『アンダードッグ』前編・後編
一度は手にしかけたチャンピオンへの道から外れ今では“かませ犬”としてリングに上がる崖っぷちボクサー・末永晃は若き天才ボクサー・大村龍太、夢も笑いも半人前な芸人ボクサー・宮木瞬と宿命の出会いを果たす。
一度は手にしかけたチャンピオンへの道から外れ今では“かませ犬”としてリングに上がる崖っぷちボクサー・末永晃は若き天才ボクサー・大村龍太、夢も笑いも半人前な芸人ボクサー・宮木瞬と宿命の出会いを果たす。
小説家の美倉洋介は、ある日新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、思わず家に連れて帰る。ばるぼらがいると不思議に創作活動が進む美倉。その一方で美倉は異常性欲に悩まされており…。
音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくることを知った長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へ戻り母のつぼみ、父の昭夫、妹の美貴、愛犬のサクラとひさびさに再会する。兄・一(ハジメ)は2年前に亡くなり、その日、家族はバラバラになった…。
就職試験に落ち続けているフリーター雷は京大合格した弟に対して卑屈になっていた。ある日「源氏物語」の世界を模したイベント設営のアルバイトからの帰り激しい雷雨に見舞われ気を失う。目が覚めた時そこは「源氏物語」の世界だった!!
小栗旬と星野源、人気と実力を併せ持ち、今の日本エンタメ界を牽引する2人が映画初共演を果たした、この秋最大の注目作。
原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。フィクションでありながら、日本の犯罪史に残る実際の未解決事件をモチーフに、綿密な取材と鮮やかな着想を織り交ぜたストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるほど真に迫っているとして、大きな話題を呼んだ。
そんなリアリティーあふれる骨太のミステリーの映画化に豪華俳優陣が集結。主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは、ハリウッドにも進出し今や日本を代表する俳優となった小栗旬。35年以上前に起きた大事件の真相と謎の犯人グループを追う記者を、その圧倒的な存在感で演じる。もう一人の主人公・曽根俊也には、俳優・音楽家・文筆家などさまざまなフィールドで活躍する星野源。家族とともに平凡な毎日を過ごす中で、偶然にも幼少時の自分が知らないうちに、この日本中を震撼させた未解決の大事件に関わっていたことを知ってしまう男を繊細に演じる。監督は『麒麟の翼』の土井裕泰。脚本はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子。さらにドラマ「テセウスの船」で注目を集めたUruが本作のために主題歌を書き下ろしている。
栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」によって男の子を迎え入れ朝斗と名付ける。それから6年、息子の成長を見守りながら幸せに暮らしていたがある日、朝斗の生みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から子供を返すか、ダメならお金をと要求され…。
目は不自由だが明るく愛くるしい明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁。小さな勘違いから出会った 2 人は引かれ合い、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にしたかに見えた。ある日、明香里はとある秘密を塁に明かし…。
1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り正義のため世に知らしめようとし、逆に反逆者とされてしまう。妻・聡子はスパイの妻と罵られようとも夫を信じ続ける。
建築家の石川一登とフリー校正者の妻・貴代美は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に幸せに暮らしていた。冬休みのある晩、規士が突然姿を消し、翌日、同級生が殺害されたというニュースが流れる。
新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙は、親戚の娘・一果を預かることに。叔父だと思い訪ねて来た一果は凪沙の姿に戸惑うが、2人の奇妙な生活は始まった。度々トラブルを起こす一果だったが凪沙は一果のバレエの才能を知り…。
ソウルの病院で看護師として働くジョンヨン。6年前、当時7歳の息子ユンスが公園で失踪して以来、夫ミョングクとともに探し続けている。あるとき捜索中に悲劇的な事故が起こり憔悴するジョンヨンのもとにユンスの目撃情報が寄せられる。