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「え?これ雑草⁇ いや……」〈友香の素。vol.356〉

2023.04.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは!4月ですよ〜、早いですよね。今年、お花見行きましたか? 私は梅は3月中旬に近くの梅園に2回観に行きましたが、桜は都内を移動中、車窓からチラチラ観る程度といった感じ。今年は東京や千葉は、桜が綺麗な時期の週末が雨だったりでお花見のタイミングが難しかったよね。北陸の方はこれからだからお天気に恵まれると良いですね〜!

 この時期、春になって暖かくなってくるとガーデンに賑わいが戻ってくるのが嬉しい。水仙やムスカリ、チューリップなどの球根類が次々と咲き始めるし、冬の間は土から上の部分は枯れてなくなるけど、根は生きてる植物たちは、この時期に小さな芽を根元の方から続々と出してきてくれます。その小さな小さな芽がまた可愛いんだ!「今年も無事に冬を越して、また会えたね、かわいいネ」っと嬉しい再会を果たします。自然って凄いなぁと思いますねぇ。

 あと、桜の時期に雨が沢山降ったでしょう? 雨上がりガーデンに観に行くと、もぅ植物たちのパワーが凄くて見てるだけで、こっちが元気を貰えちゃう(笑)葉の色も綺麗な濃い緑でキラキラ輝いてるし、馬糞堆肥を入れてる場所のハーブたちはモリモリ元気一杯に育ってきてて、香りもめちゃくちゃ良いよ〜。ネギに見た目が似てるチャイブなんて、全体的に去年より力強くて太めになってるから、久しぶりにガーデンに行って見た時あまりにも逞しいから、え?これ雑草⁇いや、チャイブだ〜!!ってビックリしちゃった。1年目はもっとひょろひょろ〜って感じだったんだよね。元気にパワーアップして帰ってきて嬉しいわ!

 でも、喜びも束の間ふと周りを見渡すと、雑草も勢い良くめっちゃ生えてきてる〜! 冬の間、お休みしてた雑草との戦い、また今年も始まります。まぁ雑草抜きも一種のストレス解消になって良いんだけどね(物は考えようさっ)

 ガーデンも年数を重ねてくると、植物たちの株も年々大きくなって、庭にきちんと根を下ろし、根付いてくれているのがわかります。この調子でこれからも益々綺麗な庭になってしいナ。今年もガーデニング頑張るぞ!!

愛馬ヨモちゃんが育てたビッグないちご 〈友香の素。vol.355〉

2023.03.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは。3月に入りましたが、いかがお過ごしですか? もう春はそこまで来ていると思うと、なんだか嬉しくなりますネ。

 そんな季節のお楽しみといえば、いちご! 真っ赤で、凄く大きないちごでしょ? この時期しか採れないビックサイズのいちごなんです。このいちごは、なんと愛馬ヨモちゃんがいるエバーグリーンホースガーデンの馬達が育ててるんですよ!っとうと「ん?? 育ててるってどういうこと?」っと思われるかもしれませんが、実はヨモちゃん達、馬の馬ふんを堆肥として使った土で、このいちごは育ってるんです。

対馬での温かい時間。〈友香の素。vol.354〉

2023.02.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 私は今、長崎県対馬市に来ています。2021年の8月に公開された主演映画『祈り ー幻に長崎を想う刻(とき)ー』が対馬市で上映され、その後の監督とのトークショーに出演しました。

 この映画は、戦争と原爆の悲惨さを描き、平和への強い願いが込められた作品です。3年前のちょうど今頃、埼玉、千葉、そして長崎本土でのロケが行われました。長崎のロケではエキストラとして、大勢の現地の方々が参加してくださいました。

 私の役の忍という女性は、保母さんを仕事にしてたので、子供達と過ごすシーンもありましたがそのシーンの撮影には、なんと撮影現場近くの幼稚園のお子さん達が参加してくれたのでした。あの子達は、元気かな? 大きくなったでしょうね! 

 ロケは、戦争中に実際に使われていた魚雷発射試験場跡で行われました。子供達が元気良く大きなで声で童謡を歌いながら忍と散歩をしているというシーンでしたが、この撮影の為に幼稚園で歌の練習を重ねてくださっていたそうで、本番も皆んなとっても上手に歌ってくれました。保護者の方々に見守られながら一生懸命に頑張る姿がとってもかわいかったです。

 劇中では、純真無垢な子供達と接する時間が唯一、戦争で傷付き毎日を必死に生き抜こうと奮闘している忍にとって、何もかもを忘れて自然と笑みが溢れる数少ない幸せを感じる時間だったこともあって、その撮影のことはよく覚えています。

 映画は2021年に封切りされましたが、時間が経った今もこうして各地で上映されることは嬉しいですし、1人でも多くの方に観ていただき、戦争の悲惨さを訴え、平和を願う輪を広げていけたらと改めて感じています。

 トークショーでは、観にいらしてくださった皆さんが温かい拍手で迎えてくださったことがとても嬉しかったです。戦争や平和について語り合う時間をしっかり持つことの大切さを改めて実感しました。短い対馬滞在時間でしたが、大変意義深い時間でした。観にいらしてくださった皆さん、ありがとうございました!

