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【おすすめ書店イベント】『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』刊行記念イベント

2019.11.18 Vol.724

「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」……事件当時、報道された貼り紙に覚えのある人も多いだろう。2013年に山口県周南市金峰(みたけ)地区で発生した山口連続殺人放火事件を丹念に取材したルポの書籍化『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)。著者の高橋ユキと、新刊『黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』(文藝春秋)が好評の映画史・時代劇研究家の春日太一がトークイベントを開催。取材の裏話や本には書けなかったエピソードを交えつつ本書の魅力に迫る。

※発行日までに完売になってしまう場合もありますのでご了承下さい。

インパクト大の“前後不覚”なネコは天才!?猫写真家・沖昌之が“必死すぎるネコ”を撮り逃さないワケ

2019.11.16 Vol.724

 猫写真家の沖昌之が、累計発行部数5万部を突破した写真集『必死すぎるネコ』の第2弾、『必死すぎるネコ 〜前後不覚 篇〜』の発売を記念したトークイベントを新宿の紀伊國屋書店新宿本店にて行った。イベント冒頭で、前回の写真集を制作する前の段階で、担当編集者から手塚治虫の漫画『火の鳥』のように「○○編」を重ねながら超大作化させる壮大な構想を提案されたことを明かした沖。当初はあまりの熱意に戸惑いつつも、結果的にその写真集のヒットがプロの猫写真家として活動を続ける力になったそうで、「そういう意味で僕にとって『必死すぎるネコ』は大事なターニングポイント」と語った。この日は『必死すぎるネコ 〜前後不覚 篇〜』に収録した写真の撮影エピソードを中心にトーク。

期待の新星マヤ・ホーク来日公演【腕利き宣伝マンが猛プッシュ「コレよ、コレ!」】

2019.11.16 Vol.724

 ニューヨークの「Blue Note」を本店に持つジャズクラブが東京・南青山にあるブルーノート東京。さまざまなアーティストのライブをおいしい料理やドリンクと楽しめる音楽ファンにはうれしい場所ですね。11月のおすすめライブは?
「イチオシはマヤ・ホーク公演です。イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘さんですけど、ここ1〜2年でブレークして、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3にも出演しています。女優・モデルとして注目を集める彼女が、ミュージシャンとして日本で初めて公演を行います。今年の夏に彼女が作詞して歌った曲を2曲リリースして、その作曲を担当したのがノラ・ジョーンズへの楽曲提供で知られるジェシー・ハリスですが、2人で一緒に出演します。ギター・ベース・ドラムのバンドメンバーが入って5人編成のライブです」

 マヤ・ホークのミュージシャンとしての魅力は?

「ミュージシャンは今回が初めてのチャレンジになると思うんですが、ジャンルにとらわれる音楽ではなく、自然に自分を表現しているのが魅力的ですね。耳にスッと入ってくるとてもやさしい歌声で、一度聴いたら好きになる人は多いと思います」

 ライブの見どころを教えてください。

「最近ニューヨークで行ったライブも素晴らしく、マヤ・ホークとジェシーは個性が合うので、2人の歌声とギターのコラボレーションを楽しんでいただければ。従来のブルーノート東京のお客様はもちろん女性やファッション、映画ファンにも響くと思います」

時代をとらえた写真家たち『日本の原影』

2019.11.16 Vol.724

「日本とはなにか」を問い続けた芸術家・岡本太郎。日本で闘うことを決意してパリから戻った太郎は、1951年11月、上野の東京国立博物館で偶然、縄文土器を目にし、大きな衝撃を受けた。獲物を追い、闘争する狩猟の民が持っていた原始のたくましさと豊かさ、ふつふつとたぎる生命力、見えない力と対話する呪術の精神…。わびさび型の日本の伝統美とは真逆の美意識を見出した太郎は、これこそが“ほんとうの日本”なのだと直観した太郎は、それから5年あまり、日本文化の本質を探す旅に出た。最初に訪れた東北で“呪術の心”が息づく「原始日本」と遭遇。

