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伊藤悠 東京都都議会議員: コロナ禍の都議は往診する町医者、 コロナで浮き彫りになった問題の解決がよりよい東京をつくる〈都議選2021〉

2021.06.11 Vol.Web Original

 2005年に初当選し都議会議員となった伊藤悠議員(都民ファーストの会)。途中、議員の職を離れた期間もあったが、現在3期目。当選時には想像することもなかったコロナ禍の東京で、精力的に活動を展開している。

 伊藤議員が政治を目指すようになったきっかけは中学校の時の体験だ。当時は学校が荒れていた時代で、落ち着いて仲間と切磋琢磨しながら勉強できる環境とは言えなかったという。同じ教室で机を並べているにも関わらず、勉強ができる生徒、できない生徒、「勉強できないから、いい仕事にもつけるわけがない」と将来をあきらめてしまっているかのような生徒ーーなぜこんな違いが出るのだろうと思ったという。「それが僕の社会に対する問題意識の芽生えでした」と語る。

 当時の伊藤議員が気づいたのは、塾に通っているのか、そうでないのかが、関係がありそうだということ。言い換えれば「教育格差」。それが伊藤議員の活動のドライブになっている。


「塾のない社会」をつくりたい。

 伊藤議員が掲げるのは「塾のない社会」の実現だ。その第一歩が『スタディ・アシスト』。公立中学校の中に塾を作って、塾に通わなくても希望の進学ができる公立学校を作りたいという試みで、伊藤議員が小池百合子都知事に提案し、立川市立中学校でスタートした。

「塾に行かなくてもいいように学校の中に塾を持ってくるという発想です。週に2日程度ですが、塾講師が学校で授業をします。経済的な問題で塾に行けない生徒たちはもちろんですが、塾に通う時間もなくなるし、学校の先生も塾と情報を共有できるとお言葉をいただいています」

 ただ『スタディ・アシスト』が行きわたるまでにはまだ少し時間がかかる。そのため、塾の費用をサポートする『スタディ・クーポン』も併用して、子どもたちの教育の格差をなくす方法を模索している。

 別のアプローチとして、「大学に行かなくてもいい選択肢」作りも活動のなかにある。都立工業高校改革がその例だ。

「今の企業経営者は、大学卒業資格ではなく優秀でスキルを身に付けている人を大事にしている」と伊藤議員。「最近の新卒の子たちは多くの人が奨学金の返済、借金を抱えて入社してくると聞きます。大学に行くには借金をしなきゃいけない状況になっているんですよね。それならば必ずしも大学に進学しなくてもいいんじゃないかと。例えば、ICTの技術だけを学べる学校があったら、”借金してまで大学進学”するほどの金額にはならないんじゃないかと思います」

 

【インタビュー】筒井あやめ&秋田汐梨 パルコ・プロデュース『目頭を押さえた』でともに初の舞台主演

2021.06.02 Vol.Web Original

 乃木坂46の次世代を担う最年少メンバーの筒井あやめとSeventeenのモデルとして活躍しつつも女優としても頭角を現す秋田汐梨がW主演を務める舞台『目頭を押さえた』が6月4日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。劇作家・横山拓也の作品はある社会問題を架空の土地の文化や因習に置き換え、そこに住む人々の人間ドラマをある時は軽やかに、ある時は喉元に匕首を突き付けられるような重厚な会話劇で描き出す。ともに初めての単独舞台出演にしてW主演を務める2人と横山に話を聞いた。

【インタビュー】白石聖が映画『胸が鳴るのは君のせい』で、 フラれてもあきらめない前向きヒロインを好演!

2021.05.31 Vol.741

 累計発行部数250万を部突破した、紺野りさによる大ヒット同名コミックを、ジャニーズJr.「美 少年」の浮所飛貴主演、白石聖の共演で実写映画化。片思いの相手にフラれても「好き」をあきらめないヒロインを好演したのは、放送中のドラマ「ガールガンレディ」など女優として注目度急上昇中の白石聖!

劇団EXILE 小澤雄太と八木将康が2人の過去を彩る「思い出の品」を披露!

2021.05.28 Vol.web orijinal

小澤雄太のレトロテイストな思い出の品は…「EXILE HIROさんから頂いたコールブラックのシャツ」

「過去から未来へ」をテーマに語るインタビュー企画に合わせて、劇団EXILEの小澤雄太と八木将康が、大切にしてるレトロテイストな思い出の品を紹介!

