TikTokクリエイターで女優の景井ひな「TikTok発の芸能人」として、次の若者に夢と希望を

 


事務所所属を両親に頼み込んで2年「今、幸せです」


ーーTikTokを始めてから、自分の生活にどんな変化がありましたか?


一番大きな変化は、芸能活動をはじめたこと。活動の幅が広がってからは「インフルエンサーになりたいけど、なり方が分からない」「芸能に興味がある」など、フォロワーさんから相談DMが来るようになりました。


私が「TikTok発の芸能人」になっていくことで、芸能を目指している方々に夢を与えられたら……と思うようになったかもしれません。TikTokって誰でもはじめることができるから、ここで有名になった私がもっとお仕事を頑張ることで「自分には芸能活動なんてできない」と諦めてしまっていた方にとっての希望になれるかもしれないなって。


あとは、自分のことが好きになれた。ずっと自信がなかった自分を好きになれたのも、SNS活動のおかげだったと思います。初対面の人と話すことも、昔より上手になれたかな。昔より胸を張って「今、幸せです」って言えるようになりました。


ーーTikTokでは頂点に上り詰めたと思いますが、今後の目標は?


はじめてから2年しか経っていなくて「TikTok女性日本一」と言われることにはいまだに実感がないです。でも、今の自分にできることは全部やりたいなと思っています。今はおかげさまでTikTok以外のお仕事もいただけるようになったこともあり、より一層頑張っていきたいです。


ーー「夢を叶えるコツ」があれば教えてください。


「なりたいもののためになんでもやる」という覚悟を持つことですかね。覚悟を持ち、継続すること。実は、事務所に所属することも最後まで親に反対されていて、熊本の実家に帰って、泣きながら頼み込んだんです。その時はじめて、両親は「2年やってだめだったらすっぱり諦めなさい」って認めてくれて。


そしてちょうど2年経った頃、両親に電話したら「がんばっているのは見ているからそのままがんばりなさい」って言ってもらえて……続けてよかったって本当に思いました。結果が出るか分からなくても、中途半端にやらず、本気でやって、そして続けてみてほしいなと思います」


 



 


 SNSをきっかけに露出を増やしていくインフルエンサーは年々増えている。今や大手芸能事務所も、渋谷や原宿を歩くより、InstagramやTikTokを回遊して若い新芽を探す時代となった。「TikTok発の芸能人」のパイオニアとなった景井だが、今後も後に続く若者が登場するだろう。


 景井は今後もTikTokでの発信を続けながら、モデル・タレントや女優としての仕事に力を入れていきたいという。4月24日にはCSのTBSチャンネル1で放送中の「カバーガールTVネクスト」(22時30分~)にも出演。TikTokで生まれたはじめてのタレント女優としての今後の活躍にも注目だ。


(取材と文・ミクニシオリ)