アイドルグループ乃木坂46を5年前に卒業し、ドラマ、映画などの女優活動を中心に活躍する伊藤万理華。
写真やファッションなどのクリエイティブな活動も注目されている彼女は、2017年「伊藤万理華の脳内博覧会」、2020年「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」といった展覧会を開催し話題を集めた。
そして、伊藤万理華による展覧会三部作の最終章として渋谷パルコで『LIKE A EXHIBITION LIKEA』(2022年12月2〜19日)を開催することが発表された。
アイドルグループ乃木坂46を5年前に卒業し、ドラマ、映画などの女優活動を中心に活躍する伊藤万理華。
写真やファッションなどのクリエイティブな活動も注目されている彼女は、2017年「伊藤万理華の脳内博覧会」、2020年「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」といった展覧会を開催し話題を集めた。
そして、伊藤万理華による展覧会三部作の最終章として渋谷パルコで『LIKE A EXHIBITION LIKEA』(2022年12月2〜19日)を開催することが発表された。
昭和を代表する芸術家・岡本太郎の最初期から晩年までの代表作・重要作を網羅する、史上最大のスケールの岡本太郎回顧展。岡本作品のほぼすべてを所蔵する川崎市岡本太郎美術館と岡本太郎記念館の全面協力のもと、主要な代表作・重要作が勢ぞろいするほか、国内各地の美術館からの出品作品を加え、岡本芸術の全容に迫る。
18歳でパリにわたり、芸術家を目指した岡本太郎。そのパリ時代の作品を主に紹介する第一章では《空間》、《傷ましき腕》、《コントルポアン》(東京国立近代美術館蔵)という代表的初期作品4点を一挙展示。
さらに、パリから帰国後、日本美術界の変革を掲げ「夜の会」を結成。前衛芸術運動にまい進した時代の代表作、《太陽の塔》につながる縄文時代や呪術的なエネルギーに触発された作品群、そして「芸術は大衆のもの」とした岡本太郎の既成を超越した想像力が、広く人々に大きなインパクトを与えたパブリックアートやオブジェなど、まさに岡本太郎芸術の真髄に迫る内容となっている。
また、本展では、太郎の初期の表現にふれられる貴重な絵画のひとつ、《露店》(1937/49年、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵)の出品も決定。岡本太郎が芸術家としての基盤を作った1930年代のパリ滞在期の作品は、戦災ですべて焼失し、当時の作品の内容は、1937年にパリで発刊された初めての画集『OKAMOTO』(G.L.m.社)に掲載のモノクロの図版と、戦後に太郎自身が再制作した4点からしか伺うことができない。今回展示される《露店》は、1983年に太郎本人によりグッゲンハイム美術館に寄贈されて以来、日本国内では実物を見ることができなかった貴重な作品に出合える機会をお見逃しなく。
“現代アートの最高峰”ゲルハルト・リヒター。日本では16年ぶり、東京の美術館としては初となる待望の大個展。
ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理自体を表すことに、一貫して取り組み続けてきた。
本展では、近年の最重要作品とされている、4点の巨大な抽象画からなる作品、《ビルケナウ》(2014年)が日本初公開。同作は一見、抽象絵画に見えるが、その下層には、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で囚人が隠し撮りした写真を描き写したイメージが隠れている作品。1960年代以降、ホロコーストという主題に向き合おうと試みながらも断念してきたリヒターがついにたどり着いた達成点にして転換点ともなった作品。絵画と全く同寸の4点の複製写真と大きな横長の鏡の作品(グレイの鏡)などを伴って展示され、1枚の抽象画を鑑賞するというより、ある歴史と対面しているような感覚を覚える空間となっている。