小澤雄太の思い出の品とは…。
「HIROさんから頂いたコールブラックのシャツです。実はこれ、僕がデビューして初めてHIROさんに挨拶させていただいたときに、HIROさんが着ていたシャツなんです。そのときに僕が、シャツものすごくかっこいいですね、と言ったのを覚えていらっしゃったようで、後日、僕にくださったんです」。

結成から12年! 個性派俳優が集う劇団EXILE 過去の秘話から未来図までを小澤雄太&八木将康が語る

2021.05.28 Vol.web orijinal

 近年、ますますメンバーの活躍が目覚ましい劇団EXILE。才能あふれる個性豊かな俳優たちが集う“劇団EXILE”の魅力に改めて迫る! 結成して12年、過去の意外な秘話から、彼らが描く未来の夢までを、小澤雄太と八木将康が語る。

「ウマ娘」スズカ役声優・高野麻里佳が最新主演作『エデン』の海外プロデューサーを驚かせたワザとは?

2021.05.27 Vol.web Original

 ロボットしかいない自然豊かで完璧な世界〈エデン〉を舞台に、ロボットに育てられた人間の少女サラの冒険を描くNetflixオリジナルアニメシリーズ『エデン』。主人公サラの声を演じた人気声優・高野麻里佳が、ワールドワイドな布陣で制作された本作収録の舞台裏を語る!

乃木坂46早川聖来「この1年で考えていることを持ち寄って素晴らしい舞台にしたい」

2021.05.21 Vol.web original

 昨年3月から4月にかけて、1万枚ものチケットを早々に完売させた舞台『スマホを落としただけなのに』が上演された。しかし残念ながら、新型コロナウイルスの影響で千秋楽まで走ることが叶わなかった。それでも、多くのファンの熱い要望に応え、2021年6月4日(金)から大阪の松下IMPホールにて、6月9日(水)から東京の日本青年館ホールにてアンコール上演の幕が上がる。原作は志駕晃のデビュー小説。シリーズ累計発行部数97万部を突破、2018年に公開された映画も大ヒットを記録している。今作は初演と同様、第36回岸田國士戯曲賞を受賞した稀代の劇作・演出家の横内謙介の書き下ろしで、『スマホを落としただけなのに』とシリーズの続編『囚われの殺人鬼』を掛け合わせた物語となる。出演者も初演から引き続き実力派が続投。サイバー犯罪の事件解決に奮闘する若手刑事・加賀谷学役を辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、ハッキングを繰り返す連続殺人鬼・浦野善治役を浜中文一、恋人が落としたスマホをきっかけに事件に巻き込まれるヒロイン・稲葉麻美役を早川聖来(乃木坂46)、その恋人・富田誠役を佐藤永典、加賀谷の先輩捜査官・後藤武史役を原田龍二が演じる。本作が舞台単独初ヒロインだった早川に、初演で抱いた悔しい想いや再演にかける意気込みを聞いた。

高橋久美子、初の小説集『ぐるり』で描く「地球がぐるりとつながっていく世界」

2021.05.17 Vol.741

 7年間の音楽活動を経て、2012年から作家・作詞家・詩人として活躍する高橋久美子さん。このたび、ウェブマガジンでの連載をまとめた初めての小説集『ぐるり』(筑摩書房)が刊行された。“登場人物たちの過去・現在・未来のどこかが、かすかにクロスする物語”という連作短編集を書き終えて、作家は今、どこへ向かおうとしているのか。3度目の緊急事態宣言が発出された東京で話を聞いた。

磯村勇斗が悩める将軍・徳川家茂を好演!大河ドラマ『青天を衝け』で存在感

2021.05.15 Vol.Web Original


 磯村勇斗が初挑戦の大河ドラマ『青天を衝け』で存在感を示している。

「大河ドラマは初めてなので、お話をいただいたときは自分にできるのかと不安が強かったのですが、挑戦してみたいという気持ちがあったので、うれしかったです。『ひよっこ』(2017年の連続テレビ小説)でお世話になったスタッフさんたちもいらっしゃったので、またご一緒できることを楽しみにしていました」

 若くして将軍となった徳川家茂を、さわやかに、そして優しく、繊細さをにじませながら穏やかに演じている。

「登場は13歳。子どもの時から将軍になり21歳で亡くなってしまいます。分からないながらも、一生懸命幕末の時代を背負い……いろいろな意見に流されてしまいます。(妻の)和宮さまを一筋に愛し、ものすごく心の豊かな人で気遣いができる将軍。威張ったり怖い将軍というよりも、どんな身分の人に対しても寄り添える将軍を演じられたらと思っています」