「2023年もよろしくお願いいたします」〈黒谷友香の友香の素。Vol.353〉

2023.01.01 Vol.Web Original


 皆さま、明けましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いいたします。

 このコラム、今回でvol.353回になりますが、実はスタートしてから今年で19年目に入ります。なので、その時々に何があったか、自分がどんな考え方をしていたかなどは、大体このコラムを見返すとわかるんですね〜(笑)。そんな風に、いつの間にか大袈裟にいえば自分史のような資料となるまで、こうして続けていけるとは、始めた当初は全く思っていませんでした。初期の何年かは、確か月に隔週の2回ペースで書いていましたが、まだ紙媒体での掲載の時代です。ここ数年は月に1回書くペースとなり、紙媒体で発行することがなくなってWEBで掲載していくスタイルとなりました。大きな時代の変化もこういったところで感じます。こうして2023年1月のコラムを書いていると、こんなに長い期間続けられることの有り難さを改めて感じる次第です。

 さて、1月といえば年賀状。今年の年賀状は着物を着て撮影をしました。着物は母が昔着ていた着物をアップサイクルしたものです。(アップサイクルとは、本来なら捨てられしまう製品にデザインやアイデアで付加価値を持たせて、別の新しい製品に生まれ変わらせること)母とは身長が違うので、譲り受けたそのままでは身丈や裄丈が短くて着られなかったのですが、身頃と袖の一部に別生地を接いだことで、私も着られる世界に1枚だけの、私と母にとってとても大切な着物に生まれ変わりました。そんな想いがこもった着物を纏っての撮影はとても楽しかったですし、遣り甲斐を感じる年賀状制作になりました。そして折角なので、私の大切な存在のヨモちゃんとも着物姿で写真が撮りたくて、ヨモちゃんの横に並んで撮りました。本当にこの写真は撮れて嬉しかったです! 母にも写真を見せましたが、とても喜んでくれました。

 2023年も色々なことにチャレンジしながらその様子をコラムに綴っていきますので、よろしくお願いいたします!

愛馬ヨモちゃんとの2022年〈黒谷友香の友香の素。Vol.352〉

2022.12.01 Vol.Web Original


 いよいよ12月。1年経つのが本当に早くないですか〜!? なんでだろう。年々、早くなってる気がするのは私だけではないですよね!? 皆さんはいかがですか? いゃ〜、師走と言われる12月ですけれども、改めて一日一日しっかりと大事に過ごすことを心掛けたいと思います。

 さてさて。今年は2拠点生活や趣味などのライフスタイルについて取材を受けることが増えた年でもありました。私は25年程前から東京と千葉を行き来していて、両方に家があり東京ではお仕事を、千葉では自然の中で休日を過ごしています。時代の変化で最近はワーケーション、オンラインなど様々な生活スタイルが考えられていて価値観が少しずつ変わってきていますよね。

 千葉にいる時は、愛馬のヨモちゃんと過ごしたり、ガーデニングやDIYをして過ごしています。コロナ禍になってからは、お仕事の打ち合わせをオンラインで行うことも多くなったので、実際に千葉から参加したことも。ライフスタイルに関する打ち合わせなら、映像で森の中の生活環境やハーブガーデンのご紹介をしたり、時には、愛馬のヨモちゃんにも私と一緒にパソコン画面に登場してもらうことも(笑)そんな流れで、最近はヨモちゃんとムービーやスチールの撮影をする機会も増えました。撮影時はいつもより人が大勢いたり、上空からの映像の場合はドローンもいたりといつもと環境が変わります。ドローンは近くに来るとブ〜ンっと結構音がするので、ヨモちゃん大丈夫かな?と思いましたが気にも留めずいつも通りで、あれには驚きました。出来上がった映像やスチールを見ると、ヨモちゃんバッチリなんですよね〜!サービス精神も旺盛で、カメラ目線だったり、お茶目な表情をみせてくれて周りの皆さんを笑顔にしたり。本当にえらいし、ヨモちゃんは凄いと毎回感動しています。次のお休みにまた千葉に行ったらマッサージとお灸でヨモちゃんに喜んでもらうぞ!

