前日に男児が生まれた里見柚己が大沢文也を破り王座獲得 「本当に負けられなかった」【Krush】

里見はこの日多用した名付けて「ゆずキック」(撮影・須山杏)

 今後については「ここがゴールではない。K-1の舞台を目指さないといけないと思っている。でもKrushの価値をもっと高めて、Krush王者として、どんどん上に上っていきたい」と改めてさらなる飛躍を誓った。

 また試合中に放っていたヴァレリーキックについては「ヴァレリーキックってなんですか? カカト蹴りですか? あれは自分が考えたというか。与座選手の与座キックはオーソドックス同士の時に奥足を蹴るんですが、自分はサウスポーなのであれは使えないなと思って。内側にカカトで蹴るとみんな効いて倒れたので、自分では“ゆずキック”って自分では呼んでいます。自分はオリジナルだと思っています。あれを使っている選手はあまりいないので。大岩龍矢さんと練習した時に嫌だったみたいで“あれはゆずキックだ”と命名してくれました」と説明した。

「Krush.150」(6月16日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフライ級/3分3R
●吉村 匠(TAD)(2R1分54秒、KO)菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第1試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○鵜澤悠也(RIKI GYM)(判定3-0=30-25、30-25、30-25)白幡太陽(FLYSKY GYM)●

◆第2試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-2=28-29、28-29、28-28)池内紀子(POWER OF DREAM)○

◆第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)●

◆第4試合/-52kg契約/3分3R・延長1R
●西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、29-29)大村修輝(POWER OF DREAM)○

◆第5試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○TETSU(月心会チーム侍)(3R2分42秒、KO)三宅祐弥(Hacker GYM)●

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定0-3=26-30、26-30、26-29)大谷翔司(スクランブル渋谷)○

◆第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)斎藤祐斗(JK TRIBE)○

◆第8試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●MOMOTARO(OGUNI-GYM)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)○

◆セミファイナル(第9試合)/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○新美貴士(名古屋JKファクトリー)(判定3-0=29-27、29-27、29-27)寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆メインイベント(第10試合)/Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●大沢文也(ザウルスプロモーション)(判定0-2=29-29、29-30、29-30)里見柚己(team NOVA)○
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