「実在する人を演じるということは演じるうえで責任を感じる」と話す。撮影前には家茂に関する情報を一通り調べた。そしてベースとなるところを身に着けた。たとえば、将軍としての所作だ。

「所作の先生にしっかりと教えていただきました。将軍としての姿勢や歩き方、手の置き方といったことを勉強して、あとは現場で聞きながら、家茂を創り上げていきました。所作は難しいです。制限と考えてしまうので、気にし過ぎてしまい、やりづらいと感じるところもあるんです。ただ、一番大事なのはその時の家茂の感情。所作も気持ちで乗り越えることができると思いました。難しかったですが新しい発見もあって面白かったです」

 劇中で家茂は、いろんな人にいろんなことを言われ、もまれる。

「『青天を衝け』の家茂は可哀想だなと思います。いろんな人の意見を取り入れなければいけないし、ちぐはぐなことをいわれるし、苦しかったんだろうなと演じていて思います……だから甘党になっちゃったんじゃないかな(笑)」

 そんな家茂を「らしい」やり方でサポートするのが草彅剛演じる一橋慶喜だ。

「(家茂が)若くて何もできないところを手助けをしてくれたり喝を入れてくれたり。助けてもらってはいるものの、家茂も悔しいなというところがあるんですね、(慶喜に)全部いいところを持っていかれてしまうので。それをお互い言うわけでもなく、うわべだけの関係性が続いていたのかな」

 そんな関係性のためか現場で交流するということはあまりないという。

「草彅さんとは現場で独特な緊張感があります。挨拶はするんですけど、なんだか、しゃべらなかったです。(草彅さんは)慶喜として生きているので、お芝居で会話をしている感じで、最後のほうで家茂が苦しいところに慶喜が来てくれるんですけど、そこで草彅さんとやっと心が通じあえた気がしました」

 今後注目してほしいシーンは和宮とのシーンだという。「2人きりのたわいもない会話というか、2人の関係性に注目してもらえたらなと思います。一番愛していた人なので」と、磯村。「ロマンチックだな、愛あるセリフだな」と感じる言葉もあったといい、「(和宮を演じる)深川麻衣さんとの呼吸が一緒になっていたような時間の流れ、お芝居でした。見ていて心が苦しくなると思うんですけど、この2人が幸せになってほしいと思ってもらえるシーンになった」と、穏やかに語る。

 家茂にとって「和宮さまの存在は大きかった」と強調する。

「(和宮とは)政略結婚で出会ったものの、ちゃんと一人の女性として愛したいという気持ちが強かったと思うんです。本当に和宮さんしか見ていなかったし、一途に大好きだったので、心の支えになっていたと思います。家茂の精神がぶれないでいるというか、気持ちが落ちないでいられたのは和宮さまのおかげ」

  『青天を衝け』は9日放送から一橋家臣編に入った。物語の舞台は京へと移り、主人公の渋沢栄一らは幕末のヒーローたちに出会い、影響を受け、成長していく。家茂の周辺もざわついてくる。

 今後の見どころについて聞かれると、磯村は「どの時代にも通じると思いますが、未来有望な人が、どのように人と出会い、どんな言葉をもらって、大人になっていくかがすごい大事。『青天を衝け』だけのことではないと思いますが、出会い、人々に注目していただければ」と話した。

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

“奴隷シリーズ”の女優・行平あい佳が体当たりで新境地!「元ロマンポルノ界人気女優の母にも見せたい作品」

2021.05.14 Vol.web Original

『海辺の生と死』『二十六夜待ち』など、男女の情愛を描き続けてきた越川道夫監督による「誰でもない恋人たちの風景」シリーズ第3弾『「アララト」誰でもない恋人たちの風景 vol.3』が5月15日より公開。『私の奴隷になりなさい第 2 章 ご主人様と呼ばせてください』の女優・行平あい佳が、左半身に麻痺を抱える夫を支えながら優しい同僚に心が揺れるヒロイン役で新境地を見せる。

小澤雄太、新たな演技で“本物”の俳優へ。伝説の公演『ピサロ』がアンコール上演!

2021.05.11 Vol.741

 2020年3月、PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾として華々しく開幕する予定だった渡辺謙主演の舞台『ピサロ』。コロナ禍により、初日を延期、45回公演のところ、わずか10回の上演となった。観劇が叶わなかった多くのファンのリクエストに応え、2021年5月、アンコール公演の幕が上がる。本作でスペイン将軍・ピサロの陣営で一攫千金を狙う村人、ヴァスカを演じる小澤雄太が、作品への思いを語った。

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