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有楽町に東北の夏がやってくる!

2012.06.26 Vol.556
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東北の夏を有楽町で味わえる企画が始まる。6月29日から、有楽町ロフトで、東北の夏祭りとコラボレーションした「東北夏祭り in 有楽町ロフト」がスタートする。

イベントは、「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕祭り」など、各県のお祭りの映像や衣装を展示して、東北への観光をPRするとともに、東日本大震災の被災地の復興を支援するのが目的。

期間中には、手ぬぐいやうちわ、夏まつりをモチーフにした雑貨などが販売されるほか、週末にはさまざまなイベントも企画。30日には、仙台伊達武将隊のパフォーマンスが行われる予定。その後も、なまはげのパフォーマンス、津軽三味線の演奏会、東北各県のキャラクターも登場する予定だ。

8月6日まで開催。

近藤良平

2012.06.25 Vol.556

池袋で今年も開催『近藤良平・コンドルズ'にゅ~盆踊り'大会』

夏といえば盆踊り。町内会のお祭りで老若男女が入り乱れ...というのは昔の話。少子化が進む昨今、小規模なお祭りも寂れがちだ。しかし5年前から異様な盛り上がりを見せる盆踊りイベントが池袋に誕生した。その名も『近藤良平・コンドルズ'にゅ~盆踊り'大会』。
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撮影・蔦野裕

7月29日は池袋西口公園に集合!!
 この『近藤良平・コンドルズ'にゅ~盆踊り'大会』はコンドルズを率いる振付家の近藤良平と豊島区の公共劇場であるあうるすぽっとが「池袋の街を盛り上げたい」という思いから立ち上げた町興しイベントだ。さてなんでまた盆踊りだったのか。 「あうるすぽっとができたときに柿落としのプログラムとして何かをやろうというお話をいただきました。普通に舞台で何かを見せるというのはつまらないから、お客さん参加型の催し物をなんかやろうということから始まったんですね」  オファーが来たときは何も考えてなかった。ミーティングの中で...。 「ホントに思いつきで'にゅ~'をやろうって。"響きがいいじゃない"って(笑)。凄い適当。最初の年は劇場の中でやったんです。客席のみんなを立たせて。"今日は座っている場合じゃない。みんな立て、動け~"って言って、通路と舞台上で生演奏で無理やり踊ったんです」  この企画は一般公募のワークショップ参加者と近藤がともにアイデアを出し合いながらオリジナルダンス'にゅ~盆踊り'を創作し、その後いわば"観客参加型公演"をやるといったもの。座席がある劇場で踊る場所なんてなかったのでは!? 「その場で踊ってもらいました。それが思いのほか盛り上がっちゃって、"今度は大きいところでやりたいね、盆踊りっぽいところでやりたいね"ってことで、"じゃあ次は西口公園でやろう"ってことになったんです」  というわけで2年目から西口公園に。 「そこに2000人くらい集まったんです。あそこってフラダンスフェスティバルとかよくやっているんですが、結構人が集まるんですよ。僕が指導をして"新しい盆踊りをみんなでやりましょう"ってことなんですが、そんなことによくこんな大勢の人が来たなって思いますよね」  その時に5年も続くとは...。 「全く思ってなかった。2年目の2009年のときは民主党が勝利した総選挙と重なっていたんですが、池袋ではこっちのほうが盛り上がっていましたから」  政権交代であれだけ盛り上がった総選挙。池袋だけは別の空間だったようだ。して、その振付は? 「ちょっと変わったものを振り付けています。というか、普通の盆踊りって浴衣なんであんまり足は上げないらしいんですが、僕は何も知らずに作ったんで、足とか上げまくりです。それはそれで運動量が多いというか祭りっぽくて、気分が高揚するんです。それにプラスして、ペアで踊るフォークダンス的な要素も採り入れてるので、ちょっとドキドキするんですよ」  ドキドキ!? 「だって出会いがあるじゃないですか(笑)」  盆踊りというと誰でも一目で見て覚えられるような簡単な振付じゃないといけない。制約が多い中で作るのは大変な作業なのでは? 「振りってふだんはやるようなことじゃないから、外側から見ていると難しかったり億劫だったり思うかもしれないけど、一回やってしまうとみんなだいたいできるんですよ。体はバカじゃないっていうか、体はちゃんとついていくんですよね」
(ここで対面する記者に向かって、手拍子を打ってからその手を前に出す動作。記者も思わず同じ動作をしてしまう) 「こういうふうにするとできるじゃないですか。相手がやったらやっちゃうみたいな。盆踊りもそうなんですけど、一緒に始めちゃえばできちゃうんですよね」  今年も西口公園を飛び出して豊島区の盆踊り大会に乱入するプランがあるとか。 「このへんでは巣鴨のとげ抜き地蔵商店街とか雑司ヶ谷の鬼子母神の盆踊りが有名なんですが、その雑司ヶ谷鬼子母神盆踊りに僕が作った'にゅ~盆踊り'を出させてもらうんです。そこではドラえもん音頭とかいろいろやっているんですが、30分ほど時間をもらって、ちょっとハイジャック的な感じで。それは21日にやります。基本的に盆踊りっておじいちゃんとおばあちゃんの天国なんですよ。そこに浴衣を着た若い人がいっぱい行くと、おじいちゃんとおばあちゃんも急に盛り上がってきちゃって交流ができる。そして29日には逆に、ふだん伝統的な盆踊りを踊っている連のみなさんをこっちに招待するんです。'にゅ~盆踊り'という新しい世界とオールドスタイルが出合うことになるんですが、オールドスタイルってかっこいいんですよ。僕たちがかっこいいと思っちゃう。そしてみんな若い人がマネをしていく。それでまたいい交流が始まるんですよね」  若い人にしてみると初めて見るもの。 「外から見ていると、"あ~やってるな~"ってくらいの感覚なんだけど、入ってみると一緒にやっちゃう。みんな'にゅ~盆踊り'もやるし東京音頭や炭坑節も踊っちゃう」  中学生にもなると色気づいちゃって盆踊りから足が遠のく。若い人が盆踊りに戻ってくるきっかけになっている。 「やっぱり10代から20代前半の若い人に参加してもらって、その魅力を共有できたらいいなと思いますね。そういうことが町興しにもつながると思いますし」  とは言ってもやっぱり恥ずかしい...という人に一言。 「恥ずかしいのはみんな恥ずかしいわけで。一人で踊れと言われればそりゃ恥ずかしいですけど、みんなでやっているわけだから。罪とはいわないけれど、同罪に近いものがあるから、夏の一時としてそこは一歩踏み出したほうが得だな、と思いますね。みんなで踊れば怖くないっていう感じで(笑)」  ちなみにワークショップの参加者は往復はがきとあうるすぽっとホームページで募集中で、その締め切りはなんと本紙発行日の6月25日消印有効とのこと。間に合う人は応募してみては...!?

