世界初!インナービューティ鮨「麻布 黒しゃり」食材へのこだわりや女性職人の育成で目指すもの

同店で一流の鮨職人を目指す桝田千尋さんは「特別な環境で鮨職人になれたら幸せ」と考えた

女性が鮨を握っていくことが未来のスタンダードになれば

 現在「麻布 黒しゃり」で積極的に女性の鮨職人を育成している理由は?

織田「インナービューティを謳った今までにない鮨なので、ぜひ女性職人に活躍してもらいたいんです。女性が持っている力はすごいし、今時の若い男性よりよほどガッツがある。何よりも女性職人がカウンターにいるとスパイスが効いていていいですよ(笑)。

 江戸前の鮨職人に女性は合わないという風潮もありますけど、プレゼン力と清潔感のある女性が鮨を握っていくことが未来のスタンダードになればと考えています。そのために、女性が活躍する場をこの『麻布 黒しゃり』から作りたいという思いが強いです」

五十嵐「私たちは親方の理想の元に集まっていて、技術や知識は二の次で一番大事なのは人間性。人のことを思いやれる、向上心があるといったことも含めてお店のコンセプトに携わっていただける方、みんなでひとつのお店を作っていけるような仲間が増えるとうれしいですね」

織田「やっぱり人間性は重要ですよ。人の人間性を変えることはできないし、思いがあれば技術は後からついてきます。五十嵐は私の思いが通じる人間だと思ったし、私にはない部分もいっぱいある」

桝田「私はやる気のある人と一緒に働きたいですね。やる気がない人に “やってほしい” と言ってもモチベーションを変えるのは難しいですから」

 この一年を振り返って「麻布 黒しゃり」が今後目指すものは?

織田「日本にインナービューティ鮨を根付かせるためにやってきて、この一年でその8~9割の役割は果たせたかなと思っています。食の概念を変えるインナービューティ鮨を世界に広めることが目標なので、『麻布 黒しゃり』をスタート地点として今後は海外にも展開したいと考えています。来年は日本にいないかもしれませんが(笑)、私が父親に食の楽しさを教えてもらったように、世界中の子どもたちに日本の鮨文化を広げていきたいですね」

松屋銀座が開店100周年で記念セレモニー!古屋社長「改めて多くのつながりに感謝」
松屋銀座が開店100周年ウィーク!銀座の名店コラボコッペパンや特製カツサンドが登場
幻想的な “藤のカーテン” あしかがフラワーパークで樹齢160年「大藤」が見頃迎える
デリバリーアプリ「menu」ラーメンWalkerと本気のデリバリーラーメン「デリ麺」始動!
役所広司、アナログな日本映画界のこだわり“カチンコ”愛を語る
池袋IKEBUSがアニメ『テニスの王子様』展コラボ!『テニプリ』特別仕様&1日乗車券販売