大原櫻子が保護犬・猫の譲渡会イベントに参加 映画『犬部!』で“動物のかわいさ”より伝えたかったこと

 

 同作では、小さな命を救おうと立ち上がった獣医学部の学生たちが、過酷な現実に直面しながらも、その思いをあきらめることなく成長していく姿が描かれる。

「映画では動物たちの悲しい現実にも触れられていて、私も映画を通してその状況を知り、とても胸が苦しくなりました。確かにつらいことや痛々しいことって目を背けたくなるんですけど、まずは知るだけでも、大事な一歩になると思うんです。この映画も決して“お涙頂戴”の映画ではなく、何千、何万もの保護犬・猫を救ってきた人々の実話をもとに、現実を反映しつつ、動物たちとの触れ合いに笑ったり胸が熱くなったりできる作品です」

 今後も保護犬・猫への思いを持ち続けたい、と大原。

「私もそうなんですが、犬猫が大好きだけど自分の状況やタイミングを考えて、飼わないでいる人もたくさんいると思います。それでも、こういった情報に触れていれば何かできることがあるかもしれないし、まずは知ること、知ろうとすることが大事だと思います。この映画がそのきっかけの一つになれたらうれしいです」

 映画『犬部!』は7月22日から公開。