「顔と名前は一致しないが面白い存在」から今ではすっかり「顔も名前も分かる面白い俳優」となったのが小手伸也。今回、堤真一と橋本良亮が主演を務める舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』に2人と最も多く絡む重要な役どころで出演する。
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レキシ楽曲のミュージカルの東京公演がフィナーレ!「生きていて良かった」
人物や出来事など歴史をテーマにした楽曲で人気を集めるアーティスト、レキシの楽曲で綴ったミュージカル『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』の東京公演が24日、東京・TBS赤坂ACTシアターで千穐楽を迎えた。
ひきこもり歴25年のニートを演じるとともに、土方歳三など複数の役を演じた主演の山本耕史は、「東京千穐楽までやりきることができました! 劇中、ギターも演奏させていただきました!」と、コメント。
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【いまライブで聴くべきバンド】吉祥寺「WARP」編
今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!
今月伺ったのは、吉祥寺にあるライブハウス「WARP」。昔ながらの音楽の街、吉祥寺ですが、今年からサーキットイベントが行われるなど音楽熱はさらに上昇中!インタビューに応じてくれたのは本連載初の女性コンビとなる小泉店長と吉田副店長。女性もハマる吉祥寺のおしゃれ音楽シーンの今を問う。
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「THE ANYMAL 」Suchmos
アシッドジャズを思わせるスムースな楽曲で音楽ファンのハートをつかんだSuchmosだが、それはもう彼らを構成する一部でしかない……と、少しずつ認識し始めていたことを強烈に確信させられる。最新作の『THE ANYMAL』はそんな印象の作品だ。既に発表されている「WATER」しかり、アルバムに先立って配信リリースされた「In The Zoo」しかり、スムースとはいえない。聴きながら、アイデアの始まりや、誰かへのリスペクトだったり、ついつい考えを巡らせてしまう音楽的に豊かさがある。バンドのオフィシャルサイトでは本作の制作風景などを収めたティザー映像が公開されている。発売まではこちらで我慢!?
根本宗子が本多劇場に再登場する M&Oplaysプロデュース『クラッシャー女中』
昨年12月、自ら主宰する月刊「根本宗子」の本公演で師走のなにかとせわしない時期にもかかわらず、本多劇場を連日満員にした根本宗子が中2カ月にして今度はM&Oplaysプロデュース公演で本多劇場に再登場する。
今回は「サークルクラッシャーな女」と「欲望まみれの絶対王子」という2人の濃いキャラクターを中心に展開する悲喜劇。女の欲望と男の欲望が激しくぶつかり合う新作書き下ろしだ。
世界的な画家であり、大富豪の小笠原義一の息子・義則(中村倫也)は、大人気のデザイナーとして、成功を手にしていた。義則は、彼の好みの女性・静香(趣里)を婚約者としてこの屋敷に迎える。彼女はゆみ子(麻生久美子)という女中を伴っていた。この2人の女がこの屋敷に現れたことで、隠された真実が次々とあらわになり、彼女たちの仕組んだ罠が、義則の底知れぬ欲望が、思わぬ事態を招いてゆく――。ある屋敷を舞台に繰り広げられる女と男の対決の物語。
麻生と中村は初共演で根本作品にはともに初出演。舞台、映像作品で強烈な存在感を放つ2人だが、そこは根本も負けてはいない? 3人の個性が融合した時、果たしてどんな作品が出来上がるのか…。
東京公演の後は名古屋、大阪、島根、広島と西日本を行脚する。
【明日何を観る?】『ブラック・クランズマン』
『ブラック・クランズマン』
1970年代半ばのコロラド州スプリングス。初の黒人刑事として採用されたロンは情報収集のため電話で白人至上主義団KKKのメンバー募集に応募。入会面接をすることになったロンは白人刑事フリップと2人で1人を演じながらKKKに潜入捜査する。
【明日何を観る?】『PRINCE OF LEGEND』『ビリーブ 未来への大逆転』
『PRINCE OF LEGEND』
総資産数兆円と言われる朱雀グループの御曹司・朱雀奏は万能で容姿端麗な“セレブ王子”。ある日、父の紹介で下町ヤンキー界のカリスマ“ヤンキー王子”京極尊人と出会い、あることをきっかけに“大切なもの”をかけてバトルすることに。
ドキドキが止まらない! 心くぎ付けエンターテインメント【オススメDVD 5選】
『フィフティ・シェイズ・フリード』
世界中の女性をとりこにする社会現象を巻き起こしたE L ジェイムズのベストセラーを映画化した『フィフティ・シェイズ』シリーズ最終章!
ダコタ・ジョンソンが演じるヒロイン・アナと、ジェイミー・ドーナンが演じる秘密を抱えたイケメンセレブの愛と官能の物語が、ついに究極のクライマックスを迎える。
さまざまな困難を乗り越えついに夫婦として結ばれたアナとクリスチャン。ゴージャスでセレブな新婚生活を満喫する2人。アナもミセス・グレイとしての風格を身に着け、クリスチャンが今まで知ることの無かった安定した生活に慣れ始めたとき…。
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愛、信仰、運命—。この世界を生きる意味。『その先の道に消える』
アパートの一室で発見された、ある“緊縛師”の死体。重要な参考人として名前があがった桐田麻衣子は、捜査を担当している刑事・富樫がひかれていた女性だった。富樫は良心の呵責にさいなまれながらも、他の捜査員の目をそらすために、彼女の指紋を偽装し、捜査対象から外してしまう。
しかし、それがほころびの第1歩となり、富樫は次第に追い詰められていく。そしてついに、同僚の葉山が富樫の前に現れ、富樫に詰め寄った。どこまで知られているのか分からないながらも動揺する富樫。そして、事態は意外な展開を見せ、葉山や麻衣子、そして姿の見えない犯人らがじりじりと交錯していく。その複雑で異様な人間関係を文字通り結んでいるのが、緊縛に使用される“麻縄”。単なる道具というだけではなく、日本人の宗教心や古代からなる日本人の思想にまで及ぶ展開は壮大な広がりを見せる。縄によって分けられた結界は、何を守り、何を破壊してきたのか。
ミステリーでありながら、緊縛という非日常の行為に魅せられた男女の悲しみと破滅へ向かう真実は、誰にとっての救いなのか。登場人物の心の揺れや告白者が綴る闇も含め、文章からあふれ出る言葉のひとつひとつが胸に突き刺さる。中村文学の真骨頂ともいえる作品だ。
【著者】中村文則
【定価】本体1512円(税込)
【発行】朝日新聞出版