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渡辺謙 ブロードウェイ初挑戦作でトニー賞候補に

2015.05.08 Vol.642

 渡辺謙がニューヨークで上演中の主演ミュージカル『王様と私』で、米演劇界最高の栄誉トニー賞のミュージカル部門で主演男優賞候補に選ばれたことが4月28日、発表された。日本の俳優では、女優の故ナンシー梅木さん(2007年死去)が1959年に『フラワー・ドラム・ソング』で最優秀ミュージカル女優賞にノミネートされており、渡辺は日本人俳優として56年ぶりのノミネート。候補は5人に絞られており、授賞式は6月7日。渡辺は「アメリカでの初舞台でノミネートしていただいたことを誇りに思っています。 The King and I のカンパニー、バートレット・シャー、ケリー・オハラが大きな力をくれました」と、コメントを寄せている。

 同作からはまた、相手役のケリー・オハラもミュージカル主演女優でノミネート。他に、ミュージカル・リバイバル作品賞、演出賞など9部門でノミネートされている。

 授賞式の模様は、WOWOWにて、6月8日午前8時から生中継される。

今週の一言 2015.4.24〜2015.5.7

2015.05.08 Vol.642

 3日の広島vs巨人戦。インフィールドフライをめぐる勘違いで広島がサヨナラ勝ち。初勝利となった広島の大瀬良「正直、何が起きたのかなと」、プレーに絡んだ巨人の村田「一生に一度あるかないかのプレー」(3日の試合後)→審判のインフィールドフライの宣告があいまいだったのは同情するが、その前にお見合いしないでちゃんと捕ろうよ。

 中曽根康弘元首相「国会議員になったときから憲法改正を心がけてきた。長い間改正できずに日本の歴史に対して申し訳ない」(1日、新憲法制定議員同盟の「新しい憲法を制定する推進大会」で挨拶)→96歳。元気すぎる。

 サッカー女子ワールドカップ日本代表に選出された澤穂希「正直少し泣きそうになった」(1日、会見で)→6大会連続! 最後の大仕事!? 監督とも仲良くやってよ!

中台の国共党首が6年ぶり会談

2015.05.08 Vol.642

 中国共産党の習近平総書記(国家主席)と台湾の与党・中国国民党の朱立倫主席が4日、北京の人民大会堂で会談した。国共両党の党首会談は6年ぶりで、両氏の対面は初めて。習主席は会談では、強硬な態度を抑えて双方が対立する話題をあえて避け、「経済協力」や「台湾企業の権益を守る」といった言葉を連発。中国の最大の主張である「中台統一」という表現すら封印。最近、嫌中感情が高まっている台湾世論を刺激するのを避け、友好姿勢を懸命に演出しようとした。

安倍首相が米議会で演説

2015.05.08 Vol.642

 安倍晋三首相は4月29日午前(日本時間30日未明)、日本の首相として初めて米上下両院合同会議で演説した。題名は「希望の同盟へ」。

 演説は英語で時間は約45分間。首相は強圧的な海洋進出を図る中国を念頭に「太平洋からインド洋にかけての広い海を、自由で法の支配が貫徹する平和の海にしなければならない」と訴えた。同時に集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制について「夏までに成就させる」と約束した。

メイウェザーが世紀の一戦制す

2015.05.08 Vol.642

 ボクシングの「世紀の一戦」世界ウエルター級王座統一戦、フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ戦が2日(日本時間3日)、米ラスベガスで行われ、3−0の判定でメイウェザーが勝利を収めた。試合は攻勢に出るパッキャオとカウンターを狙うメイウェザーという図式で展開。ジャッジは118―110、116―112、116―112という大差をつけた。試合後、パッキャオが右肩の負傷を隠してリングに上がっていたことが発覚。これをめぐりパッキャオ陣営がネバダ州立体育委員会(NSAC)を批判。ファンがパッキャオ陣営に集団訴訟を起こすなど、事態は思わぬ方向へ。