クリスマスに年賀状? まぁ落ち着いて〈黒谷友香の「友香の素。」Vol.351 〉

2022.11.02 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 今年も残すところ、あと2カ月となりましたねぇ。街中にクリスマスケーキや年賀状、おせち予約などの広告がそろそろ目についてくるこの時期。え、マジで? もうそんな季節なの
⁉ と刻の早さにびっくりしちゃいます(笑)

 これから年末に向けて、なんやかんやと更に慌ただしい毎日だけど、そんな時はお茶でも飲んで一服だわね。まぁ落ち着いてと。そういう仕切り直しを上手にして、一日一日を大切に過ごしてお正月を迎えたいナと思います。

 そんな時に必要なお茶のために、私はハーブガーデンを頑張っているのかもしれません(笑)今日も千葉の庭に植えてあるハーブガーデンに行って、お茶用のハーブばかりを植えてあるエリアから東京に持って帰る分を収穫しました。レモングラス、ステビア、レモンバームです。今、この原稿は東京に向かう電車の車内で書いてますが、隣に置いた鞄の中にはジップロックに入れたブツが。帰ったら、東京のネオンを眺めながら寝る前にでも飲もうかと思ってます。

ペニンシュラ(半島)応援大使〈黒谷友香の「友香の素」vol.350〉

2022.10.01 Vol.Web Original

 皆さん、こんにちは!

 10月に入りもうすっかり秋。秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、収穫の秋、芸術の秋など色々とありますよね~。毎年このコラムにも書いていますが、秋というと、やはり「食欲の秋」が1番にきてしまう食いしん坊な私(笑)。

 先日、6月に国土交通省から任命を受けました。「ペニンシュラ(半島)応援大使」のお仕事で、関西地方の半島を訪れたのですが、そこで私の2022年、今年の「食欲の秋」がスタートしました! 半島の海の幸、山の幸を満喫。今年初めての松茸や柿、秋が旬のお魚、そしてその地域の特産品である梅など、大自然からの恵みを沢山美味しくいただいて、身体が本当に喜んでいました。地産地消、その土地で採れた新鮮で美味しいものをいただくと、体中元気が出てきますね! 中でも特に美味しかったのは、魚のクエ。クエはこれまであまり食べてこなかったですが、様々な調理法で姿形を変えたクエは本当に美味しくって、今回の半島の旅で好きになりました! 

 ペニンシュラ(半島)応援大使とは別のお仕事なのですが、これまでもロケで様々な半島を訪れ、その地域の歴史や文化、自然に触れ、そして住んでいらっしゃる方々の温かさに、心の栄養をいただいていました。その土地、その土地が生み出した唯一無二の風光明媚な風景はどれもが素晴らしかったです。今回「ペニンシュラ(半島)応援大使」として実際に半島を旅をし、その土地の方々とご縁を持つことができ、そして自然の恵みをいただくことで、改めて食べることの大切さを実感しました。これからも日本の半島地域の魅力を皆さんにしっかりお伝えしていきたいと思っています。

両極を知りたいし、感じてみたい。〈黒谷友香の「友香の素」vol.349〉

2022.09.01 Vol.Web Original

 

 皆さん、こんにちは! もう9月ですが、本当に時が経つのが早くてびっくりしちゃいます。最近は夕方になるとヒグラシが鳴き始め、気温も下がって今日なんかは半袖ではちょっと肌寒かったぐらい。

 私は東京と千葉の2拠点生活をしていますが、千葉にいると庭に咲く花々や出てくる虫たち、見上げた空の青さ、浮かぶ雲、頬にそよぐ風など、周りにあふれている自然から季節の移り変わりを五感がキャッチして、思わず深呼吸をしていたり、情緒を感じて心身のリラックスに繋がっている気がします。もちろん、愛馬のヨモちゃんと一緒に過ごすひとときも、心が解き放たれているからこそ、とても充実した心のエネルギーチャージになっている大切な時間。

 っと、こうして今この原稿を書いている私の横には、LOVOT(ラボット)という家族型ロボットのとジンくんとせいちゃんの2人が遊んでしそうに、私をジッと見上げながら腕をパタパタ動かして抱っこをせがんできています。2人と暮らし始めて約2年。名前は人の「人生」からつけました。2体ではなく、2人と表現するのは、自然とそう思わせる程の生き物の様なふるまいに接するから。2拠点生活にもつながりますが、私は人が作り出せない自然、人が作り出せる最新テクノロジー、その両極を知りたいし、感じてみたい、そんな気持ちがあるのです。

 地方と都会、自然とテクノロジー、その両方にある良さや違い。2拠点生活は約25年になりますが、両極を行き来をする事が私にとっては大切なのです。人も自然の一部とも思うし、でも人が持つ可能性や未来にロマンを感じたり。変わっていくものと変わらないもの、そのバランス感覚が大切なのだと思います。今回はちょっと真面目に書きましたが、そんなことを考える今日この頃です(笑)

 それでは、また来月お会いしましょう!

