タブレット純、初の自伝執筆に徳光和夫から太鼓判「純さんは小説を書いたほうがいい」

「自分が今できる精一杯の本になったかなと思っている」と語りかけた純

 出版の感想を「今、いろんな反響をいただいていて。正直、自分の新曲を出したりしてもあまり反響がないので……(笑)。今回はすごくいい機会をいただいたなと、自分の人生を振り返るいいきっかけになりました」と感謝した。

 小学生の頃から古本屋巡り、レコード屋巡り、相撲、プロレス、切手収集など多趣味な純。「小6くらいがピークで、日曜日になるといても立ってもいられなくて朝の6時に起きる、そんな子どもでした」と振り返り「よく家でじっとしているように思われるんですけど、とりあえず朝早く起きるとふらつく。何の用もないのに湘南新宿ラインに乗って、正月は伊東まで行って “あっ、全然用がない” と気づいて(笑)。海底温泉だけは開いていたので、とりあえずハトヤに行って……こんな話をするつもりじゃなかったんですけど、行動力だけは妙にあります」。

 実はそんなに本を読むほうではなく、古本屋のアルバイト時代に自費出版した詩集はすべて燃やしてしまったとも明かす。「今こうして本が書けたのは、自分が20年以上それなりに人生経験があったから。自分の読んだ作家さんは全部そうだったので、書くからには絶対に醜い部分を出さなければいけないというのが基本。内面をさらけ出してこそ “こんなやつがいるんだ” と、ちょっと救われたりすることがあればいいなと、自分が今できる精一杯の本になったかなと思っているんです」などとファンに語りかけた。

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