『近藤良平・コンドルズ'にゅ~盆踊り'大会』
【日時】7月29日(日)17時30分~ ※雨天時は16時に催行を決定。オフィシャルページ、ツイッターで告知 【会場】池袋西口公園(池袋) 【問い合わせ】あうるすぽっと(TEL:03-5391-0751 〔HP〕http://www.owlspot.jp/

スパイダーマンがノッポン兄とあわやバトル!?

2012.06.21 Vol.555
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6月23、24日に世界最速で3D限定先行上映が行われる話題の映画『アメイジング・スーパイダーマン』のスパイダーマンが21日、東京タワーに登った。映画のPRが目的。

東京タワーに登る前に行われたトークショーには、ノッポン兄も登場。ノッポン兄がフリップで「今日の天気微妙だわー。お前、「くも男」じゃなくて、「くもり男」だろ」とあおったため、スパイダーマンが「応援しないと、東京タワーに蜘蛛の巣張っちゃうぞ!」とやり返し、ノッポン兄がスパイダーマンに詰め寄るシーンもあったが、同席したロックバンドSPIAIRのDJ ENZEL☆の仲裁で、無事仲直りした。

スパイダーマンは、この映画のPRのため、情報番組に出演したり、ユニクロ銀座店のイベントに登場するなどアクティブに活動。先日は、大阪の通天閣にも登っている。

COACH×伊勢谷が新リサイクルシンボルを一般公開

2012.06.21 Vol.555
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人気ブランドのCOACH(コーチ)と俳優の伊勢谷友介が代表を務めるREBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)による共同プロジェクト「COACH×REBIRTH PROJECT reimagine.reivent.renew」が、表参道のスパイラルガーデンで一般公開中だ。
 
コーチの企業精神と、「人類が生き残るために」をスローガンに掲げて、さまざまなアイデアを提案するリバース・プロジェクトの活動が合致したため実現した企画。コーチの工房から出る廃材や未使用のレザーなどを再利用し、新しいリサイクルシンボルを提案。オブジェ「torus knot(トーラス・ノット)」やスツール、ベンチなどが展示されている。

アーティストの藤元明による作品で、「自然の循環という完璧な形」を7つの同じ形がつなぎあわされて1つの輪を作るトーラス・ノットという円形構造で示し、コーチの工房から出るレザーを使い、手作業でラッピングした。会場では、オブジェと映像、音響が組み合わせたインスタレーションで表現している。

伊勢谷は、「表現していることを素直に楽しんでいただいて、その先に菜にかあるかもと考えていただければ」と話している。

24日まで公開。

追悼と復興の花火大会にゆかたを届けよう!

