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のん、来夏にミュージカルでゾンビの友達の少年役!『リトル・ゾンビガール』

2019.12.23 Vol.Web Original

こちらの公演は中止になりました

 のんが、来夏上演されるNHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』に出演することが23日、発表された。

 この日、これまでに発表されていた上白石萌音、一路真輝に加えて、全キャストが発表。のんは、上白石演じるゾンビの女の子・ノノと友達になる人間の男の子・ショウを演じる。

 のんは出演決定にあたり、「みんなが聴いて歌ってきた曲たちが揃うので、私も大切に歌わなければと身が引き締まる思いです。そして今回は初めての少年役。青年はやった事あるけど、少年は初めて。新たな挑戦の場を経験する事に喜びを感じています。キャストの皆様はじめ、素敵な演出・スタッフの皆様と共に希望にあふれるミュージカルを届けられるよう、頑張りたいと思います」と、意気込む。

 上白石は「のんさんと初めてご一緒できることがとてもうれしいです。先日の撮影でお会いした時、ショートカットから覗く大きな潤んだ瞳に吸い込まれそうになりました。お互い子どもに戻って向き合う日が楽しみです」とコメントを寄せている。

 ノノとショウはWキャスト。もう一人のノノはミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼット役に史上最年少で抜てきされた熊谷彩春、もう一人のショウを乃木坂46の伊藤理々杏が演じる。
 
 熊谷は「台本を読みながら、ノノとショウの小さな友情物語に涙があふれました。小さい頃の自分自身とノノが重なる部分がたくさんあって、今から演じるがとても楽しみ」だといい、「どんな困難に直面しても自分の道を進んでいくノノの勇気を全国の皆様にお届けできるように精一杯務めます」。

 伊藤は「「みんなのうた」は小さい頃よく見ていたので、その舞台というとどんな感じなのだろうと期待に胸を膨らませています。男の子の役は初めてなので挑戦ではありますが、楽しみです。小さいお子さんや大人の方まで幅広く皆さんが楽しんでいただけて、心に届くような舞台となるよう精一杯頑張ります」と気合が入っている。

 そのほか、エハラマサヒロ、RiRiKA、コング桑田の出演も発表された。

 本作は、人里離れた森で暮らすゾンビの女の子と街で暮らす人間の男の子の友情の物語。劇中には『手のひらを太陽に』『コンピューターおばあちゃん』『アップル パップル プリンセス』『プレゼント』など、NHKみんなのうたでおなじみの楽曲10曲以上が使用される。

 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』は、2020年7月17日に、東京の日生劇場で開幕。その後、岩手、名古屋、静岡、群馬、兵庫、大分、大阪などで公演がある。

【オススメDVD 4選】2019年を衝撃と感動で締めくくる 「激突」エンターテインメント!

2019.12.21 Vol.725

話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが15年ぶりの日本公演で“男女逆転”の『じゃじゃ馬ならし』を上演

2019.12.20 Vol.Web Original

6月12~14日に東京・池袋の東京芸術劇場 プレイハウス

 シェイクスピア作品の上演において世界的に高い評価を得ている英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが来年6月に15年ぶりに来日することが12月20日、発表された。

 東京・池袋の東京芸術劇場 プレイハウスで6月12~14日に『じゃじゃ馬ならし』を上演する。

 今回上演するのは2019年3月にロイヤル・シェイクスピア・シアターで初演された作品。英国ロンドンのユニコーン・シアターで芸術監督を務めるジャスティン・オーディバートが、ジェンダー問題に沸く情勢にセンセーションを巻き起こしたナオミ・オルダーマンのディストピア小説『パワー』から着想を得て、男女逆転という手法で演出したもので、「#MeToo」以降の現代社会で「性と暴力」を問い直す鮮烈な問題作として大きな話題を呼んだ。

【明日何を観る?】『テッド・バンディ』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

2019.12.20 Vol.725

『テッド・バンディ』

 1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディとシングルマザーのリズとは、あるバーで恋に落ちリズの幼い娘モリーと3人で幸せな生活を始める。ところがテッドが信号無視で警官に止められ…。

監督:ジョー・バリンジャー 出演:ザック・エフロン、リリー・コリンズ他/ファントム・フィルム配給/12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 R15+ http://www.phantom-film.com/tedbundy/

年末年始は“映え”アート展へ!「PARCO MUSEUM TOKYO Opening Exhibition vol.2“Wanderlust”」

2019.12.20 Vol.725

“新生渋谷パルコ”4Fに、名称新たにオープンした「PARCO MUSEUM TOKYO」では、オープニング企画展『AKIRA ART OF WALL』に続く第2弾として世界第一線で活躍する国内外のアーティストが共演するグループ展『Wanderlust』を開催。

「旅行熱・旅立ちへの衝動・放浪癖」などの意味をもつ『Wanderlust(ワンダーラスト)』をタイトルに「未来を恐れずに新たなスタートを切る」というメッセージを込めた企画展。

