SearchSearch

居酒屋のメニューの表紙も飾る、オケタニ教授の「夜景おじさん」5回目の写真展が開催中

2022.09.08 Vol.Web Original

女子高生にも人気!?

 写真家のオケタニ教授の写真展「夜景おじさん5」が9月7日から東京・中野のケンコー・トキナー ギャラリーで始まった。

 昨今、すっかり定着した感のある「おじさんブーム」だが、オケタニ教授は5年前からこの「夜景をバックにおじさんを撮る」という写真を撮り始め、今年で5年連続で個展を開催。写真を撮るからといって特に構えさせることなく普段着のおじさんの可愛らしさやおかしさがにじみ出る瞬間をとらえた写真はSNSでじわじわと話題を集め、今はメディアへの露出も増加。個展には突然、女子高生がやってくることもあるという。

“架空の宇宙空間にあるミュージアム”「ANIMUSE」が9月2日にオープン

2022.09.02 Vol.Web Original

こけら落としは『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展

 2019年に「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」を手掛けた株式会社スカイフォールがアニメ業界のさらなる発展とアニメ文化の継承を目的とした、ウェブサイト「ANIMUSE(アニミューズ)」を9月2日18時にオープンした。

「ANIMUSE」というのは「ANIME DIGITAL MUSEUM & ARCHIVES」を意味し、同サイトではデジタルで展覧会を開催するほか、新録のインタビューを中心として次世代のアニメ製作者へ知見をつなぐ資料を公開するコーナーや、ショップ機能も備えた。また、レジェンド声優へのインタビューコーナーもあるのだが、初回ゲストとして『ロッキー』のシルベスター・スタローンの吹き替えなどで有名な羽佐間道夫を迎える。

 こけら落としとなる展示は今年35周年となる『王立宇宙軍 オネアミスの翼』展“Ver.0.3 スペシャルプロローグ”で、今回は10月28日に公開となる4Kリマスター版の劇場予告編のカットにあわせて、絵コンテ、設定画、原画、イメージボードなど、約270点をマルチビューイングで展示している。

 10月からは本展として有料の展覧会を続けて開催。スペシャルプロローグ公開にあたり本展(第2弾以降)の前売券も発売している。

矢沢永吉「こんな感謝はない」デビュー50周年でライブ 国立競技場初の有観客2デイズ MISIA、B’zも盛り上げる

2022.08.28 Vol.Web Original

 矢沢永吉の50周年記念ライブ「50th ANNIVERSARY TOUR “MY WAY”」が8月27、28日の2日間にわたり、東京・国立競技場で開催された。新しくなった国立競技場で行われる初の有観客音楽ライブで、約2時間の公演のフィナーレには、歓喜のタオルが宙に舞った。

 初日は、辟易するほどの熱気ムンムンの熱帯夜のライブに。途中、ゲストのMISIAも登場し、暑くて熱いステージを繰り広げて、オーディエンスを喜ばせた。2日目は一転、何度も立ち上がる火柱の演出が温かく感じられるような涼しい環境でのライブ。矢沢は「今から2時間、50周年ヨロシクゥ!」と、真っ白なマイクスタンドを操り、時にはそれをギターに持ち替えながら、エンディングまでロックし続けた。

“東洋一の水族館”がバーチャルで復活!「VR京急油壺マリンパーク」オープン

2022.08.28 Vol.Web Original

 昨年、惜しまれつつ53年の歴史に幕を下ろした水族館「京急油壺マリンパーク」(神奈川県三浦市)。同館が一般社団法人路上博物館、京浜急行電鉄のクラウドファンディング「京急油壺マリンパーク3D化計画 ~みんなで残そう思い出と歴史~」によって「VR京急油壺マリンパーク」として復活した。