2012.06.20 Vol.555
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 東日本大震災の被害を受けた地域で、追悼と復興を祈願する花火大会「LIGHT UP NIPPON」が、今夏も8月11日に開催される。その花火大会に参加する人たちにゆかたを届けるプロジェクト「ゆかたエイドfor LIGHT UP NIPPON」も引き続き行われることになった。
  
 着物メーカーや一般から集めたゆかたを開催地に届けるというもの。すでに各地で回収が始まっており、首都圏では、6月27~30日まで、高島屋の東京店、横浜店、新宿店の、ゆかた売り場や特設会場などで回収が行われる。回収するものは、クリーニングされた男女ゆかたおよびゆかた帯、男児女児ゆかたとゆかた帯。

 このプロジェクトを行う、ゆかたエイドfor LIGHT UP NIPPON実行委員会は、京都の着物メーカーである遊禅庵が発起人となり、京都市内を中心とした着物メーカーや京都染織青年団体協議会などで構成されている。
 
 遊禅庵ではまた、LIGHT UP NIPPON オリジナル浴衣を製作。7月初旬から販売する。

「LIGHT UP NIPPON 」についてはオフィシャルサイト(http://lightupnippon.jp/)で。


江戸川区で「スポーツ天国 江戸川区」開催中

2012.06.19 Vol.555
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 さまざまなスポーツ施設を擁する江戸川区では、同区ゆかりのトップアスリートや身近なスポーツを紹介するイベント「スポーツ天国 江戸川区」を開催中だ。

 同区のしのざき文化プラザを会場とし、柔道女子金メダリストの谷本歩実選手らのインタビューや等身大パネルが展示されているほか、ゲーム体力測定コーナーなどがあり、多くの人が訪れている。

 23日には、スポーツコメンテーターの青島健太氏と江戸川南リトルリーグの総監督との対談もある(事前予約制、無料)。

 イベントの詳細は、しのざき文化プラザのホーム―ページ(http://www.shinozaki-bunkaplaza.com/)で。

 2013年に行われる国体では、江戸川区で、ボート、ラグビー、フットボール、スケート、ローラースポーツなどの競技会が開催される。

リアム・ギャラガーのメンズウェアブランドが日本上陸

2012.06.15 Vol.555
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 英ロックバンド、ビーディ・アイのフロントマン、リアム・ギャラガーが手掛けるメンズウェアブランド「Pretty Green」が日本上陸する。6月29日に、青山に日本一号店をオープンする。パーカやジャケットなど、リアムファッションがここで揃う!

 ブランドは、シルクやレザーなど素材を活かした「Black Label」、カジュアルに着こなせる「Green Label」、着心地のよいジーンズやジャケットを揃えた「Denim 」の3ライン構成。リアムが、コンセプトづくりから、デザイナーとの打ち合わせ、マーケティングの方針にいたるまで参加している。

 Pretty Green青山本店(港区北青山3-13-7)は、地上3階、地下1階の合計4フロアで、ショップは1階と地下。店内は、ロックスターの家を彷彿とさせるインテリアになっている。今後はDJイベントなども行われる予定だ。

 29日は11時開店。ブランドおよび店舗詳細、キャンペーンなど最新情報は、日本公式サイト( http://jp.prettygreen.com/ )で。

 同ブランドは、UKロックやモッズなどブリティッシュスタイルの原点に根差したブランド。2008年に、リアムが立ち上げ、ロンドンやマンチェスターなど英国だけで11店舗を展開。青山本店は、英国以外では初めての直営店となる。


誰もが知りたい平子理沙の美の秘訣は「探究心を持って”女性を楽しむ”こと!」

2012.06.11 Vol.555

メルセデス・ベンツ コネクション×TOKYO HEADLINE トークイベントリポート

洗練された空間で著名人のトークを楽しむ「メルセデス・ベンツ コネクション×TOKYO HEADLINE 」コラボイベントの第5回が、5月29日に開催。今回のゲストは、幅広い世代の女性たちから絶大な支持を集めるトップモデル・平子理沙。彼女がラウンジのらせん階段から降りてきた瞬間、メルセデス・ベンツ コネクションは非日常のパーティー空間に変身!
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(写真左から)会場内に展示してあるSLS AMGと平子。まるで映画祭のレッドカーペットに降り立ったかのよう。 平子のサイン入りぬいぐるみを会場で展示。 平子VS観客でじゃんけん。勝者には平子からプレゼントが!

