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GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」第26回 席のお話し

2021.03.19 Vol.Web Original

 

「昨日寒かったね。まだまだ冬だね。」と友達に言ったら「いやもう春だから!」と周りから総攻撃を受けた関口メンディーです。

僕の中では寒かったら冬だし、暑かったら夏。季節の概念はあまりありません。

同じような話で友達何人かで自宅で飲んでいる時にずっと立っている人がいて、その子に「なんで立ってるの? 気を使うから座ってよ!」と、ひとりの友達がその人に言うシーンがありました。その人は「あ、うん」となんだか浮かない顔をして座りました。この時は浮かない顔をしていたことに「どうしたの?」と聞きはしませんでしたが、その時僕が思ったのは、「この人は立ちたいから立っていたんだ」ということです。

いつからいつまでが冬でいつからいつまでが春だという事と同じように、みんなでいるお酒の席では座るものだという固定概念が友達にはあったのだと思います。

椅子があるなら座った方がいいという友達の優しさもあったのだと思いますが、その人に立っていたい明確な理由があったらどうでしょうか。

これはあくまで例え話ですが、その人が今めちゃくちゃ痔に悩んでいて座ることが苦痛で仕方なかったらどうでしょう。痔だなんて恥ずかしくて言えない。でもみんなに気を遣わせるならと無理して座っていたらどうでしょう。親切もその人にとっては、言い方は悪いですが、ただのおっせかいになってしまいます。

かなり極端な言い方をしましたが、シンプルに座っていたら眠くなっちゃう人だっているし、立っていた方が身振り手振りを使って、うまくコミュニケーションを取れる人もいる。

しかしこれは実際に僕がこの後者であり”立っていたいこともある”人だから、寄り添えるという側面もあります。

なので最近自分の中で意識していることは、とにかく周りの人に寄り添って考えてみることです。周りの人の言動の理由を考えるようにしています。ここで感情に左右されると脳が感情で埋め尽くされて、考える隙間がなくなるので感情は省きます。とはいえ、腹が立つこともあるのでその時は精一杯一旦落ち着きます。笑

結論、経験したことがないことに、寄り添うことが難しいということは、自分が無知である前提で動いた方が優しさの交通事故や行違いは防げるということです。

無知を解消するには、自分で勉強するか質問したりして人から教えてもらうしかありませんから、今回のケースであれば、「どうして立ってるの? もし良かったら座る?」くらいの質問ベースの方が、相手も「立っている方が楽だから」くらいで強要することなく問題を解決することできます。

とはいえなんでも質問すればいい訳ではなく、「私のこと覚えてます?」みたいな質問は最悪です。お互い覚えていたら良いけれど、覚えていなかった時はお互い嫌な気持ちになる。自分の承認欲求を満たしたいだけの質問はしない方が賢明だと思います。

相手側に立って質問ベースで動く訓練、自分も日々頑張りたいと思います!

ということでメンディーでした!

【ひめくりワンダホー】リンちゃん(3歳2カ月)

2021.03.19 Vol.web original

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2021.03.18 Vol.web original

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バックトゥザフューチャーから35年!ここまで来た!『パーム・スプリングス』は、最先端の時間移動映画だ!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.03.17 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 舞台「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」が絶賛稽古中です。

 新型コロナ禍の昨今、多くの舞台ではお祝花をお受けできなくなったり、公演後の面会ができなくなったりしています。今回の現場では「差し入れサービス」ということで、」あらかじめ稽古場への差し入れをオンラインストアでいただいて、お礼札を公演期間中に劇場に掲載させていただくという形を取らせていただきました。

 いろいろと工夫できるところがあるのだなと思いました。プロデューサーさんはじめスタッフの方々もいろいろ工夫されている中、こちらも頑張らねばと思いながら稽古しております。

 では、今週も始めましょうか。

【ひめくりワンダホー】さらちゃん(1歳5カ月)

2021.03.17 Vol.web original

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【ひめくりワンダホー】レグノちゃん(7歳3カ月)

2021.03.16 Vol.web Oliginal

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【ひめくりワンダホー】みかんくん(1歳2カ月)

2021.03.15 Vol.web Oliginal

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【ひめくりワンダホー】ほっくんくん(1歳5カ月)

2021.03.14 Vol.web Oliginal

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

【ひめくりワンダホー】くぅーくん(4歳3カ月)

2021.03.13 Vol.web Oliginal

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

「私が結婚できない理由」【36歳のLOVE&SEX】#5

2021.03.12 Vol.web original

 またうっかり、クレジットカードの申し込みをしてしまった。

 しかも年会費がかかるタイプのクレジットカード。

 別にクレジットカードが必要だったわけでもなく、付帯特典がどうしても使いたいという理由があったわけでもない。

 しかも、ポイントをまとめたいから同じカードしか使わないように心に決めていて、新規のカードは家計管理が複雑になるから、もう作らないようにしようとも思っていたところだ。

