格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』第4話で特別コーチとして那須川天心が合宿に参加

中村倫也と齋藤奨司の対戦では中村の肩固めでレフェリーストップがかかった

参加者の頑張りに髙谷総監督にもこみ上げるものが…


 続いて、最終選考のケージに上がったのは、レスリングU-23世界王者・中村倫也(25)と、RISE出場経験のある齋藤奨司(26)。


 合宿初日には齋藤が中村を対戦相手として指名しているのだが「1番強いやつと戦って勝ったら1番強いじゃないですか」と指名理由を説明。「負けてしまった場合、オーディション脱落という可能性もあるがそこは大丈夫か」との質問に対しても、「上に上っていけば、いずれ戦うと思うんで」と強気な発言を見せていた。


 そんな齋藤は、国体優勝の経験がありながらも大学卒業後は大手企業に就職。しかし、格闘技の楽しさを忘れられず、再び格闘技の世界へ舞い戻ると、キックボクサーとしてRISEに出場し、のちに総合格闘技へ転向。わずか1年でプロ修斗に昇格するなど、順風満帆な格闘家キャリアを積んできた齋藤だったが、中村との試合では、開始すぐに中村にタックルを決められ、苦しい体勢に。そして中村が、そのまま肩固めの体勢に入り、レフェリーストップがかかった。齋藤は自ら指名した中村に大敗を喫し、「あぁ…クソっ」と悔しがる。試合後のインタビューでも、「何もできなかったですね」と語り、スタッフから「合格・不合格はどう思う?」と聞かれると「負けたんで分かんないっす」と言葉少なにその場を去った。


 ほかにも、元エリートボクサー・宇佐美正パトリック(20)とグラップラー・岡田達磨(20)の試合では、寝かし寝かされの、お互い譲らない攻防戦が繰り広げられた。タックルで岡田が宇佐美を倒そうとするも、宇佐美が覆いかぶさるような形でフィニッシュ。宇佐美の勝利かと思われたが、フィニッシュ時の手で押さえつける行為が反則とみなされ、勝敗は再戦にもつれこんだ。


 次週は「こんなに情が入るとは、ぶっちゃけあんまり思っていなかった。3日間の思い入れがありすぎて、途中泣くかと思いました」と髙谷氏が語るほど、熱かった“地獄の合宿”が終了。ついに2次オーディションの脱落者が発表される。脱落するのは、いったい誰なのか。第5話は4月10日夜9時から配信される。



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