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伊藤健太郎の“帰る場所”…「ファンの皆様へ届けたい」と自ら作った芝居の場「涙が止まらなかった」

2022.06.30 Vol.web original

「人って温かいんだな、と思いました」と、自身が企画から携わったショートフィルム『お帰りなさい』について語る伊藤健太郎。一度、つまずきながらも人の温かさに触れ再び前を向く大学生という役どころを通して再確認した、俳優・伊藤健太郎の“帰る場所”とは…。

“ガチ都会派”のマーティ・フリードマン「東京は珍しい都会」東京愛を語る

2022.06.21 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のアワードセレモニーが20日、都内にて開催。豪華映画人が参加する映画プロジェクトの紹介のほか、1000万円を支給する映画製作支援プロジェクトが新たに発表された。

 セレモニーでは、さまざまな映画製作プロジェクトに携わった豪華なスタッフ・キャストが登壇。東京の多彩な魅力をショートフィルムにして発信するプロジェクト「シネマスポーツプロジェクト」作品として製作された『サムライソードフィッシュ』では、キャストの飯島宏騎、川原渓青、マーティ・フリードマンと洞内広樹監督が登壇。主演の飯島は「脚本の段階から、監督からラストの100メートルを飯島くん自身で泳ぎ切ってほしいと言われていました。75メートルくらいのところで全身しびれてきてヤバいなと思いましたけど、もう死んでもいいという気持ちでした」と苦笑しつつ、やり切った表情。本作で映画初出演を果たしたパラ競泳アスリートの川原選手も「自分も3年前に足を切断し、この役が抱える葛藤がすごく分かる。この役は自分にしかできないと思った」と思い入れを語った。東京の魅力を伝えるというテーマに、フリードマンは「僕は東京に17年くらい住んでいるけど、生まれはアメリカで、ずっと都会に住んできた“ガチ都会派”。でも東京は未来的でもありつつ昔の魂を味わえる。珍しい都会だなと思う。飽きさせることがない。僕に合っているんだと思う」と東京愛を語った。

水川あさみ、初監督作の主演に夫・窪田正孝を起用した理由を語る

2022.06.21 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のアワードセレモニーが20日、都内にて行われ、「ミラーライアーフィルムズ」に携わる山田孝之と、同プロジェクトで初監督に挑んだ水川あさみらが登壇。水川が、自身の夫でもある俳優・窪田正孝を主演に迎えたいきさつを明かした。

 短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』を立ち上げた1人、山田孝之は「シーズン4を迎え、今年も個性豊かな作品がそろいました」。そのうちの1本で初めて監督に挑んだ女優・水川あさみは「すごく貴重な経験でした。一番、身近で知っていると思っていた監督という職業について、こんなにも知らないんだと思いました」と振り返りつつ「楽しく、面白くやらせていただきました」と笑顔。

 主人公を演じるのは夫でもある俳優・窪田正孝。水川は「自分の夫に出ていただきました。一番、気を使わずに演出できるかな、と、彼にお願いしたところ、こころよく引き受けてくれました」と明かした。

 山田は「シーズン1から本当にいろいろな方に参加していただいて、ショートフィルムの可能性を表現できたと思います」と語り、司会の望月理恵から「さらに映画人に広がりそうですね」と言われると「広げましょう!」と意欲を見せていた。

『SSFF & ASIA 2022』オンライン会場は6月30日までオープン中。

「オスカー受賞まで応援して」国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2022』米国アカデミー賞推薦となる受賞作決定

2022.06.21 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のアワードセレモニーが20日、都内にて開催。翌年の米国アカデミー賞に推薦される、グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」をはじめとした5作品が決定した。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。今年の開催から、日本では最多となる5作品がアメリカのアカデミー賞に推薦可能となった。

 冒頭、映画祭代表の別所哲也は、24回目の開催に「改めて、世界中のフイルムメーカーにありがとうと伝えたい」と挨拶。共催・東京都の小池百合子都知事も「東京都はより進化した都市を目指すべく、持続可能な取り組みに挑戦しています。そのために必要なことは多様性。映画は人の心をつなげる力があります」と映画の力に期待を寄せた。

 今年からアカデミー賞推薦枠が5枠に拡大し、ますます注目が集まる「オフィシャルコンペティションsupported by Sony」。そのうち、インターナショナル部門優秀賞には、レバノンを舞台にした、ダニア・ブデール監督の『天空の孤高』が輝いた。審査員を務めた奈良橋陽子は「多くの素晴らしい作品の中でも光っていた作品。どん底から天に上るような夢を与えてくれた」、玄理は「決を採るとき、すぐに優秀賞が決まってしまった。1本の長編映画を見たような感覚になりました」と高く評価した。