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「こちらのお店、いつも気になっていたんです。メルセデス・ベンツの車を見られてカフェでお茶もできるなんて、いいですよね」と、笑顔を向ける平子理沙。ピンク色の花が咲いたようなバルーンスカートのミニドレスに、ゴールドに輝くルイ・ヴィトンのハイヒール。彼女の登場で、会場は非日常のパーティー空間へと早変わり。会場からのお願いに応じ、少々照れながらもステージでポージングを決めた平子に、感嘆のため息と絶賛の拍手。 「実は両親は、私が赤ちゃんのときからずっとメルセデスが好きで、現在も乗っているんですよ」という平子。彼女自身もドライブは大好き、と語る。 「と言っても助手席が多いんですけど(笑)。横浜や箱根あたりまで行ったり、山や海に行くのも好きですね。そしてやっぱり、音楽は必須です! かけている曲はオールジャンルですね。いつも、車の中で曲をかけながら歌ってます(笑)」  ドライブの楽しさを語る平子のトークに観客はどんどん引き込まれ、素顔のエピソードに笑ったり感心したり。 「もともと、お休みの日にCDショップに行くのが好きなんです。昔好きだった曲のCDなどをよく見るんですよ。本のフォントやデザインが、80年代の作品がすごく参考になるので。実は私、自分の本を作る時、かなり細かいところまでこだわるんです(笑)。フォントとか写真の配置や向きまでこだわりますね。今回も、何度も制作の場に直接足を運びました」
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メルセデス・ベンツ"平子理沙・モデル"を作るならという質問に「色はシルバーで、全クロームメッキにして、最高の音響システムを入れて...」と目を輝かせる

 新作CD-BOOK『Vegas』の制作について語り"職人気質"という意外な?一面を見せてくれた。その後、トークは"美のこだわり"の話へ。 「ダイエットは特にしたことがないんですけど、体を温めるということには気を配っています。モデルという仕事柄、冬に夏の服を着たり、夏には冷房をかけて冬の服を着て撮影したりと、体が冷えることも多いんです。なので、どんなに忙しい日も10分でもお風呂につかって体を温めるようにしています。バスソルトとか、自分で勝手に漢方を"調合"して楽しんでいます(笑)。あと、とにかく乾燥させないこと! 化粧水、乳液、クリーム...と、ごく普通のステップですけど、とにかく気持ちを込めて(笑)、1つ1つのケアをしっかりやっています。面倒くさいと思っているとたぶん、そういう肌になってしまう。一度のエステよりも、毎日のスキンケアのほうが大事だと思います」  作品作りと同様、基本の大切さをひたむきに語りかけるその姿に、会場の女性たちも感銘を受けた様子。「とにかく探究心を持って"女性を楽しむこと"ですよね(笑)」という言葉に、みな笑顔でうなずいていた。誰もが知りたがる彼女の美の秘訣の一端に触れることができたトークイベントだった。
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Mercedes-Benz Connection
 今回の会場となったメルセデス・ベンツ コネクションは昨年7月、六本木にオープンした新スタイルのメルセデス・ベンツのブランド発進拠点。カフェやレストランラウンジのほか、オリジナル雑貨の販売スペースを設置。メルセデス・ベンツに関する情報の発信や各種イベントが行われる。2012年12月末まで、期間限定で開設。

【住所】港区六本木7-8-1 【営業時間】総合受付10~20時 DOWNSTAIRS 7~23時 UPSTAIRS 11~23時(金・土・祝前日は11~翌4時) 【URL】http://www.mercedes-benz-connection.com

平成と昭和初期的な文化の融合を目指し『血ユリ団』結成

2012.06.11 Vol.555
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KenKen(左)と明和電機(撮影・神原岳志)

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左から血ユリ団副団長・九條、Q、団長・姫草(撮影・蔦野裕)

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鳥肌実(撮影・神原岳志)

