました。それと『GENE高』(ABEMA)。見ていただいた人もいるかもしれませんが、片寄涼太さんとのパイ投げ対決ですね。先輩の顔にパイを投げつけることなんてそうそうないです。イス取りゲームも楽しかったなあ。ただ、キュンセリフとかはキャラじゃないから……あれはワルいですよ!

Q44)この1年ほどで、一番笑ったことはなんですか。

 RAG POUNDのSHOOT(Soulja Twiggz “SHOOT”)! 『HIGH&LOW THE 戦国』で一緒なんですけど、ちょっとつつくと100倍返しぐらいしてくるんです。舞台の裏でずっと二人でおもしろバトルしてます。

 SHOOTは世界チャンピオンにもなっていてダンス界ではリスペクトされる存在で、あまりいじられることがないらしいんです。今までもずっとそうだったらしいです。俺は、ぶっ飛んでるのになんで誰もいじんねえんだろう、もったいないなあ原石なのにって思ってたんですよ。それでつつきだしたらまんまと光り出しました。あんま俺「めっちゃ、この人ツボ! 」っていう人はいないんですけど……出てきましたね。

Q45 )この1年ほどで、一番驚いたことはなんですか。

38公演

Q46)この1年ほどで、一番感動したことはなんですか。

大吉! 大みそかにTHE RAMPAGE全員で初詣に行ったんですけど、おみくじを引いたら大吉! 5ー6 年ぶりに出ました。大吉を引いた人がそこそこいて、4人がMA55IVEのメンバーでした。(神谷)健太さんだけ中吉とかだったのかな。非常に幸先がいいです。

Q47)この1年ほどで、最も幸せだと感じた時はいつですか?

大きな幸せじゃないですけど、仕事を頑張った後にビール飲む時。最近はそれがすごい幸せ。

Q48)最近泣いたのはいつ? その理由は?

『HIGH&LOW THE 戦国』の公演がある日は泣いています。

Q49)ここ1年ほどで、一番頑張ったなと思うことはなんですか?

『HIGH&LOW THE 戦国』の稽古。12月4日から始まって、正月もお腹が痛かった……。

ABEMAさんに育ててもらったといっても過言じゃない僕は、BSよしもとの可能性を誰よりも信じている!の巻!【徳井健太の菩薩目線 第197回】

2024.02.20 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第197回目は、住みます芸人の可能性について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

 僕は、ローリエのような存在でありたい。

 一般家庭でローリエが登場するシーンはほとんどないと思う。でも、プロが料理を作るとき、ローリエはなくてはならない。ローリエは食べられることもなく、最後は捨てられる。だけど、あるとないとではまったく違う。

 どうして、そんなポジションでありたいと思うようになったのかと考えると、ABEMA 競輪・オートレースCH「WINTICKET(ウィンチケット) 」によるところが大きいような気がする。

「WINTICKET」に出演すると、芸人が自分一人ということが珍しくない。共演者はグラビアアイドルをはじめ、違う畑の人ばかり。共同作業で番組を盛り上げていかなければいけないから、僕はとにかくパスを出し、横に展開する癖が養われていったのだと思う。なんてたって8時間くらい収録時間があることも珍しくない。展開しないと場がもたない。

 お笑いが好きだというタレントさんがいれば、がっつり踏み込んで質問してみたり、そんなに関心がないという人であれば、ほどよく引き際のある疑問をぶつけたり。そんなことを繰り返していく中で、話を振った人が引き立ってくれたら、「最終的に自分の存在が薄くなってもいいかな」と思えるローリエに光を見出していた。

 話が横に膨らんだら――。そんな気持ちがあるからなのか、「よしもと住みます芸人」に対しても思うところがある。もっと有効活用できるんじゃないのかなって。前回、山形住みます芸人であるソラシド・本坊さんの話に触れたけど、住みます芸人たちにはドラマがある。

 住みます芸人は、その地域に根ざした土着性という強烈な武器を持っている。その地域に住んでいる人の思いや挑戦をくみ取れるのだから、住みます芸人にしかできないレポートや取材ができるはず。