三浦春馬さん、共に歩んだボイストレーナーが“夢と努力”明かす『春馬くんとの“未来の雑談”』

2022.08.02 Vol.Web Original

 一昨年7月に30歳の若さで急逝した俳優で歌手の三浦春馬さん。エンターテインメントを愛し、音楽や演劇、日本の伝統、自分自身の可能性にときめき続けた三浦さんの姿を綴った書籍『春馬くんとの“未来の雑談” ~三浦春馬の勉強ノート~』が9月16日、講談社より発売されることが分かった。著者は7年間を共に歩んだボイストレーナーの斉藤かおる氏。

 東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業し、NHK教育テレビの音楽番組で「うたのおねえさん」を務めた経験を持ち、主にプロを対象にした歌唱指導を行っている斉藤氏。三浦さんとはミュージカル『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックlll』出演後に出会い、読売演劇大賞杉村春子賞を受賞したミュージカル『キンキーブーツ』の当たり役・ローラ像を一緒に作っていった。

 書籍の冒頭で斉藤氏は、三浦さんへの思いを「本にしなければ。漠然とそう思いはじめたのは春馬くん31回目の誕生日の頃でした。歌唱の師として私だけが知っている、ひとりの青年の夢と努力を書き記すこと。共感して貰いたいこと。彼の繊細さ、素直さ、頑固さ、真面目さ、ユニークさ、私が感じたことを、7年間の学びの道程の中から知って頂けたらと願っています。

 そして……春馬くんを知るすべての仲間たちが、これからも、折に触れ春馬くんの話をして下さることを希望しています」と語っている。

 今なお多くの人に愛され、輝き続ける三浦さんの表現への思いや素顔に迫る一冊。『春馬くんとの“未来の雑談”』は9月16日、全国の書店およびネット書店にて発売。

夏休み、家の中でも痛快、爽快!『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ミステリと言う勿れ』【オススメDVD & Blu-ray】

2022.07.30 Vol.751

『THE BATMAN−ザ・バットマン−』

 全米で記録的ヒット中のバットマン単独映画最新作。新バットマン/ブルース・ウェイン役には『ハリー・ポッター』シリーズや『トワイライト』シリーズでブレイクした人気俳優ロバート・パティンソン。“バットマン”となって2年目、まだ若く未熟で、感情的で自分をコントロールできない人間味のあるブルース・ウェインがヒーローとして成長していく姿をエモーショナルに演じ切っている。さらに、ヴィランとしてコリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツら豪華な顔ぶれが集結。ペンギン、カーマイン・ファルコン、リドラー、キャットウーマンといった魅力的なヴィランたちの登場も本作の見どころだ。

 優しくもミステリアスな青年ブルース・ウェイン。両親殺害の復讐を誓い、悪と戦う“バットマン”になって2年。ある日、権力者を標的にした連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。政府の陰謀とブルースにまつわる過去の非道や父親の罪を暴くリドラーを前に、ついにブルースの良心が狂気に侵蝕されていく…!

 

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント 7月6日(水)発売 ブルーレイ&DVD セット5980円(税込)※ダウンロード版販売中

現代アートの巨匠、ついに東京の美術館で大規模個展開催「ゲルハルト・リヒター展」

2022.07.29 Vol.751

 

“現代アートの最高峰”ゲルハルト・リヒター。日本では16年ぶり、東京の美術館としては初となる待望の大個展。

 ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理自体を表すことに、一貫して取り組み続けてきた。

 本展では、近年の最重要作品とされている、4点の巨大な抽象画からなる作品、《ビルケナウ》(2014年)が日本初公開。同作は一見、抽象絵画に見えるが、その下層には、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で囚人が隠し撮りした写真を描き写したイメージが隠れている作品。1960年代以降、ホロコーストという主題に向き合おうと試みながらも断念してきたリヒターがついにたどり着いた達成点にして転換点ともなった作品。絵画と全く同寸の4点の複製写真と大きな横長の鏡の作品(グレイの鏡)などを伴って展示され、1枚の抽象画を鑑賞するというより、ある歴史と対面しているような感覚を覚える空間となっている。