 参加アーティストには 「東京2020公式アートポスター」制作アーティストに決まった蜷川実花(写真家)、 2019年にヴェルサイユ宮殿で行われた現代美術展覧会の5人の写真家に選ばれたヴィヴィアン・サッセン(写真家)、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて公式アートポスターを制作する20人のアーティストの一人に選出されたシンガポールのテセウス・チャン(アートディレクター)、国内外でさまざまなアートプロジェクトを展開する日比野克彦をなど、10人(組)のアーティストやブランドが顔をそろえる。

タイトルに偽りなし!? ろりえ『いけない先生』

2019.12.19 Vol.725

 ろりえは「早稲田大学演劇倶楽部」を母体に 2007年に結成された、脚本家、演出家、俳優である奥山雄太が主宰を務める演劇ユニット。「女の子に対する絶対的な憧れと、男の子であることへの開き直りを、様々な角度から描き出す。あと、たまに切ない。」をコンセプトに多くの先鋭的な作品を送り出してきた。
 今回は意外にも初となる学校を舞台とした作品。奥山自身が20代の頃、演劇の専門学校の講師を担当した経験から「先生」と呼ばれる若者たちの葛藤を、ろりえらしいシニカルな笑いの中で描く。

 中間テストが目前に迫ったある日、女生徒たちは試験問題を盗むため真夜中の職員室に忍び込むが、学内最強の女教師軍団がこれを迎え撃ち、計画は失敗に終わった。しかし主犯格の女生徒がやけっぱちで盗んだ書類の中にはセクシー映画のシナリオがあったのだった…。タイトルに偽りなし!?

 出演は前回公演『ミセスダイヤモンド』でも主役を務め、さまざまな劇団でも高い評価を得ている女優・岩井七世をはじめとしたろりえに欠かせない常連メンバーたちに、奥山の脚本による横山翔一監督の映画『新橋探偵物語』で主演を務めた長野こうへいと、同じく横山監督作品『はめられて Road to Love』に出演の斉藤結女がろりえに初出演する。

“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦を見届けよ!『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 』

2019.12.19 Vol.725

 1977年、巨匠ジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』をこの世に生み出してから42年。映画史の金字塔にして、エンターテイメント史においても唯一無二の伝説的存在として、世界中で愛され続ける「スター・ウォーズ」が、ついに一つのフィナーレを迎えようとしている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新たなサーガを始動させたJ.J.エイブラムス監督に今回、託された使命。それはスカイウォーカー家のサーガに幕を下ろすこと。ルーク、レイア、ダース・ベイダーことアナキン、そしてレイアとハン・ソロの息子カイロ・レン。“はるかかなたの銀河系”の歴史に名を刻んだこの一族の物語が、ついに幕を下ろす

 大いなるドラマのカギを握るのは、かつて銀河に君臨していた祖父ダース・ベイダーに傾倒し、その遺志を受け継ぐべく銀河の圧倒的支配者へと上り詰めた、スカイウォーカー家の一人でもあるカイロ・レン。そして伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの強い意志を引き継ぎ、類まれなフォースを覚醒させたレイ。新たなるサーガを担う若者2人の運命、そして銀河の行く末はいかに。

「スター・ウォーズ・セレブレーション・シカゴ2019」で公開された特報には、レイが修理したライトセーバーを起動させ砂漠で彼女を追うTIEファイターに立ち向かうシーンや、満足げな笑い声と共にミレニアム・ファルコンを操縦しハイパースペースへと飛び込む華麗な“ならず者”ランド・カルリジアンの姿など、ファン興奮必至の映像が満載。BB-8の小さな相棒となる新ドロイドD-Oの登場も気になるところ。そして故キャリー・フィッシャーは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』での未使用だった映像を用いての出演と報じられており、その姿は『スター・ウォーズ』とともに永遠にファンの胸に刻まれるはず。

 伝説の1つの終わりという歴史的イベントを見逃がすべからず!

作家・いしいしんじ3年ぶりの小説集『マリアさま』をめぐる言葉と音

2019.12.18 Vol.Web Original

 作家のいしいしんじが3年ぶりの小説集『マリアさま』(リトルモア)を出版した。2000〜2018年の間にさまざまな媒体で発表した短篇・掌篇から選りすぐりの27篇を収録。同書の刊行を記念したイベントが荻窪の「Title」にて行われた。当日は『マリアさま』の世界を拡げてくれるようなお話と、刊行に際して作られたプレイリスト〈『マリアさま』のためのサウンドトラック〉から、いしいが愛用する蓄音機“コロちゃん”で蓄音機用レコード=SP盤をかけていく特別な夜となった。イベントの内容からほんの一部をお届けする。司会進行は「Title」店主の辻山良雄。