他にも、鏡やガラスを素材とした作品に他の作品が映り込むなど、見るたびに異なる様相が現れる展示構成となっており、改めて“ものを見る”とは何か問われる体験ができる。
今年、90歳を迎えたリヒター。彼が手元に置いてきた初期作から最新のドローイングまでを含む約110点によって、一貫しつつも多岐にわたる60年の画業を紐解いていく。
私立聖学園の生徒会を舞台にした恋愛漫画の金字塔『天使なんかじゃない』、ファッションデザイナーを目指す主人公の恋と成長を描く『ご近所物語』、中島美嘉と宮﨑あおい出演の実写映画化で社会現象を巻き起こした『NANA』……数々の人気作を世に送り出した漫画家の矢沢あい。矢沢本人が総監修を務めた“ベストアルバム”のような原画展「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が現在、新宿髙島屋 11階特設会場にて開催されている。
今年でマンガ連載開始25周年を迎え、25日に原作連載再開、8月6日に劇場版『ONE PIECE FILM RED』の公開を控える「週刊少年ジャンプ」の大人気コミック『ONE PIECE』。現在、渋谷キャスト スペース・ガーデンにて25年分のグッズを展示販売するグッズ展『Meet the “ONE PIECE”』、「RAYARD MIYASHITA PARK」で連動イベント『Meet the “ONE PIECE” 出張版 at RAYARD MIYASHITA PARK』が開催中だ。『ONE PIECE』一色の渋谷を編集部が体験した。
ハワイ オワフ島でガイドをしながら、ハワイの景観を写真に収めている写真家yasuの個展「UPLIFTING2022~Bright&Sunset」が7月16日から台場にて開催。
このコロナウィルス渦中においても、アメリカ、カナダ、スペイン、ドイツ、韓国、ポルトガル、フィリピンなど世界各地の国際写真展に出品し多数入選。ハワイの美しい風景の数々を世界に届け、高く評価されてきた。
コロナ感染拡大の影響を受け日本からの旅行客が激減しているため、現在はガイド業を休止し一時帰国中。年内にはハワイに戻り事業を再開する予定とのこと。
本展では「ブライト&サンセット」をテーマに、ハワイの素晴らしい景観を撮影し続けた作品、約50点以上を展示。青い空と海、夕暮れからのマジックアワー…ハワイが見せるさまざまな光景を臨場感たっぷりに写し出す。
このコロナ禍でハワイへの旅行を我慢していた人も多いはず。ガイドとして現地に暮らす彼ならではの、ハワイ愛にあふれた写真の数々で、地上の楽園を感じてみては。
「UPLIFTING2022~Bright&Sunset」は7月16日から31日まで、台場・GALLERY21にて開催。
大人気シリーズ『エヴァンゲリオン』のプロダクトが一堂に会する『EVANGELION CROSSING EXPO-エヴァンゲリオン大博覧会-』が8月15日から渋谷ヒカリエにて開催。
1995年にTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送されて以来、25年以上にわたって生み出されてきたプロダクトやプロジェクト4000点以上が展示される“エヴァプロダクトの祭典”。貴重なアイテムの数々を通して、あらゆるジャンルに広がる“エヴァカルチャー”を体感できる展覧会となっている。
テレビ放送開始当時から現在までに制作されたフィギュア・プラモデルに始まり、数々の話題を呼んだ、企業や地域、他作品のキャラクターとのコラボアイテムやプロジェクトアイテムも一挙終結。
販売価格約1600万円という、世界に一台しかないスポーツカー「エヴァンゲリオン オロチ」も実物展示。
玩具や雑貨にとどまらず、アパレル、伝統工芸品、ゲーム、イベント、モータースポーツなど、あらゆるジャンルに広がるエヴァカルチャーの多様性と歴史を体感できる機会となっている。
また、本イベント限定アイテムなども登場する公式ストア「EVANGELION STORE」や会場限定のソフトクリームなども合わせて楽しんで。
『EVANGELION CROSSING EXPO-エヴァンゲリオン大博覧会-』は7月15日から8月26日まで渋谷ヒカリエ・ヒカリエホールにて開催。