 デジタル優勢な現代において、アナログを推進し、昭和初期的な文化の融合を目指すクリエイター集団『血ユリ団』が結成され、1日、青山のLe Baron de Parisで結成記念イベントが開催された。  血ユリ団というのは昭和2年に川本百合子を団長に実在したギャング団。当時はギャング団が流行を作り、文化を生み出していた時代だった。今回結成された血ユリ団は、かつての血ユリ団にならい、音楽、映像、ファッション、イベント開催など枠にとらわれないさまざまな活動を展開し、新しい文化を作り出していくという。  午後8時半から始まったイベント。場内では昭和初期を意識したファッションに身を包んだ血ユリ団の面々が闊歩。「昭和っぽい服装、もしくは赤いものを身につける」というドレスコードを設けた場内は各々の考える昭和ファッションであふれた。  やがて血ユリ団の主旨に賛同したアーティストたちのライブが始まる。口火を切ったのは鳥肌実。鳥肌といえば、右翼ファッションに身を包んだ、過激な演説が有名だが、この日は約40分にわたり、2チャンネル批判から最近自らに降りかかった厄災について一人語り。途中からグンゼの白ブリーフ一枚になって熱弁をふるった。鳥肌にとっての昭和ファッションはグンゼの白ブリーフだったようだ。  続いてはRIZEのベーシストKenKen。自らDJとして曲を回し、ベースも弾く「ベースDJ」で会場は早くも興奮のるつぼに。  青色の作業服姿で、独自に制作した楽器や作品を用いた音楽活動や舞台パフォーマンスで人気の明和電機は、今回もオタマトーンをはじめとした独特の楽器でパフォーマンス。  そしてサプライズのKenKenと明和電機のセッションが始まった。「トントン君と音源」という楽器を弾く明和電機とKenKenのベース。時折奏でるオタマトーンがこんなにもベースとマッチするとは驚きだ。  その間も場内は昭和の社交場の趣を醸し出し始め、イベントが終了する翌朝5時まで至る所で交流が続いた。  団長を務める姫草ユリ子は「『血ユリ団』は、新しい文化を作り出すのを目的として、若手クリエイターを中心に結成されました。しかし現代は、作り手側だけが発信した物を一方的に受けとるのではなく、受け手側が選択をする時代です。『血ユリ団』のメンバーには、作り手側だけでなく受けて側の団員もたくさんいます。作り手側と受け手側が混在している。それが面白い団体であると思います。今後決定している夏のイベントも、ドレスコードを作り、お客様参加型のイベントになります。後、秋には一つのテーマを軸にした展覧会も予定しています。『血ユリ団』を母体に色々な事を発信できればと思っています」と語る。  今後このムーブメントはどういう広がりを見せていくのだろうか。

「日光天然の氷 四代目徳次郎」のかき氷が食べられる

2012.06.11 Vol.555
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(写真左から)天然氷の切り出し風景 天然氷ブロック かき氷「とちおとめいちご」(840円)

 昭和初期のピーク時には全国に約100軒近くあったといわれる氷室(冬場採氷された天然氷を夏の出荷まで保存しておく所)だが、現在では5軒を残すのみとなっている。そんな貴重な天然氷で作ったかき氷が、都内近郊で、限定販売される。  天然氷は、12月ごろから準備を開始。岩清水を配水パイプによって浄化槽に集め殺菌・消毒後、生産池に流し込み、寒波によって天然氷に成長する。その後2週間ほどで、約15㎝の厚みになったところで、一定の大きさに切り出され、氷室の中で貯蔵、出荷まで保存される。天然氷をきれいに成長させるには、ゴミやほこり、雪を取り除くなど、毎日のこまめな管理が必要だ。また切り出された重い氷を氷室まで運搬するなど重労働を伴う。そのため、後継者不足、さらに地球温暖化による気温の上昇や自然環境破壊など、存続が容易ではないのが現状だ。  天然氷で作ったかき氷は、きめ細かく綿菓子のようなふわふわの食感。口どけもよく、これまでのかき氷とはまったく別物だ。そんなこだわりの氷に、こだわりのシロップで仕上げた天然氷のかき氷、この機会にぜひ味わってほしい。

ドトールで朝カフェしよう。

2012.06.05 Vol.554
dortor_th_1_syusei_2.jpgドトールの「朝だけせっと」の新商品発売を記念して、素敵なアンケートキャンペーンを実施中! 記事を読んで、アンケートに答えてくれたかたの中から抽選で200名様に500円分のクオ・カードをプレゼント! 詳しくは今週号(6月11日発行号 vol/554)最終ページもしくは、TOKYO HEADLIEN WEBを見てください。 アンケートページ:www.tokyoheadline.com/doutor/

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