愛犬を動物病院に連れていく時に注意したい3つの事

 家族の一員として毎日の生活に彩りを加えてくれるペットたち。飼い主は、大切な彼らが元気で安全に暮らせるように、つねに気にかけることが必要です。気を付けるポイントを、動物病院の看護師みるまめさんが教えてくれます。

混合ワクチンに狂犬病の予防接種、フィラリア予防にノミマダニの予防薬…
 愛犬家の皆さんは愛犬が元気であっても動物病院に足を運ぶ機会が度々ありますよね。何気なく通う動物病院ですが実は注意しておきたいルールやマナーがあります。そこで今回は少しでも愛犬のストレスや危険を軽減するため動物病院に行く前に知っておくと安心な事柄をご紹介します。

ノーリードは絶対NG


 実際に勤務していてよくお見かけするのがノーリードで愛犬をお連れになる飼い主様です。愛犬がとってもお利口なのは承知しているのですが動物病院にいらっしゃる方の中には犬が苦手な方や、デリケートな猫さんも多く他の方が困ってしまうケースも。また待合室の扉が開いたと同時に外へ走り出してしまいあわや交通事故!といったケースもあるため必ずリードを付け飼い主様の近くで待機してもらいましょう。落ち着かない場合には受付に声をかけお外で待つのもいいですね。

目的によって時間帯を変えるとGOOD


 予約制の病院を除き、動物病院には混みあう時間帯や空いている時間帯が存在します。他の犬に興奮してしまうタイプや臆病な子の場合は来院前に電話で空いている時間帯を確認してみましょう。また絶食が必要な検査や処置の場合には朝早い時間帯に、ワクチンなどアレルギーが起こる可能性があるものも閉院ぎりぎりの時間帯よりは、その後もしばらく病院が開いている時間帯の方が安心です。

写メをフル活用しよう


 中には体調不良で動物病院にかかる方もいるかと思いますが、何回も足を運ばなくて済むよう愛犬の体調を正確に獣医師に伝える必要があります。下痢であれば排泄物を、血尿であれば尿がしみ込んでいるペット―シーツを、嘔吐であれば吐物を持参しましょう。実際に肉眼で確認し検査まで行うことができればより早く確定診断を付けることが可能です。ただし持参が困難な場合や痙攣発作など持参物がない症状の場合には写メでかまいません。悪天候などで愛犬を連れていくことができない場合にも写メを活用し獣医師に見てもらうといいでしょう。

 いかかでしたか?動物病院は動物好きが集まる場所、気負いする必要はありませんし困ったことがあればスタッフがお助けします。ですが最低限のマナーを守り愛犬を含めその場にいる皆さんが気持ちよく過ごせるよう意識しましょう。
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