直談判で初参戦実現の城戸康裕「“マネジャー”の皇治君が動いてくれた。ガチで還暦までやる」【RIZIN.42】

いつもと比べやや緊張気味だった城戸

 RIZINでの活動については「今回、僕、いつもより1kg軽い69kgでやる。基本は70kgなのでここはみんな一緒。となるとトーナメント的なものもやれればいいのかなと。そういうヤバいことをやりたいなと思っている。なんでもやりたいなというのはある。ブアカーオ選手とは何回もトーナメントで一緒になっているが、戦ったことは1回もない。そういうことも含めて、ワクワクしかない。いろいろなことをやっていきたいので先を見ている」とこの日、一緒に会見に出席したブアカーオ・バンチャメーク、安保瑠輝也らとのトーナメントの開催をアピールした。

 今回の参戦にあたっては「K-1の契約が終わった後に何度もうちの事務所に熱い思いを伝えに来てくれた」(榊原信行CEO)と直談判したという城戸。「僕のマネジャーに皇治という人間がいて(笑)。いや、違うんですけど。僕は今、皇治君のTEAM ONEで練習しているんですが、いろいろ動いてくれた。正直、僕もBigbangとかには出ていたが、僕の中では結構時間がかかったなというところもあって。思い返すと、正直、きつい思いもしましたし、悔しい思いもしましたし、思い出すと泣けてくるくらいの辛い思いもしたんですよ。僕はただ正しいことをしたかったので。その思いも榊原さん、RIZINに伝えて“やろう”と言っていただいたんで、僕はRIZINにすべてを捧げます。僕の格闘技人生。僕はガチで還暦までやろうと思っているんで、体が許す限り、ボロボロになるまでしっかり戦っていこうと思っています。その思いを伝えさせていただきました。見とけよ、という気持ちでいっぱいです」などとその胸の内を吐露した。