のん、来夏にミュージカルでゾンビの友達の少年役!『リトル・ゾンビガール』

こちらの公演は中止になりました




 のんが、来夏上演されるNHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』に出演することが23日、発表された。

 この日、これまでに発表されていた上白石萌音、一路真輝に加えて、全キャストが発表。のんは、上白石演じるゾンビの女の子・ノノと友達になる人間の男の子・ショウを演じる。

 のんは出演決定にあたり、「みんなが聴いて歌ってきた曲たちが揃うので、私も大切に歌わなければと身が引き締まる思いです。そして今回は初めての少年役。青年はやった事あるけど、少年は初めて。新たな挑戦の場を経験する事に喜びを感じています。キャストの皆様はじめ、素敵な演出・スタッフの皆様と共に希望にあふれるミュージカルを届けられるよう、頑張りたいと思います」と、意気込む。

 上白石は「のんさんと初めてご一緒できることがとてもうれしいです。先日の撮影でお会いした時、ショートカットから覗く大きな潤んだ瞳に吸い込まれそうになりました。お互い子どもに戻って向き合う日が楽しみです」とコメントを寄せている。

 ノノとショウはWキャスト。もう一人のノノはミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼット役に史上最年少で抜てきされた熊谷彩春、もう一人のショウを乃木坂46の伊藤理々杏が演じる。
 
 熊谷は「台本を読みながら、ノノとショウの小さな友情物語に涙があふれました。小さい頃の自分自身とノノが重なる部分がたくさんあって、今から演じるがとても楽しみ」だといい、「どんな困難に直面しても自分の道を進んでいくノノの勇気を全国の皆様にお届けできるように精一杯務めます」。

 伊藤は「「みんなのうた」は小さい頃よく見ていたので、その舞台というとどんな感じなのだろうと期待に胸を膨らませています。男の子の役は初めてなので挑戦ではありますが、楽しみです。小さいお子さんや大人の方まで幅広く皆さんが楽しんでいただけて、心に届くような舞台となるよう精一杯頑張ります」と気合が入っている。

 そのほか、エハラマサヒロ、RiRiKA、コング桑田の出演も発表された。

 本作は、人里離れた森で暮らすゾンビの女の子と街で暮らす人間の男の子の友情の物語。劇中には『手のひらを太陽に』『コンピューターおばあちゃん』『アップル パップル プリンセス』『プレゼント』など、NHKみんなのうたでおなじみの楽曲10曲以上が使用される。

 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』は、2020年7月17日に、東京の日生劇場で開幕。その後、岩手、名古屋、静岡、群馬、兵庫、大分、大阪などで公演がある。