山北渓人がランキング2位のボカン・マスンヤネ戦に自信。隠すことなく新技の存在を明かし「絞め系の技」と解説まで【ONE】

勝利への自信を見せた山北

 攻略ポイントについては「強い選手だが、うまさはあまりないなと思っている。柔術的な動きが僕は得意なので、そこをしっかりやれば勝てると思う」、勝負所については「向こうもスクランブルが強い選手。僕もそこには自信がある。その中でどちらがいいポジションが取れるかがポイントになってくると思う。スクランブル合戦には自信がある」とスクランブルでの攻防を挙げた。

 先に取材に応じていたマスンヤネが「バックを取る。バックは取らせない」と言っていたことについては「僕もバックを取ります(笑)。極めの新技もあるので、それを見せられたら」と新技の存在を示唆。その技については隠すことなく「絞め系の技。練習でも、そこに至るまでのルートというかシステムみたいなものが固まってきていて“ここに入ったら絶対にここまでいける”というのがあるので、そこにどう持っていくかが試合で試されると思う」と自信を見せた。

 自らの試合の前、第1試合では同じくストロー級の箕輪が試合をするのだが「同じ日本人として応援しているが、自分がその次に試合をするので、ワンランク違うというところをみんなに見せたい」と語った。

ONE Championship「ONE 165: Superlek vs.Takeru」(1月28日、東京・有明アリーナ)
◆フライ級(61.2kg)キックボクシング 世界タイトルマッチ 3分5R
スーパーレック・キアトモー9(王者/タイ/Kiatmoo9 Gym)vs 武尊(挑戦者/team VASILEUS)

◆ライト級(77.1kg)サブミッション・グラップリング 世界タイトルマッチ 10分1R
ケイド・ルオトロ(王者/米国/Atos)vs トミー・ランガカー(挑戦者/ノルウェー/Wulfing Academy)

◆ライト級 MMA(77.1kg)5分3R
青木真也(日本)vs セージ・ノースカット(米国/Evolve MMA/Team Alpha Male)

◆キャッチウェイト(−84.94kg)特別ルール スーパーファイト 3分3R(1Rボクシング、2Rムエタイ、3R MMA)
秋山成勲(Team Cloud)vs ニキー・ホルツケン(オランダ/Team Holzken Helmon)

◆キックボクシング キャッチウェイト(70.99kg)3分3R
マラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)vs シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/Sitsongpeenong Muay Thai Camp)

◆フェザー級 MMA(70.3kg)5分3R
ゲイリー・トノン(米国/Evolve MMA/Team Renzo Gracie)vs マーティン・ニューイェン(豪州/ベトナム/Hard Knocks 365)

◆アトム級 MMA(−52.2kg)5分3R
平田 樹(日本/フリー)vs 三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO MMA)

◆フライ級 MMA(61.2kg)5分3R
ダニー・キンガッド(フィリピン)vs 若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA)

◆キックボクシング ヘビー級(120.2kg)3分3R
ラーデ・オパチッチ(セルビア/KBKS Team)vs イラジ・アジズプール(イラン)

◆ストロー級 MMA(56.7kg)5分3R
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ/Coach Quan University)vs 山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)

◆ストロー級 MMA(56.7kg)5分3R
箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)vs グスタボ・バラート(キューバ/American Top Team)
<<< 1 2