 2年後の1959年には返還前の沖縄を訪問。東北や沖縄をめぐり、高度経済成長の陰で現代人が失っていたオリジナルの日本、忘れられた日本、すなわち「ほんとうの日本」を見出しながら、太郎はその片影を写真に収めていった。

 本展では、岡本太郎が1950年代から60年代にかけて撮影した縄文、東北、沖縄の写真を一堂に展示。やがてその成果を太陽の塔をはじめ自らの芸術創作に結実させていくことになる、日本再発見の旅を太郎のまなざしとともに追体験してみては。

東京カテドラルで聴くクリスマスコンサート「チェコ少年合唱団 “ボニ・プエリ”」

2019.11.16 Vol.724

 街のあちこちにキラキラしたイルミネーションが灯り始めて、今年もクリスマスシーズンが本格スタート。ポップでキャッチーなクリスマスソングに耳を傾けながら思うのは「どうせなら、本気でクリスマス気分を味わいたい」。そんな人にオススメしたいのが、チェコ少年合唱団ボニ・プエリによるクリスマスコンサートだ。

 コンサートは二部構成。第一部はヨーロッパの名曲。J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、カッチーニの「アヴェ・マリア」、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、ベートーヴェン「歓喜の歌」などクラシックの名曲を歌う。第ニ部は、スメタナの「モルダウ」や日本の有名な合唱曲「ビリーブ」など世界の合唱曲、そしてクリスマス曲のラインアップ。清らかな声で歌われる「ホワイト・クリスマス」「ウィンター・ワンダーランド」「きよしこの夜」は聴いているほうの心も浄化する。今回はまたジブリの映画音楽にも挑戦するという。

 人気のコンサート。鑑賞した人は夜風に肩をすくめながらも、パイプオルガンと美しい声で温められた心を持ち帰る。今年はあなたがそうしてみたら?

【オススメDVD 5選】ハートがドキドキ、心臓バクバク、魂がふるえる!『うちの執事が言うことには』他

2019.11.16 Vol.724

『うちの執事が言うことには』

 シリーズ累計発行部数110万部を超える大人気ミステリー小説が人気キャストを揃えて映画化! 主人公である名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、本作が映画初主演となるKing & Princeの永瀬廉。花穎の新執事・衣更月蒼馬役には、清原翔。さらに、学生企業家・赤目刻弥役には映画初出演となるKing & Princeの神宮寺勇太。

 突然、引退を宣言し行方不明となった先代当主の父・真一郎に代わり第27代当主となった花穎は、仏頂面の新執事・衣更月蒼馬と不本意ながらも主従関係を結ぶはめに。あるとき、花穎は招待されたパーティーで事件に巻き込まれる。やがて烏丸家のまわりで、次々と不可解な事件が起こり…。

販売元:東映株式会社 11月13日(水)発売 DVD3900円(税別)

敷居の高さなんて感じない オペレッタ「天国と地獄」東京二期会オペラ劇場

2019.11.15 Vol.724

 音楽の秋にオペラへの扉を開きたいのなら、オペラとミュージカルのいいとこどりのオペレッタで一歩を踏み出してみたら? 

 オペレッタは小さいオペラを意味する。セリフがたくさんあって演劇的な要素が多いのが特徴で、コミカルな作品も多く、ミュージカルの始まりとも言われている。

 東京二期会オペラ劇場が届けるのは、オペレッタ「天国と地獄」。バイオリン教師オルフェと妻のユリディスは倦怠期真っただ中。オルフェは妻の不倫相手である羊飼いアリステをやっつけようと罠を仕掛けるも、毒蛇に噛まれて死んだのは妻だった! 予想外の結果に喜ぶオルフェだったが実はアリステは地獄の王プルートの下界の姿。すべてユリディスを地獄に連れて行こうとしていたプルートの仕業だった。一部始終を見ていた「世論」によってオルフェはしぶしぶながら妻を連れ戻すために、神々の世界に赴くが……。

