4・24 「K-1」-60kg日本代表決定トーナメントの組み合わせ発表で功也と皇治が一触即発

前田プロデューサーを挟んで舌戦を繰り広げる卜部(左)と皇治

 会見には8選手が試合順に呼び込まれ、個々のフォトセッションから2人並んでのフォトセッション、そしてフェイストゥフェイスと流れていくのだが、4試合目の卜部と皇治はいきなりフェイストゥフェイス。皇治が親指を下に向けると、卜部は中指を立ててお返しと、いきなり不穏なムードが漂う。
 その後、8選手がそれぞれトーナメントへの意気込みと対戦相手の印象などをコメントしていくのだが、ここでも皇治が「大阪から楽勝で優勝しにきました。2月にKrushで試合させてもらったんですが、元気がない相手で全然本気が出せなかった。ホントは元気があるお兄ちゃん(卜部弘嵩)とやりたくて、元気のないジュニア(卜部功也)は興味がなかったんですが、今日はジュニアが元気がいいので楽しめそう」と挑発すると、卜部は「いつも元気な卜部功也です。僕の意見からしたら、皇治選手、全然かっこよくない。対戦相手に中指を立てて、親指を下に向けて。全然クールじゃないしスマートじゃない。だからこういう選手をチャンピオンにさせちゃダメ。これからもっとK-1を盛り上げて、選手たちはメディアに出る必要があるんで、K-1の選手は紳士でかっこよくてクールじゃなきゃいけない。だから僕が必ず優勝します」と応戦。
 質疑応答でも卜部の発言終わりに皇治が「ジュニアどうした? 俺の真似ばっかりして。さっきプロデューサーの方から“今日は中指立てないでね”って言われたのに前チャンピオンが立てちゃって、大丈夫かな?って思うんですけど。俺のことかっこ悪いとか言っていたけど、全部俺の真似じゃん?  とにかくぶっ倒します」と割り込んだのをきっかけに、
 卜部「真似じゃねえよ。全然違うぜ、おい! (お前は)かっこよくねえ。中指立てて悪口言ってるだけ。俺がやってることは全然違う。親指下に向けられたからやり返しただけ。やられたらやり返すだけ」
 皇治「ああ、一緒のことね、真似したってことね」
 卜部 「一緒じゃねーよ」
 と真ん中に前田憲作K-1プロデューサーを挟んで舌戦を繰り広げた。