藝大受験を志す若者たちの青春を描く、山口つばさ原作コミック『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」にて連載中)初の展覧会。
作中に登場する絵画の展示や没入型シアターといった、藝大受験を志す主人公・矢口八虎とその仲間たちの物語を追体験できる展示から、名画解説などのアートを身近に感じることができる展示まで、さまざまな企画を通してブルーピリオドの世界に迫る。
作中に登場する多くの美術作品は、同作のためにアーティストや学生が実際に制作したもの。会場では、物語のキーとなった作品や主人公・矢口八虎のターニングポイントとなった作品を中心に、実物の絵画を約50点を展示。作品を前にした登場人物たちと同じ感動を追体験しよう。
〈キャラ大石膏室〉では、藝大の大石膏室を思わせる空間に、ヴィデ、ブルータ、モリエールといった有名な石膏像をモチーフにした作中のキャラクターの像が展示され、来場者はこれらの像を会場で自由にデッサンすることが可能(平日限定)。
また、八虎が臨んだ藝大一次試験の会場を再現。原作未登場の他キャラクターたちの作品も含め、八虎たちが試験にかける熱い思いに触れられる展示も必見。
原作ファンや漫画ファン垂涎の“漫画展”としても、注目の現代アーティストの作品や名画解説などを通して、アートの魅力を堪能できる美術展としても楽しめる、この夏、見逃せない展覧会だ。
千代田区の大規模複合ビル「大手町タワー」の「大手町の森」で、落合陽一氏による立体的メディアアート作品『nullの木漏れ日』を展示が9日からスタートする。
『nullの木漏れ日』は、3Dホログラムを活用したメディアートで、落合氏が創作のテーマにしている「デジタルネイチャー(計算機自然)」のビジョンをもとに制作されたデジタルインスタレーション作品。
落合氏は「この作品には鳥の鳴き声に聞こえる音がイルカの鳴き声であったり、クラクションに聞こえる音がクジラの鳴き声であったりします。そういった頭に浮かぶ様々な事物の関係性を想起しながら、デジタルと自然の融合を感じつつ、頭をnullに、いや空っぽにして1時間ほど作品を見てもらえるとうれしいです」と、コメント。
大手町タワーを手掛ける東京建物の取締役で専務執行役員の小澤克人氏は、「たくさんの方にご来場いただき、五感で“森”を感じてもらい、そして落合さんのデジタルネイチャーを体験していただきたいと思います」と、話した。
7月8日まで。18~23時。
お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武が制作した絵画、ドローイング、映像、オブジェなどの作品約200点を展示する巡回展「木梨憲武展 Timingー瞬間の光りー」が東京・上野の森美術館にてスタートした。
動物写真家・岩合光昭が、南米大陸中央部に位置する世界最大級の熱帯湿地パンタナールで撮影した、野生動物たちの生態に迫る写真展『岩合光昭写真展PANTANAL パンタナール清流がつむぐ動物たちの大湿原』が7月10日まで、恵比寿・東京都写真美術館にて開催中。
『岩合光昭の世界ネコ歩き』など、身近な存在であるネコ写真でも人気の岩合氏。内覧会に登壇した岩合氏は「今はすっかり“ネコの写真家”になっていますが(笑)」と苦笑しつつ、アフリカ・タンザニアにあるセレンゲティ国立公園をはじめ、世界各地で野生動物にカメラを向けてきた背景を振り返り、岩合氏の特集をした『ナショナルジオグラフィック』の編集者がきっかけで、パンタナールの存在を知ったと話した。
その後、2015年から3年半、計5回にわたりパンタナールを訪れ撮影を行った岩合氏。本展では、このときの撮影でとらえた、パンタナールの生き物や自然の写真100点以上を展示。
ジャガーが砂地に仰向けに寝転がってリラックスする貴重な瞬間をとらえた写真、手が届きそうな距離で水中のワニを真正面から撮影した写真など、通常、野生動物たちが人間に見せることのない貴重な姿や生態をとらえた写真も多数展示。
“ネコ写真”でも人気の岩合氏の真骨頂を、迫力の大判展示で堪能してみては。