 アジア インターナショナル部門優秀賞には、バングラディシュのヌハシュ・フマユン監督によるホラー『モシャリ』が輝いた。審査員を務めた樋口真嗣監督も「おそらくこの才能がハリウッドに一本釣りされるだろうという嫉妬に満ちた驚きとともに、我々が先に見つけたんだと言いたくて(笑)」と授賞理由を語り笑いをさそった。

 ジャパン部門優秀賞を受賞したのは、吉田真也監督の『THE LIMIT タクシーの女』。登壇した吉田監督は「映像を志したときからあこがれていた賞です」と感激。審査員を務めた奥田瑛二は「僕の中で圧倒的でした」と絶賛し、ハッサン・ファジリ監督は「日本人監督たちはこれまでも映画の歴史の中で大きな影響を持ってきた。このような若い監督たちにもそうなってほしい」と期待。

“映画”に進化する企業の映像広告 映画監督・藤井道人「一本背負いされた気分」ゆりやんも「見た後、買ってしまいました」

2022.06.15 Vol.web original

 

 企業などのブランディングを目的としたショートフィルムの祭典『BRANDED SHORTS 2022』が14日、都内にて開催。審査員を務めたタイタンの太田光代社⻑や映画監督の藤井道人、お笑い芸人ゆりやんレトリィバァらが登壇し、CMとは異なる“ブランデッドムービー”の魅力を語り合った。

 現在、開催中の国際短編祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2022』の一部門として2016年からスタート。ブランデッドムービー(企業や広告会社がブランディングを目的に制作したショートフィルム)を表彰する。

 今年は、世界中から集まった687作品(インターナショナル部門 564作品、ナショナル部門 123作品)から、インターナショナル部門15作品、ナショナル部門9作品の計24作品がノミネート。BRANDED SHORTS of the Year インターナショナル部門に『A LOCKDOWN LOVE STORY』(クライアント・HEINEKEN 監督・柳沢翔)が、ナショナル部門に『AIM』(クライアント・NETGEAR Japan 監督・GAZEBO)が輝いた。

 第二部の審査員によるトークでは、審査員を務めた木村健太郎(博報堂 執行役員/博報堂ケトル エグゼクティブ クリエイティブディレクター)、太田光代(株式会社タイタン 代表取締役社長)、長田麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント マーケティング戦略事業部ソリューション 戦略部リーダー/SHIBUYA109 lab.所長)、たちばな やすひと(ドラマプロデューサー)、藤井道人(映画監督・脚本)、ゆりやんレトリィバァ(コメディアン)が登壇。

 審査委員長を務めた木村氏は「最初はインターナショナル、ナショナルの両部門とも見事に意見が分かれたが、これは多様な見せ方があるということで、とてもいいこと」と振り返った。

 インターナショナル部門BRANDED SHORTS of the Year受賞作『A LOCKDOWN LOVE STORY』について、ゆりやんはネタを交えつつ「最後のオチで自然と“オーマイガー!”と口から出てしまうくらい面白かった」、太田氏も「ポップな描き方をしていて、こういう状況で、最後に前を向こうという明るいメッセージが良かった」、藤井監督は「映画監督として悔しくなるかという視点で審査しました」と映画的な魅力も評価。

 ナショナル部門受賞の『AIM』は、ゲームに明け暮れる引きこもりの娘と案じる父を描いた、約21分の長尺作品。木村氏が「“ブランデッド”というより“プレゼンテッド”なのではという議論もあったが、Wi-Fiルーターのメーカーが、プロゲーマーが生きやすい世界をプレゼンする作品となっている」と評価すると、長田氏も「製品や企業ブランドのメッセージを伝えるというより、関係する分野の理想を描くことで、いい企業だなと感じられる作品」。1人、最終票を投じなかったというたちばな氏も「脚本も構成も見事でした」、藤井監督も「思いっきり一本背負いされた気持ち。映画としてのインパクトもずば抜けていて嫉妬しました」と感嘆。約21分と、他作品より長尺の作品である点についても意見が分かれたといい、ゆりやんは「私も、3分の持ち時間で4分のネタをやってズルいと言われたことがあります」と会場を笑わせた。

あの黒木瞳さんが監督!女性を見つめる視線に圧倒される短編映画『線香花火』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2022.06.15 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ご存知の方も多いかと思いますが、先日、インスタグラムで妻、長男との3ショットを公開したところ、それが記事になりまして、思わぬ反響をいただいております。

