シリーズ「光景-ここから先へ-」Vol.3「消えていくなら朝」

シリーズ「光景-ここから先へ-」Vol.3「消えていくなら朝」
劇作家・演出家の蓬莱竜太が2018年に新国立劇場に書き下ろし、私戯曲的な内容としても話題を呼んだ傑作をフルオーディション企画第7弾として、蓬莱自らが演出を担い上演する。社会での最小単位である、家族が織り成すさまざまな風景から、今日の社会の姿を照らし出し、未来を見つめるシリーズ「光景-ここから先へ-」の第3弾でもある。
物語は家族と距離を置いていた劇作家の定男が恋人を連れて帰省し、18年ぶりに全員が顔を揃えた家族の前で“次回の新作で、家族のことを書いてみようと思う”と切り出すところから始まる。表面的な会話から、だんだんと長年抱えてきた不満や本音が飛び出していくヒリヒリとした会話の応酬。「家族」だからこそ遠慮がなく、胸を抉るような言葉が飛び出していく。
蓬莱自身を投影して描いたという、主人公の劇作家の定男(僕)は関口アナンが演じる。
作中では宗教二世の問題にも斬りこんでおり、2018年初演時よりもさらに鮮明で切実な物語となっている。
シリーズ「光景-ここから先へ-」Vol.3「消えていくなら朝」
【日時】7月10日(木)~27日(日)
【会場】新国立劇場 小劇場(初台)
【料金】全席指定 A席7700円/B席3300円/Z席(当日)1650円
【問い合わせ】新国立劇場ボックスオフィス(TEL:03-5352-9999=10~18時)
【作・演出】蓬莱竜太
【出演】大谷亮介、大沼百合子、関口アナン、田実陽子、坂東希、松本哲也
【日時】7月10日(木)~27日(日)
【会場】新国立劇場 小劇場(初台)
【料金】全席指定 A席7700円/B席3300円/Z席(当日)1650円
【問い合わせ】新国立劇場ボックスオフィス(TEL:03-5352-9999=10~18時)
【作・演出】蓬莱竜太
【出演】大谷亮介、大沼百合子、関口アナン、田実陽子、坂東希、松本哲也