本気のレンタサイクルで伊豆の真ん中、伊豆の“へそ”を満喫

 伊豆観光というと、海でのマリンスポーツや温泉を想像する人が多いだろうか。海辺での観光のイメージが強く、なんとなく通り過ぎがちな伊豆の真ん中=伊豆の“へそ”には、魅力的な観光スポットが多く、さらに2020年の東京五輪を控えて注目度上昇中。そんな伊豆の“へそ”の魅力と楽しみ方を提案する。

 都心から伊豆までのアクセスはとてもいい。新幹線を使えば伊豆の“へそ”への玄関口となる三島まではあっという間。バスツアーも多く出ているし、高速を利用すれば約2時間ほどで到着だ。

 伊豆の“へそ”を観光する際には、先日改装オープンしたばかりの「道の駅伊豆のへそ」を拠点にするのがオススメだ。産直や地元の味を味わえるイートイン施設などに加えて、レンタサイクル施設や格安ホテルまで擁している。

 伊豆には競輪の選手を養成する国内で唯一の研修施設「日本競輪学校」があり、「競輪の聖地」としても知られる。2020年の東京五輪オリンピックでは、自転車競技の開催地になっていることから、自転車を活用した観光にも力が入っている。
たくさんの自転車の中からお気に入りのいち台を選ぼう
「道の駅伊豆のへそ」に併設されている本格レンタサイクルショップ「MERIDA XBASE」では、世界的自転車ブランド「MERIDA」の電動自転車を借りることができる。

 乗り心地は最高。羽根が生えたのかと思うくらい、軽い漕ぎ心地で時速30キロ以上を軽く走ることができる。4時間2500円からレンタルでき、伊豆の“へそ”にある観光地を効率よく周れる。

 道の駅から自転車で30分ほどのところにあるのが世界遺産「韮山反射炉」。炉体と煙突が完全な形で現存している世界で唯一の現存する反射炉で、幕末、鉄製砲を鋳造するために作られた。今では見学や併設施設で地ビールを楽しめる。


「伊豆の国パノラマパーク」も自転車で30分ほどで行ける距離。ロープウェイで山を登れば、目の前には世界遺産の富士山と、青く広がる駿河湾を一望することができる。足湯やアスレチックなどのアクティビティもあり、伊豆の自然を楽しみながら遊べる。
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