英王女の名前は「シャーロット」

2015.05.08 Vol.642

 英王室は2日、ウィリアム王子(32)とキャサリン妃(33)の第2子となる女児が同日午前(日本時間同日午後)、ロンドン市内のセント・メアリー病院で生まれたと発表した。

 4日には英王室が王女の名前を「シャーロット」と命名したと発表。王女には「プリンセス・シャーロット・オブ・ケンブリッジ」の称号が与えられ、シャーロット王女と呼ばれることになるという。

剛力彩芽 王子様のエスコートに「ドキドキ」

2015.05.08 Vol.641
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 剛力彩芽が8日、都内で行われた「ジョア」ディズニーデザインパッケージの新CM発表会に出席した。CMで着用した長さ3メートルに及ぶプリンセスドレス姿で、小さな王子様のエスコートで登場すると、「エスコートされて歩くことがないので、ドキドキしました」。さらに「こういう男性は素敵。大人になるのがたのしみ」と笑顔を見せた。
 
 最新CM「シンデレラ 階段」篇は、ディズニープリンセスのシンデレラが「ジョア」のパッケージに期間限定で登場することに合わせた内容。ロングドレスで階段を駆け上るなど元気な面も見せる。「お姫様になれてうれしい」と、剛力。「実際、私が(お姫様に)なったらおとなしくしていないと思います。こういうプリンセス、いいなって思いました」と、撮影を振り返った。

 この日エスコートを務めた佐藤ライアン君は、6月からオンエアする次のCMで剛力と共演する。「自分たちでできることはすべてやりたいです」とイベント冒頭で気合の入ったあいさつをしたライアンくん。剛力について「とても優しくて素敵なお姫様だと思います」と話した。
 
 CM「シンデレラ 階段」篇は11日からオンエア。

アニーが明日への元気を届ける

2015.05.08 Vol.642

 2015年最高のハッピームービー『アニー』のブルーレイ&DVDがリリースされる。どんな時でも前向きなアニーが、明日への元気を届ける、笑いあり、涙あり、歌あり、踊りありの極上エンタテインメント。トニー賞7部門を受賞した本格ブロードウエイ・ミュージカルが、現代のNYを舞台に完全映画化。同作も第72回ゴールデン・グローブ賞2部門にノミネートされた。主演はアカデミー主演女優賞に最年少でノミネートされた天才子役クワベンジャネ・ウォレス。そのほか、キャメロン・ディアスなど豪華キャストが本格ミュージカルに挑戦! リリースを記念し、オリジナルクリアファイルを読者5名にプレゼント(係名:「アニー」)。

