領域を越えて語りかけるアートたち「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ――人は明日どう生きるのか」

ミハエル・ハンスマイヤー《ムカルナスの変異》(部分) 2019年 撮影:木奥惠三 画像提供:森美術館
 テクノロジーの発達が、我々の生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしている今、豊かさとは、人間とは、生命とは何かをいま一度考えるきっかけとなる、美術の領域を超えたプロジェクトや作品約100点を一挙公開。

 AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築など100点を超えるプロジェクトや作品を、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションに分け、紹介。現代美術のみならず、都市論や建築、デザインやプロダクト・イノベーション、バイオアート、映画や漫画など“美術展”の領域を越える展示物で構成。

 さらに会場では、近未来の生活をイメージして衣食住に難する作品やプロダクトを展示、近未来をリアルに想像することができるコーナーや、バイオ技術を使ったアートの実験室など、ユニークな展示にも注目を。
未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 ――人は明日どう生きるのか
【会場・会期】森美術館 開催中~3月29日(日)
【時間】10~22時(火曜のみ17時まで。2/11は22時まで。いずれも最終入館は閉館の30分前まで)
【休】会期中無休
【料金】一般1800円、学生(高校・大学生)1200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
【交通】地下鉄日比谷線 六本木駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)。 六本木ヒルズ森タワー53階
【URL】 www.mori.art.museum