【格闘家イケメンファイル Vol.75】北欧最強の伊達男 Sanny Dahlbeck(サニー・ダルベック)

撮影・蔦野裕
 連載初の外国人選手は、モデルのようなルックスと人懐っこい笑顔で、対戦相手だけではなく、日本の女性ファンをもKOしているサニー・ダルベック。“ハンサムで強い”という世の女性(男性も!?)憧れの存在だ。そんな彼は、6月18日に開催された「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」に出場。試合前日の計量後に話を聞いた。

「お腹…空いていますよね…」とご機嫌をうかがうように恐る恐る聞いた記者にサニーは「気にしないで。今日はこれから『焼肉チャンピオン』に行くから、もっと腹ぺこになっても大丈夫(笑)」と攻撃力が半端ないキラースマイル。それにしてもずいぶん具体的な店名が…。もしかして焼き肉好き?

「大好きです。もともと僕は食をとても大事にしていて、自分の人生の中で重要な部分を占めていると思っている。スウェーデンで焼き肉といったら焼いたお肉をお皿に盛ったものをいうんだけど、日本では生の肉をバーベキューのように焼いて食べるのが新鮮でした。初めて父と日本の『ビーフキッチン』に行って食べた時は、口に入れた瞬間から言葉にならず、父親と目を見合わせる事しかできないぐらいの衝撃だった。そのあとは、“ワオ!”としか言えなかったよ(笑)」

 よほど気に入ったのか、店名を連呼して一生懸命感動を伝えようとするサニー。食べることが本当に好きそうだ。ほかに好きなことは?

「一番好きなのがギターを弾くこと。何もすることがない時は家でただ無心にギターを引くと、格闘技のことを一切忘れて没頭できるんだ。また、音楽のことを勉強するのも好き。例えばキーとかメロディを勉強することでピアノも弾くことができる。それらはすべてギターにつながっているからね。音楽はリラックスする方法の一つだけど、それ以外にも友達と出かけたり、ゲームをしたりするのが好きです。プレステ4とかよく友達とやっていますよ。あとファッションも。いい服を着るのはすごく好きですね。今年、スウェーデンのイケメントップ100にノミネートされ、最終的に39位に入りました。アーティストや俳優、ミュージシャンたちの中で、多分格闘家は僕だけだったと思う。その中で39位なら悪くないんじゃない?」
撮影・蔦野裕
 ほかにも以前のインタビューでDJやバーテンダーなど、多趣味ぶりを明かしていたサニー。その中でも格闘技を選んだのは?

「僕には2歳上の姉がいるんですけど、若い頃その姉と2人でスペインに住んでいたんです。その当時はあまりやることがなく、たまたま友達がやっていた格闘技のクラスを姉と一緒に受けに行って、結果的にそこからずっとキックボクシングと格闘技を続けています。格闘技をやることで、体も鍛えられますし、精神的にも鍛えられる。最近ではエクササイズの手段としても人気ですので、ぜひ多くの人にやってほしいと思います。怪我? 大丈夫。僕の額のところに傷が残っているんですけど、これは怒った姉に突き飛ばされて、家具の角にぶつけてできたもの。格闘技より怒った姉のほうが怖いです(笑)」

 笑いのほうもイケるとはますます完璧。ちなみに好きな女性はどんなタイプなのか。

「えーっ(笑)どうしよう。うーん、基本的に黒髪も含めダークヘアが好きです。といってもそこまで見た目にはこだわってなくて、まず会ってから徐々にお互いを知って、そこから内面も分かってくると思うので、そうやってどんどん好きになるんじゃないかな(笑)。基本的にキュートでチャーミングな甘くて可愛い感じの人が好きですね」

 うまくかわされたような…。ではチャーミングな日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本でこうして注目されたり、ファンのみなさんが応援してくれるのは、とってもうれしいし、励みになります。スウェーデンにももちろんファンや友達はいますが、日本のファンはまた特別な感じ。何ていうか…すごくケアしてくれたり、面倒を見てくれたり。中にはプレゼントをくれたりとかね。プレゼント自体より、気にかけてくれる気持ちがとてもうれしいし、日本のファンのすごく好きなところです。自分は基本的にポジティブな人間なので、何が起きようと勝つことに向けて試合をします。そんな僕のファイトを楽しみにしていて下さい。トーナメントが終わっても、また絶対日本に戻って来られるようにいつでもベストを尽くして戦う事を約束します」
撮影・蔦野裕
Sanny Dahlbeck(サニー・ダルベック)
スウェーデン、ストックホルム出身。1991年5月12日生まれ。6月18日に、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント〜」に出場。1回戦を突破するも、準決勝で敗退。次回の来日が期待される。【タイトル歴】YOKKAO世界 −70kg王者、WMC北欧ウェルター級王者、IFMA北欧ウェルター級王者。178cm、70kg。Odenplan Fightgym所属。