 何がきっかけでもいいので、これを機会に僕が作った作品を見てくださればうれしいです。6月28日から『黒田薔薇少女地獄』という舞台をやります。こちらはもうチケットもわずかですが、その後もいろいろありますので、ぜひ。

 では今週も始めましょう。

板尾創路 お笑い界の“上下関係”に「すごい年上の後輩にどう接したらいいかと」

2022.06.12 Vol.web original

 

 開催中の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」特別賞受賞作『上下関係』のトークイベントが12日、都内にて行われ、キャストの河合優実、板尾創路と柿本ケンサク監督、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoが登壇。映画の撮影秘話やタイトルにちなんだトークで盛り上がった。

 同作は、ニュースサービス「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」で配信され史上最速1000万回再生を記録し話題を呼んだ、窪塚洋介主演の縦型映像作品。

 イベントでは、配信された連続ドラマを長編映画として編集した特別版を上映。ヒロイン役の河合は縦型ならではの魅力を語りつつ「田舎から上京してきてマンションの住人たちと関わろうとしていくヒロインの姿が、窪塚さんや板尾さんなど、まわりがみんな大先輩という私自身の状況と重なっていました」と豪華な顔ぶれとの共演を振り返った。

「縦型ということで、初めはどういう映像になるのかなと思っていた」という板尾は「スマホで見る映像はプライベートのものが多いせいか、脳が、日常のリアルなものとしてとらえている感じがする。ワンショットの独白シーンも、自分に語り掛けられている気がした。すごくリアリティーがあって、怖かったですね」と、スマホ向けの縦型を生かしたスリリングな演出に感嘆。

 そんな板尾は、MCのLiLiCoから、タイトルにちなみ“上下関係”について聞かれると「僕らお笑いの世界では、1日でも1時間でも早く入ると先輩。年下の先輩もいっぱいいたけど、逆にすごく年上の後輩もいて。どう接したらと思いましたけど、普段は敬って、現場では上から目線と、自然と使い分けていました」と振り返り「今思うと、変な上下関係の世界にいたなと改めて思います。でもそういう中で、面白いもんが生まれるんでしょうね」。

 実は以前に“夫婦役”で共演したことがあるという板尾とLiLiCo。「写真での共演でしたけど。しかも、私と板尾さんから生まれたのが、川平慈英さんという…」とLiLiCoが明かすと、次にまた縦型映画でやってみたい役はと聞かれた板尾も「いちばんやりたいのは、もう一度LiLiCoさんの旦那役」。LiLiCoが「やっぱり私たちの子どもは川平さんですよね」とうなずくと、板尾は「柿本監督はさきほど、ショートフィルムは突飛な演出ができるとおっしゃっていましたから、ぜひ柿本監督に撮っていただきましょう」と話を進め柿本監督を苦笑させた。

 この日は、現在、海外で仕事中という主演・窪塚からのビデオメッセージも届いた。窪塚も「デンマークから皆さんに、お祝いの思いを吹き飛ばしております!」と特別賞受賞を喜んでいた。

『SSFF & ASIA 2022』20日まで都内各会場にて開催中。オンライン会場は6月30日までオープン中。

青柳翔「僕にはもったいない豪華キャスト」、玉城ティナ「カウンセリングみたいな感じ」映画祭出品監督挑戦を振り返る

2022.06.07 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のオープニングセレモニーが7日、都内にて行われ監督作を出品している青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が登壇。監督業のやりがいを振り返った。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。4月28日にスタートしたオンライン会場に続き、7日から20日まで、都内各会場にて世界約126の国と地域から集まった5720本以上の中から、厳選された約200作品を上映する。

 オープニングセレモニーでは、「U-25 プロジェクト」や「U-25 プロジェクト」などの受賞作が発表されたほか『アクターズ・ショート・フィルム』第2弾で監督に挑戦した青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が登壇。

 普段は俳優として活躍する5人。今回の監督経験について楽しかった点と苦労した点を聞かれると、青柳をはじめ、玉城、千葉、永山、前田も口をそろえて「楽しかった」。

 青柳翔は「編集がすごく楽しかった。自分で何テイク撮ったのか覚えていたので、撮影を振り返りながら編集していくのは楽しかった」と振り返り、苦労した点を聞かれると「苦労も含めて楽しかったです。スタッフやキャストに助けていただいた」と“青柳組”に感謝。「僕にはもったいないくらい豪華なキャストに出ていただいた。(主演・村上虹郎について)僕の方が年上ですけど、彼自身のことを僕が尊敬しているので、お芝居のことはお任せしようと」と村上らキャストへの信頼を明かした。