 ではなぜ契約してしまったのか。

 某携帯電話ショップにポケットWi-Fiの修理を依頼しに行ったときに、いろいろ相談していたら、なぜかキャンペーンの紹介をされてしまって。

 一通り説明されて、「お客様ならカードを作ったほうがお得ですよ」と言われて、プランの相談に乗ってもらったり質問にも答えてもらったし、別にいいか、と思ったから。

 信じられない、断れない性格にもほどがある。

 別に必要でもないし、向こうだって相談に乗るのが仕事なのだから、忖度するようなことでもない。ああ、やらかした。いい大人になって、またホイホイ言われた通りに行動してしまった。

 

 私といえば、日頃から主張が強く、声量もあるので、ふたつの意味で声が大きい人間という印象を周りには持たれていると思う。

 嫌なことはキッパリ断る、そう見えるだろう、実際は全く逆なのだ。

 仕事においても営業されたらうまく断れないし、私生活でも誘いを断り切れないことはよくあった。好みのデザインでもないのに店員から勧められて服を買ったことも数えきれないし、好きでもないのに「断るの悪いから」という理由でホテルに連れていかれたこともあった。

 もっと若い、東京に来たばかりの頃は、「これを飲めば痩せる」とか、「このエステに通えば痩せる」とかで何十万のローンを組まされたことも何度かあった。

 一度はちゃんと支払ってしまったし、解約に友達の手を借りたこともあった。

 外国に行けばボラれ、開催されないコンサートのチケットを買わされたり、タクシー代はしょっちゅうだよなぁ。

 そんな過去の断れなかったあれこれを思い出して私は思った。

「ああ、結婚したい。」と。

 結婚して、夫に何もかも決めてほしい、と。

 いや、待て。結婚というのは二人の人間が集まっているだけで、どちらか一方に強い権限があるわけではなく、ましてや夫と呼ばれる人が万能なわけでもなく、常に最善の決断ができるわけでもなく、結婚したらもう余計なクレジットカードの契約をしないで済むかと言われれば、それはNOである。

 仮に、そんなに何もかも決めてくれる夫とかいう人がいたとして、私に都合よくクレジットカードの契約だけ止めてくれるだろうか、いやそんなわけがない。

 毎日の起床時間、朝食のメニュー、風呂の温度、寝るときの照明の明るさ、視聴するテレビ、服装、趣味、仕事……あらゆることに口出して思い通りにしようとしてくることくらいは容易に想像できる。

 それは都合悪いよ、私がほしいのはそういう夫じゃない。

 となると、この「結婚したい」は、自分に関わる重要なこととか面倒なことを誰かに決めてほしい、というただの心のだらけでしかないのだ。

 

 話は変わるが、私にも何人か友人はいる。

 既婚者が多く、主婦をしている人もいれば、働いている人もいる。

 ある日、私のもとに「揚げない唐揚げを作った」と写真が送られてきた。

 それを見た私は、揚げない唐揚げどころか、唐揚げすら作ったことがない、唐揚げの材料すらよくわかっていないことに気付いた。

 また別の日、別の友人が魚を色々な種類で調理したという写真を送ってきた。

 私にとっては魚のさばき方もわからなければ、魚の名前も知らないし、どの魚をどう調理したら美味しいかということももちろん知らない。

 料理をしないわけではない、必要最低限の自炊はもちろんする。大学時代には飲食店のキッチンのバイトをしていたこともあった。

 だが、私は「生活」ができていないのだ。

 人々が当たり前のようにやっている「生活」、毎日のやりくりとか、積み重ねとか、ほかの人への思いやりとか、おもてなしの気持ちとか。

 そういう大人として当たり前にできているべきこと、知っているべきことが欠けている、ということが本当に多い。

 これじゃ結婚できないはずだ。

 いや、結婚に憧れる気持ちはそもそもないのだが、結婚「しない」人でもあれば、結婚「できない」人でもあるんだな、私は。

 なるべくしてなった、今の人生という感じ。

 

 東京は便利だし、周りの人は優しいし、これはこれでなんとかなってきてしまったのがよくない。

 自分のために自分の身の回りのことがちゃんとできていないまま大人になってしまったから、自分で決めることが本当に苦手なのだ。

 今までそれは、情緒だけかと思っていた。楽しいとか嬉しいとか、これがやりたいとか、そういう気持ちだけ、自分は発達が遅れているんだと思っていた。

 だが、生活力も同じだったんだな。

 まあ、今気づけてよかったよ。

 

 さて、冒頭のクレジットカードの契約。

 何日もかけていろいろと調べた。

 付帯する特典は自分の生活に見合ったサイズ感のものか、年会費に対して受けられる特典はプラスになっているか、解約に伴ってほかに必要な手続きや違約金は発生しないか、など。

 その結果、やはり解約しよう、という結論になり、勇気を出してコールセンターに電話した。これも「生活」を始める第一歩だと自分を鼓舞して。

 コールセンターはつながりづらく、待っている間、対応してくれた携帯電話ショップの人の顔が頭に浮かんだ。

 彼は私の契約1件で営業成績がプラスになったんだろうか、そして解約することで彼にマイナスはついてしまうんだろうか、ああ申し訳ない。

 オペレーターにつながると、あっさりと解約を受け入れてくれた。

 このお電話のあとカードは使用できなくなりますので、ハサミを入れておいてください、とだけ伝えられた。

 ああ、そんなもんですか。

【ひめくりワンダホー】マフィンくん(2歳2カ月)

2021.03.12 Vol.web original

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