 ◆ ◆ ◆

辻山良雄(以下、辻山):私はリブロという本屋に勤めていたことがあり、池袋本店が閉店することになって辞めたんですけど、お世話になった人に「これからお店を準備します」みたいなメールを出していたら思いがけずいしいさんから返事をいただきまして。「まったく新しい、けれどなつかしい。ずっとそこにあったはずなのに、たったいまできた空間」ということを返してもらって、それで「Title」のホームページの左上に“まったく新しい、けれどなつかしい”という言葉をずっと使わせてもらってます。

いしいしんじ(以下、いしい):本当にそういう場所になったのは、僕が辻山さんとお目にかかった時に、辻山さんがそういう場所の気配を出してはった。そっちのほうに向かうんだろうなというのがあったからそういうふうに言ったんで、それを僕が受け取って「こうなんじゃないですか」って言っただけなんですよね。

辻山:その言葉をいただいて、なにか店自体が物語性を帯びるというか。いしいさんが気配を嗅ぎ取って、そういう言葉を出したというのは、小説にもつながる話だなと思いましたね。『マリアさま』は18年間に書かれた短篇を27篇集めたということで、実際にはこれに載らないような短篇もいっぱい書かれていると思うんですけれども。

いしい:この中に野球の話(「子規と東京ドームに行った話」)があるんですね。『野球小僧』という雑誌が創刊された時に、僕の担当編集者から「野球小説やらないですか」って話があって、季刊だったから4篇あるはずなんですよ。チェ・ゲバラと一緒に日本対キューバ戦を見るとか、横山やすしと甲子園球場に行くという話(笑)。選ばなかったのかなと思ったら、送ってなかったんですよ。送り損ねてるものがまだいっぱいあるはずなんです。

【オススメCD 4選】2010年代の終わりに聞いておきたい音楽

2019.12.18 Vol.725

「冬空 / White Wings」
三代目 J SOUL BROTHERS

 三代目の最新シングル。今年、青、赤、白をテーマに掲げて作品を発表するとしていたが本作がその第3弾。シルキーでスムースな曲に乗せて歌われるのは決して会うことができない人へ想いを届けようとする究極のバラードで、恋焦がれる胸の苦しさや切なさに飲み込まれてしまう、没入感のある楽曲。EXILE AKIRAと林志玲が出演する映画さながらのミュージックビデオもあいまって、スケールの大きなラブソングになっている。「White Wings」は優しい言葉と感情の温かさを描いた楽曲になっている。赤シングル、青シングルも合わせて聞きたい。

[J-POP SINGLE]rhythm zone 12月11日(水)発売 CD+DVD1800円+税 CD1000円+税

【オススメDVD 5選】家族と、仲間と…みんなで見れば倍楽しいエンターテインメント!

2019.12.15 Vol.725

『ライオン・キング』

 1994年に公開されたディズニー・アニメーション映画『ライオン・キング』が実写もアニメーションも超えた、フルCGによる驚異の“超実写版”として新たに誕生! 監督は『アイアンマン』『ジャングル・ブック』を手掛けたジョン・ファヴロー。「サークル・オブ・ライフ=自然界の命は大きな環で繋がっている」という壮大なテーマを、かつてない臨場感あふれる映像で体感できる一本。また、映画音楽の巨匠ハンス・ジマーがアニメーション版と同じく楽曲を提供。さらに大人気アーティストのファレル・ウィリアムスが「王様になるのが待ちきれない」や「ハクナ・マタタ」といったおなじみの曲にアレンジを加えたことでも話題に。

販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン 発売中  MovieNEX 4200円(税別)

年末年始は“映え”アート展へ!「山沢栄子 私の現代」

2019.12.15 Vol.725

 日本における女性写真家の草分け的存在・山沢栄子の生誕120年を記念した写真展。

 山沢栄子は1899年大阪に生まれ、1920年代のアメリカで写真を学び、1930年代から半世紀以上にわたり日本における女性写真家の草分けとして活躍。当初はポートレートの撮影を主な仕事としていたが、晩年の1980年代には抽象絵画のような写真作品を制作する作家として知られ、高い評価を得ていた。とくに、カラー写真による色鮮やかな作品群は、当時の日本では他に例を見ないものであり、〈私の現代 / What I Am Doing〉と題して発表されたこのシリーズには、きわめてコンセプチュアルな表現も含まれている。

 本展では、1970~80年代に手がけたカラーとモノクロによる抽象写真シリーズ〈What I Am Doing〉を中心に、 抽象表現の原点を示す1960年代の写真集、戦前の活動を伝えるポートレートや関連資料などを展示し、写真による造形の実験を重ねることで、独自の芸術表現に到達した作家の歩みをたどる。

 また会場では東京都写真美術館のコレクションから、アルフレッド・スティーグリッツやポール・ストランド、アンセル・アダムス、エドワード・ウェストン、イモジェン・カニンガム、ラルフ・スタイナーほか、ファッション・広告写真のセシル・ビートン、ジョン・ローリングス、ポール・アウターブリッジ・ジュニアらの作品も加えて紹介し、1920年代以降のアメリカ近代写真の状況と、山沢への影響を探っていく。

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