 たとえば、めちゃくちゃ弱小チームだけど甲子園出場にかける思いだけは、どの高校にも負けない――そんな野球部があったとしたら密着してみる。後継ぎがいなくて困っている農家さんがいるなら、どういう結末を迎えるかわからないけど、その様子を密着してみる。そして、真剣に届ける。地元の人だって、どこの馬か分からない芸人よりも、「え? あなたはここに住んでいる人なの」って距離が縮まるだろう住みます芸人の方が適役だよね。

 振り返れば、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「勉強して東大に入ろうね会」という企画で、高田純次さんが受験生に密着して、合否を見届けたことがあった。おバカな企画ばかりの『元気が出るテレビ!!』では、異例の「涙を誘う名企画」として、今なお人気が根強い。人は、真剣な人に見入ってしまうし、そういう姿を応援したくなる。

『探偵!ナイトスクープ』にしてもそうだよね。小さな疑問や悩みを真剣に解決していく中で、笑いや涙が生まれる。地方の街には、きっとそうした知られるべき「何か」がたくさん眠っていて、その掘り起こしを住みます芸人がやるというのは、ものすごく理に適っていると思うんだけど。

 もしも――。密着の対象者、たとえば学生がその後、大谷翔平のようなスーパースターになったら、どうする? 取材すること自体、難しくなった雲の上の存在。でも、スーパースター自らが、「取材を受けるなら、昔、私を密着してくれた住みます芸人の〇〇さんがいいです。あのときのことを知ってくれているので」なんてこともありえるかもしれない。妄想だけど、ありえなくはない。妄想くらい自由でいいじゃん。

 チームや企業を密着すると、そこに関連する人たちも住みます芸人のファンになってくれる可能性だって高い。よほど嫌われるようなことをしない限り、雪だるま式にファンが増えていく。地域の共感を生むような活動を、住みます芸人たちに密着させ、かかわった人みんなのファンが増えていく。

 そして、それぞれが持ち寄った密着記録を、甲子園のように戦わせる。

 BSよしもとは、『小倉淳の 47 フォーカス』という住みます芸人にフォーカスを当てた番組を持っている。すでに下地があるんだから、BSよしもとでやれないものなんでしょうか。「住みます芸人47 密着甲子園」――。47人が密着した記録を競わせ、その年のグランプリを決める。YouTubeにも配信して、多くの人を巻き込んで、各都道府県の「密着取材」を見てもらう。編集が得意な吉本の若手芸人はたくさんいるだろうから、彼らにも協力してもらって、1年かけて作り上げていけば、住みます芸人にしかできないスペシャルな密着番組ができると思うのに。

 BSよしもとさん、僕に一度、「住みます芸人甲子園」、企画させていただけないでしょうか? 住みます芸人って、もっと爆発を生めるポテンシャルがあると思うんです。

食わず嫌いしていて損した!今更『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の、ここが面白いを分析してみた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.02.14 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週告知させていただいた三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.∞「四谷三丁目diary〜オフレコなしの無修正コメンタリー2024〜」なんですが、上映作品のスケジュールが決まってきました。僕が司会で関わりの深いゲストメンバーと過去に上演した舞台映像をお酒片手に観ながら語り合います。ご興味のある方はぜひ!

 今日はバレンタインデーみたいですね。別に何がというわけではないんですが。

 では今週も始めましょう。

明日はバレンタイン〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第67回〉

2024.02.13 Vol.Web Original

こんにちは!柚葉です🍋
明日はいよいよバレンタインですね〜!!🍫
今このコラムを読んでくれている皆様は、何か作るのかな〜〜??(。´´ิ∀ ´ิ)
私は毎年バレンタインは欠かさずお菓子作ってます!
私の旧趣味はお菓子作りだったのでね笑笑笑
料理は出来ないけど、お菓子は作れるのが小田柚葉です😃

まだチョコが固まっていないにも関わらずラッピングするというO型全開の小田ですが……
去年はこんな感じでした〜〜!!
なんて名前のお菓子を作ったかは全然覚えていませんが、家族に作りました笑
意外とチョコパイが人気だったり…?😉
みんなにとって素敵なバレンタインになりますようにっ!!🍫

続きまして〜〜

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