 他にも、鏡やガラスを素材とした作品に他の作品が映り込むなど、見るたびに異なる様相が現れる展示構成となっており、改めて“ものを見る”とは何か問われる体験ができる。

 今年、90歳を迎えたリヒター。彼が手元に置いてきた初期作から最新のドローイングまでを含む約110点によって、一貫しつつも多岐にわたる60年の画業を紐解いていく。

『天ない』『NANA』…髙島屋で矢沢あいの名作に涙!「ALL TIME BEST 矢沢あい展」

2022.07.27 Vol.Web Original

 私立聖学園の生徒会を舞台にした恋愛漫画の金字塔『天使なんかじゃない』、ファッションデザイナーを目指す主人公の恋と成長を描く『ご近所物語』、中島美嘉と宮﨑あおい出演の実写映画化で社会現象を巻き起こした『NANA』……数々の人気作を世に送り出した漫画家の矢沢あい。矢沢本人が総監修を務めた“ベストアルバム”のような原画展「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が現在、新宿髙島屋 11階特設会場にて開催されている。

ゲイの男性2人と彼らと深い関わりを持つ1人の女性との時代を超えて描かれるラブストーリー『The Pride』が日本では約11年ぶりの上演

2022.07.26 Vol.Web Original

 PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』が現在、東京・赤坂RED/THEATERで上演されている。

 同作はイギリスの劇作家アレクシ・ケイ・キャンベルが2008年に執筆し、イギリスで最も権威のある演劇賞とされるローレンス・オリヴィエ賞を受賞した戯曲。日本ではTPTが上演して以来、約11年ぶりの上演となる。

 物語は1958年と2008年のふたつの時代を交錯しながら展開。50年間の空白を挟み、ゲイの男性2人と彼らと深い関わりを持つ1人の女性との、時代を超えて描かれるラブストーリー。

 1958年はフィリップとシルヴィアは夫婦関係。そこにシルヴィアの仕事仲間のオリヴァーがやってきて、オリヴァーとフィリップは恋に落ちる。だが、「同性愛は病気」とされたこの時代。そんな当時の社会のタブーに立ち向かう活力のあるオリヴァーとは対照的に、フィリップは自らの立場と社会から向けられる視線に苦しむことになる。

 2008年ではオリヴァーとフィリップは恋人同士。だが、オリヴァーの行動が原因で2人は別れてしまう。他の男性と性的な関係を持つことがやめられないオリヴァーと1958年の出来事からどこかに罪悪感を抱えたまま2008年を生きるフィリップ。2人の共通の友人であるシルヴィアはそんな2人を見かねて、彼らをそれぞれプライド・パレードに誘うのであった。

巨大ガシャやAIルフィも!グッズ展『Meet the “ONE PIECE”』で渋谷はワンピース一色

2022.07.24 Vol.Web Original

 今年でマンガ連載開始25周年を迎え、25日に原作連載再開、8月6日に劇場版『ONE PIECE FILM RED』の公開を控える「週刊少年ジャンプ」の大人気コミック『ONE PIECE』。現在、渋谷キャスト スペース・ガーデンにて25年分のグッズを展示販売するグッズ展『Meet the “ONE PIECE”』、「RAYARD MIYASHITA PARK」で連動イベント『Meet the “ONE PIECE” 出張版 at RAYARD MIYASHITA PARK』が開催中だ。『ONE PIECE』一色の渋谷を編集部が体験した。

金融教育ディレクター・橋本長明さんに聞く 知っているようで知らない「金融教育」

2022.07.23 Vol.Web Original

 今年度から高等学校で「金融教育」の授業がスタートした。これに合わせて、小学生から金融リテラシーを学べる解説書『すてきな相棒!おかね入門』(リトルモア)が出版された。著者は日本銀行で「金融教育」の概念作りや「金融教育元年」事業などに携わり、現在は金融教育ディレクターとして活動する橋本長明さん。橋本さんに、なぜ今「金融リテラシー」が必要なのか教えてもらった。

◆ ◆ ◆

Copyrighted Image