TikTokクリエイターで女優の景井ひな「TikTok発の芸能人」として、次の若者に夢と希望を

 


「誰が見てもわかりやすい動画」を大切に


ーー投稿する内容はどうやって決めているんですか?


私はオールジャンルで投稿しているのですが、自分のフォロワーさんに刺さるものを意識しています。バズる動画って、多くの人に喜ばれる動画だと思うんですけど、人によって合うジャンルがあると思うので、ひと思いに「これがウケる」ということはないと思っています。


私の場合は海外で流行しているミームを取り入れることを意識していて、流行りそうな動画を真似することが多いです。悩んだらまずは投稿してみて、反応が悪かったら別のものを投稿。それを繰り返して、自分のアカウントで伸びやすい動画・ジャンルを見つけていっています。


ーー景井さんの動画はビジュアルを活かした可愛らしいものもあれば、表情の豊かさを活かしたおもしろ系の動画まで幅広いですよね。どちらも素の自分なんですか?


もともと女子校出身なので、動画の撮影は女子校ノリでやっているつもりなんです。本当に仲のいい友人にはひょうきんだねって言われることも多くて……動画の中でも、キャラクターを作っているという気持ちはないかも。


でも動画は画面越しなので、リアクションは大きめにしています。TikTok含め、SNSは海外の人も見てくれる可能性があるので、言語が分からなくても表情で伝えられるようにはしています。


ーー海外のミームを多く動画に取り入れているとのことですが、そういったトレンドはどうやって発掘しているんですか?


暇さえあればずっとTikTokを見ているので、流行りそうなものを見つけるのは割と得意です。ハズさないのは、頭に残る中毒性の高い音源だったり、真似したくなるような動きやダンスが取り入れられているものですね。まだ流行していないものでも、自分の頭に残るものなら、流行する可能性があると思っています。


ーー海外で流行っているミームを発信する時、アレンジを加えている時もありますよね。


誰かの動画を真似する時は「誰が見ても分かるもの」になるように気をつけています。海外の方の笑いのツボって日本の方とは違っていたりするので、自分が一瞬でどんな動画か分からなかった時は、撮影や編集にアレンジを加えます。例えば、先にやっている人の動画を先に流してから、自分の実践動画を流すようにしたりとか。


海外のでも日本のでも、小さい子が見ても動画だけで内容が伝わるように。そして、見た人が笑顔になれたり、ポジティブになれる動画になるようにアレンジしています。