負けてもなおエロスをまき散らすカズ選手。旅立つ児玉選手へ思いを馳せるの巻〈不定期プロレス女子企画〉

2015.05.07 Vol.641

 5月5日。『WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH』にやってきました。開演前に会場に着くと、なんと完売御礼ではありませんかッ! 感無量。また、「こどもの日」イベントで、ちびっこ達がリングにあがってご満悦だったりリングアナを体験していたりと、たいへん微笑ましい光景を拝見することができました。
 衝撃的な話が多かった本日。まず、クルーザー級のトーナメントで惜しくも初戦敗退したものの、カズ選手を相手に超・熱戦を繰り広げて感動を誘った児玉裕輔選手が、この大会をもって無期限海外武者修行へ。[チーム中玉]ワクワク見てたのに、これからだと思ってたのに(泣)。無期限って永遠のようでもあり一瞬にも聞こえる言葉ですが、「漢」になって帰ってくる日を楽しみに、応援し続けます!
 さて、そんな児玉選手(&中之上靖文&KAI)の眼前に立ちはだかるのは、何と、TAJIRI&グレート・ムタ&ザ・グレート・カブキという“毒霧三重奏”! 子どもの日だからって我が子ムタのためにパパが登場するなんてSUGEEEE! 孫くらいに見える児玉クンはブーイングを浴びながらも果敢にカブキに攻め込んでおりましたが、ダイブした瞬間に3者からのトリプルミストを喰らい、そのままカブキの餌食となり撃沈。
 ……旅立つ若者への花向けとして素敵すぎです。
 そして!注目しておりましたクルーザーディビジョン初代王者決定戦。準決勝で田中稔選手がパンテーラ選手を、カズ・ハヤシ選手が大和選手を退け、大人な決勝となりました。稔選手の首を攻撃しまくるカズ選手、逆に足を狙う稔選手と、双方が容赦のない、一進一退の闘いに、客席のボルテージも最高潮。振り返ればトーナメントでのカズ選手の試合はどれも本当に釘づけでした。1、2戦目とも辛勝だったというか、先日の児玉選手や、本日の大和選手が、折れることなく全力ぶつけてくる雄姿と、それを凌ぐカズ選手に魅せられまくったわけですが、その上で決勝に至ってのこのせめぎあいたるや……。これでキマるかと最初に思ったのはいつだったか、と、気が遠くなるほど繰り返される、カウント2返してからの展開、熱気と緊張が混ざって超エキサイトでした!
 この激闘を制したのが稔選手のカッキーカッターと言うのがまたドラマティック。稔選手はこれをもって四冠王という恐るべき四十路(に見えないところも、すごい)。入場時のペットボトルの中身は実は養命酒かな。
 今回敗れてしまいましたが、カズ選手がこのベルトを獲るところもぜひ観たいのです! あらたな熱戦に、超期待しています。ただ数時間に2試合観た感想は、カズ選手の脊柱起立筋あたりから立ちのぼるフェロモンに酔ってしまうということです。くらくらします。あの色気は経験で身につくものなのでしょうか。W-1では毎回若い選手たちにキュンキュンしていますが、その一方でこういう日は、オンナに戻れた気がします。

WRESTLE-1 グレート・カブキがムタ、TAJIRIを従え大立ち回り!!

2015.05.07 Vol.641

 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」が5日 、東京・後楽園ホールで開催された。
 メーンでは前回の後楽園大会で第4代王者となったZERO1の鈴木秀樹が浜亮太を挑戦者に迎え初防衛戦を行い、9分26秒、片エビ固めで勝利を収めた。
 これまでの鈴木の言動に「あんな品格のないチャンピオンを見たのは初めて」と挑戦の名乗りを上げた浜。その浜を挑発するように入場時にベルトを無造作にリングに投げ入れる鈴木。この行為に会場は大ブーイングだ。
 会場の声援を背にゴングからラッシュをかける浜。ぶちかまし、踏みつけ、エルボードロップとその体を武器とした肉弾殺法で鈴木を攻め続ける。カウンターのドロップキックからパウンド、腕十字で反撃する鈴木は得意のダブルアームスークレップスを試みるが、グリップできずにネックブリーカードロップに切り替える。再度ダブルアームスークレップスを狙うが、蘇生した浜はボディーアタック、コーナー下に座り込んだ鈴木にヒップアタック、そしてまさかの投げっぱなしジャーマンまで繰り出し鈴木を追い込む。
 しかし一連の攻撃を耐え抜いた鈴木は浜がフィニッシュに狙ったブレーンバスターを空中で切り返すと、スリーパーホールド。一度はそのまま後ろに倒れ込み脱出した浜だったが、鈴木は延髄斬りから再びスリーパー。落ちかかった浜をフォール。浜が2カウントで返したところにマウントからの強烈なエルボーを叩き込み、3カウントを奪った。
 試合後は、前回大会で鈴木に敗れベルト流出させてしまったKAI、タッグ王者の近藤、なぜか征矢学、そして初代王者の河野真幸がリングに上がり、挑戦をアピール。その様子を冷ややかに眺めていた鈴木は「挑戦者決定戦をやれ」と言い残しリングを去った。果たして次の挑戦者は誰になるのか…。
 セミファイナルでは「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント決勝戦」が行われ、この日の準決勝でエル・イホ・デル・パンテーラを破った田中稔と、大和ヒロシを破ったカズ・ハヤシが対戦。田中が23分53秒、トルネードカッキーカッターからの片エビ固めで勝利を収め初代王者に輝いた。
 序盤、田中はカズの足を、カズは田中の首を狙い一進一退の攻防が続く。しかし徐々にカズが試合を支配し始め、田中には我慢の時間が続いた。カウント2.9でしのぎ続けるなか、会場は大稔コールに包まれる。カズのパワープラントを返した田中は大声援を背に反撃を開始。トップロープからのハーフハッチ、ダイビングフットスタンプ、そしてトルネードカッキーカッターと畳み掛け3カウントを奪った。
 試合後、4本のベルトを誇示する田中にTAJIRIが現れ、たった今取ったばかりのクルーザー級のベルトへの挑戦を表明。しかし田中は「体重制限がある」とやんわり拒否。しかし「(ドイツの)EWPのインターコンチネンタル王座のベルトなら。ラウンド制で」と逆提案した。TAJIRIも承諾。今後はベルトをめぐる2人の攻防が見られそうだ。