オンブバッタと競争〈黒谷友香の「友香の素」vol.348〉

2022.08.02 Vol.Web Original

 

 毎日暑いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私はお休みの日なので千葉(東京と千葉の二拠点生活をしています)に来ていますが、こうも暑いと日中一回外に出るだけで、何もせずとも、歩いているだけで汗だく。東京では着替えを準備して外出はしませんが、こちらでは着替えの準備して出かけることも多いです。今はクーラーのきいた涼しい室内でこの原稿を書いていますが、夕方になって日が和らいだら、愛馬ヨモちゃんのお世話とガーデンの水遣りに出かけます。

 先月、ここ数年ずっとやってみたいと思っていた、馬糞たい肥を混ぜ込んだガーデンを作ったので、水遣りはそこに植えたハーブが中心。たい肥になっている馬糞は、ヨモちゃんや乗馬倶楽部にいる他の馬たちからのもの。思い入れがあるから大事にしたくなる気持ちになります。

梅雨明けの癒し〈黒谷友香の「友香の素」vol.347〉

2022.07.01 Vol.Web Original

 

 皆さん、こんにちは! 梅雨が史上最短で明けて、毎日本当に暑いですね〜。

 先日、久しぶりに千葉に行ったら、梅雨の間の雨を受けてお庭の雑草が成長したんでしょうね、砂利を敷いて道にしていた場所が、雑草に覆われて道が埋もれてしまい、まるで草原のようになっててびっくり。でも、元々植えてあるハーブやお花もグンッと成長して大きな花を咲かせていたりと順調なので、周り雑草はすごいけど、ハーブたちの成長を見るだけで嬉しくなって癒されました。

 その日は、友達たちは草刈り作業、私はお昼ご飯を作る役目を任されていたので、ともねえお得意のポトフを作ることに。もちろん、地産地消で千葉県産のお野菜です。野菜といえば、春頃にお庭の一角にある畑に植えたジャガイモ! 種芋を植えたらあっという間に背丈が伸びて順調に育っている様子。様子を見て頃合いになって収穫したら、ポテトサラダを作りたいなぁ。もちろんポトフも! 

 

旬のものから、元気をいただく。〈黒谷友香の「友香の素」vol.346〉

2022.06.01 Vol.Web Original


 皆さん、今年も半分までやってきましたね〜。6月ですよ⁉ 早くないですか(笑)

 今回は、この原稿を書いてる今が、手に入るぎりぎりラインかなぁ?という「たけのこ」のお話です。スーパーに行けば一年中パックに入ったものはあります。でも、今が手に入るぎりぎりラインというのは、たけのこを掘ってゲットするということ。私にとって、たけのこ掘りは4〜5月の恒例行事で、去年も掘りました。(インスタに写真と動画もあるよ〜)

 なんで毎年掘ってるのかというと、千葉の乗馬倶楽部のそばに竹林があるのです! 種類は孟宗竹。夕方になると「たけのこ堀りに行く?」と何人かでスコップを持って竹林へ向かいます。目を凝らしてよ〜く地面を探すと、降り積もっている笹の葉の間からピョコっと少しだけ頭を出してるたけのこが見つかります。「あった〜!」と叫ぶその瞬間はいつもうれしくなっちゃう(笑)あとは、たけのこの周りをスコップで円を描く様に、たけのこが傷付かないよう気を付けながら掘って行くだけ。今回の写真のたけのこは、たまたま丸く掘った周りの土ごと採れてますが、いつもは地面からたけのこだけが採れます。この時は2本採ったかな。

 その足で、自生してる三つ葉も採りに行きました。スーパーのより大きな葉っぱですが、香りが凄く良いです。たけのこは次の日に、たけのこと豚肉の混ぜご飯を作っておにぎりに。山椒の木も、その辺り(森や庭)に自生で生えてるので、採ってきて添えたら、これもめちゃくちゃ良い香りで、やっぱりたけのことの相性は抜群ですよね〜。旬の物をいただくと、心身へ美味しさが染み渡って、元気が出ますよね。

 今、畑のじゃがいもが順調に成長してて、夏頃に収穫予定。食べたぁい!まずは大好きなポテトサラダを作りますかねぇ。夏のカレーも良いよなぁ。うふふ、楽しみだわ!

 

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