黒木瞳、柚希礼音らが短編映画に感激『SSFF & ASIA 2022』開幕 映画祭代表・別所哲也はバーチャルで登場

2022.06.07 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のオープニングセレモニーが7日、都内にて行われ、黒木瞳や柚希礼音ら豪華な顔ぶれがプレゼンターとして登壇。映画祭の開幕を華やかに盛り上げた。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。4月28日にスタートしたオンライン会場に続き、7日から20日まで、都内各会場にて世界約126の国と地域から集まった5720本以上の中から、厳選された約200作品を上映する。

 24回目を迎える今年のテーマ「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」に合わせ、映画祭代表・別所哲也はまさかのバーチャル映像で登場。司会をつとめた、こがけんも「別所さん、会場にいないなと思ったらこんなことに…。“デジタル別所”さんに会場がハッキングされているみたい」とびっくり。

話題の縦型ドラマ『上下関係』がSSFF & ASIA 2022特別賞受賞! 河合優実、板尾創路登壇の上映イベント開催決定

2022.06.01 Vol.web original

 

 窪塚洋介が19年ぶりに主演を務めた“縦型”ドラマ『上下関係』が国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」特別賞を受賞した。

 同作は、ニュースサービス「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」で配信され、話題を呼んだ縦型映像作品。縦型を生かした構図で緊張感を高める演出を実現し、1話10分(全10話)に濃縮されたテンポの速い展開と没入感で、視聴者に新しい縦型映像体験を提供した点が評価された。

 主演・窪塚洋介をはじめ、河合優実、大島優子、降谷建志、田中麗奈、でんでん、板尾創路ら豪華俳優陣が出演。監督は映像作家、写真家の柿本ケンサク。

 受賞を記念し『SSFF & ASIA 2022』(6月7日開幕)開催期間中の6月12日に『上下関係』フルバージョン特別上映イベントの開催が決定。イベント当日は、柿本ケンサク監督とキャストの河合優実、板尾創路が登壇するトークイベントも実施する予定。チケットは本日6月1日から予約受付開始(参加無料)。詳細はイベントページにて。

 スマホの世界から飛び出した新感覚の縦型ドラマを大画面で豪華ゲストとともに楽しんでみては。

【イベントページ】 https://shortshorts.org/2022/event/line/

 

小池都知事を国際短編映画祭「SSFF & ASIA」代表・別所哲也が表敬訪問

2022.05.23 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」代表を務める俳優・別所哲也が23日、小池百合子東京都知事に表敬訪問をした。

 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。東京都とも連携し、東京都知事賞や、東京をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo(シネマティック トーキョー)部門」を設置している。

 今年で24回目を迎える開催に、小池都知事が「継続は力なり、ですね。才能ある方々が挑戦しようという空気を育ててくれて感謝しております。長編も面白いけれど、ショートフィルムだからこその面白さも毎年感じております」と話すと、別所も「長編に勝るとも劣らない魅力をこれからも発信していきたい」と意気込み。

 また「Cinematic Tokyo部門」についても都知事は「東京を見るいろいろな切り口を教えてくれる。今回も、国内外のクリエイターが東京を素材にどう料理されるのか楽しみ」と期待を寄せた。

 新型コロナウイルス感染症流行を機に始めたリアルとオンラインによるハイブリッド型開催。今年は“メタ”をテーマに、リアルとオンラインそれぞれの企画をさらに充実させる。

 一方、依然としてコロナの影響は大きく、現在のところ海外映画人の来日参加は未定。ウクライナやロシアからの出品作品もあるといい、別所は「これまでもリアル登壇やオンラインでティーチインイベントを行ってきた。ショートフィルムを通して作り手の声を届けたいという思いはあるので、クリエイターの事情を優先しつつ、そういう機会も模索していきたい」と話した。

 この日は小池都知事が今年の「Cinematic Tokyo部門」優秀賞を発表。スイス人監督による『Tokyo Rain』が受賞した。また、2018年の「Cinematic Tokyo部門」で優秀賞を受賞した洞内広樹監督による特別製作作品『サムライソードフィッシュ』の予告編も上映。主演・飯島寛騎をはじめ、藤岡真威人、マーティ・フリードマン、藤岡弘、に2020年のパラ水泳で金メダルを獲得した木村敬一選手と鈴木孝幸選手もカメオ出演する注目作で、23日より映画祭公式YouTubeにてバリアフリー配信となる。

『SSFF & ASIA 2022』は6月7日から30日まで都内各会場にて開催。オンライン会場はオープン中。

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