Krush.54 王座防衛の卜部弘嵩が「60kgの世界の中心は自分」

2015.05.05 Vol.641

 立ち技格闘技「Krush.54」が4日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われたKrush-60kg級タイトルマッチで、王者の卜部弘嵩が挑戦者ヘルマン・タブエンカを3R1分44秒、KOで破り初防衛に成功した。
 卜部は1Rのゴングが鳴るやリングのセンターを占拠し、プレッシャーをかける。この姿勢は最終ラウンドまで続き、常に先手を取って攻め続けるのは卜部。ヘルマンのガードが固いとみるや、ボディーフックの連打に移行。しのいだヘルマンが前に出て来た時にはカウンターのフックで迎撃とスキのない攻撃を見せる。時折、危険な距離でパンチを食らう場面もあったが、3Rには右の飛びヒザでぐらつかせたところにフックの連打で1度目のダウンを奪う。なんとか立ち上がったヘルマンだったが、卜部がコーナーに詰め、パンチの連打を見舞うと、右手を上げ、戦意喪失のポーズからしゃがみこみダウン。レフェリーが止め、3R1分44秒、KOで試合を決めた。
 卜部は試合後の会見で「KOじゃないとKrushのチャンピオンじゃないので、KOできて良かった。本当はKOは狙っちゃいけないんだけど、今日は最初から狙っていた。最後は強引にKOに持ち込んだ。60kgの世界の中心は自分だと思っているので、Krushのチャンピオンとしてこのまま突っ走りたい」と語った。
 途中、危険な間合いでヘルマンのパンチを食らった場面については「あの距離じゃないとKOが狙えなかった。(K-1で敗れた)1月18日から今日まで、あの距離でもディフェンスができて、攻撃もできる練習をしてきたので、マットに沈める自信はあった」と振り返った。
 そして「4月のK-1で王者の功也がエルナンデスと戦っていたのを見て、全然つまらないと思ったので、やっぱり俺じゃないとダメだなと思ってます。60kgの世界の中心は自分です」と改めて宣言した。
 この日は-60kgのスーパーファイトで山本真弘vs神戸翔太の一戦が行われ、山本が延長ラウンド1分54秒でTKO勝ちした。31歳の山本と21歳の神戸ということもあり“世代闘争マッチ”とうたわれたこの試合。1R開始から山本が持ち前のスピードとローキックで積極的に仕掛ける。神戸もミドルキック、ボディーフックを軸に対抗。一進一退の攻防が続く。3Rにはバッティングで山本が左目の上をカット。残り2分弱は激しい打ち合いが展開されたが本戦は1-1のドロー。
 延長ラウンドも打ち合いが続くが、神戸のローブローで一時中断、再開後に山本が飛びヒザで神戸の鼻を破壊。ドクターストップによるTKOで勝利を収めた。

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