 有名なフレンチカンカンを始め、心が踊る音楽と風刺精神、笑いに満ちた明るいオペレッタ。敷居が高いなんてことは少しも感じることはなさそうだ。

CrazyBoyがニューシングルリリースでミニライブ! EXILE SHOKICHI、LIKIYAが花束でお祝い

2019.11.14 Vol.Web Original

 ELLY(三代目 J SOUL BROTHERS)のソロプロジェクト、CrazyBoyがシングル「DONNA???」を発売、14日、都内で、リリースを記念したミニライブを開催した。イベントには、EXILE SHOKICHI、そして実弟でTHE RAMPAGEのリーダーのLIKIYAも花束を持って駆けつけ、CrazyBoyの夢が叶ったところを見守った。

【オススメBOOK】正常は発狂の一種でしょ?『生命式』

2019.11.14 Vol.724

 本を紹介する枠を受け持っていると、時折「献本」という形で本が送られてくる。そんな中で封を開けた瞬間から異様なパワーが漲っているというか、やたらとオーラのある本が出てきてびっくりすることがあるが、本書もそんな一冊である。

 芥川賞受賞作『コンビニ人間』で知られる村田沙耶香自身がセレクトした12篇を収めた最新短編集。まったく予備知識を入れずに読み始めた表題作、ありふれた職場の日常の描写から1ページ目をめくって出てきた台詞「中尾さん、美味しいかなあ」に、えぇ〜。「生命式」って、表紙の燭台って、そういう意味だったのかと鮮やかに騙されてむしろ爽快といった気分になった。一般的なカニバリズムを描いた創作物にありがちな後ろめたさや背徳めいた部分が一切なく、地続きの未来にありえるのかもと思わせるところが見事だ。

 人間、生きていると山本のように死んでしまう身近な人はいる。昨日までしゃべって、笑って、元気だった友人でも、ある日突然階段で落ちたり、会社にタクシーが突っ込んできたりして亡くなってしまう。ふと彼や彼女の生命式を思った。
「だって正常は発狂の一種でしょ?」

 そんなふうにつぶやきながら食べるのかな、と。

役所広司が標高8000mの死闘に挑む、日中合作スペクタクル大作『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』

2019.11.14 Vol.724

 酸素濃度が地上の約3分の1となる、標高8000m以上の“デスゾーン”。人間が長時間滞在することは困難なこの危険領域で、救助隊が世界を揺るがす陰謀に立ち向かう!

 日本の名優・役所広司を主演に迎え、エベレストを舞台に極限のミッションが描かれる、日中合作のスペクタクルエンターテインメント。役所と初タッグを組むのは、名監督ジョン・ウーの盟友にして『M:I- 2』『レッドクリフ』シリーズなどのヒット作を手掛ける名プロデューサー、テレンス・チャン。そしてエベレスト完登経験を持つ、新鋭ユー・フェイ監督がメガホンをとった。役所が演じるのは、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」隊長を務める日系人ジアン・ユエシュン。かつては「ヒマラヤの鬼」と呼ばれたクライマー界伝説の人物であったが、ある過去の出来事により登山家を辞めてからは、救助隊を率いるリーダーとして数々の難しい依頼を成功させてきた。本作では、流ちょうな中国語セリフをはじめ、迫力のアクションシーンも披露。あざだらけになりながら挑んだという、ヒューマンドラマでのイメージを覆す極限バトルは必見。

 共演陣には人気の台湾人俳優リン・ボーホンら、国際色豊かな俳優陣がそろう。日本語吹替版主題歌は25周年を迎えたロックバンドGLAYが書き下ろした「氷の翼」。また日本語吹替版キャストには、沢城みゆきや宮野真守といった実力派豪華声優陣が集う。

FLOW初の単独幕張公演は“アニメ縛り”

2019.11.13 Vol.724

 アニメ「NARUTO-ナルト―疾風伝」オープニングテーマ「Sign」がサブスプリクションサービスSpotifyにて全世界で2000万回再生を突破した5人組ロックバンド・FLOW。世界中の人に楽曲が愛された感謝を込めて、初の幕張メッセイベントホール単独公演を開催する。FLOWが発表した歴代アニメ関連曲をすべて網羅した“アニメ縛り”が、一夜限りのスペシャルステージとして幕張に降臨。アニメ好きもライブやフェスで知った人も一緒に盛り上がろう!

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