前戦で3度のローブローの影響で敗れた箕輪ひろば 勝負のポイントは「ローブローとバッティングを食らわないこと」【ONE】

ONEに注文を付けた箕輪

 箕輪は前戦について「あれは…なんなんですかね。あれで勝った気でいるのかって。僕は彼に負けたつもりはない。ローブローをもらう前はテイクダウンされていなかったし。もらうのが早過ぎたけど、もらった状況下の中でできるのがあのフロントチョークとアームロックという選択で。あれもキャッチが入ってもおかしくないくらい行けているので、蹴られていなければ極め切れたと思いますし、蹴られていなかったら、むしろあのまま打撃でボコボコにできたなって気もしているので。偶発的なものだったら何発蹴ってもいいのかって話になってくる。ボカンは僕にローブローを3回蹴っていて、何も出てないんですよ。片やバラートは澤田戦で3回くらい蹴ってイエローカードが出て勝っている。イエローカードの意味って何ですか? ローブローを3回蹴ってもイエローを出さないのと、イエロー出したとしても出てる側が勝ってしまうと反則したもん勝ちになってしまうので、そこら辺の改善はONEさんにしていただきたいですよね。いくらルールの下で僕らがやっていると言えど。だからルールが適用できてないんで、そこはもうちょっと厳しめに、試合に影響させていただきたいなと思います」と振り返ったうえで、ONEに注文を付けた。

 そのマスンヤネとの再戦については「再戦はいずれします。ただ、記録では負けたけれど、実力的には勝った気でいるので、今回勝ったとしても即再戦という気は正味なくて。やっぱ、パシオは上に行くためには倒さないといけないと思っているので、パシオとやって、その後にブルックスとできれば。タイトルを獲った後に防衛戦でボカンとだったらいつでも再戦するんで、という感じです」とその前にストロー級 MMAの前世界王者のジョシュア・パシオと現王者のジャレッド・ブルックスとの対戦をアピール。

 そのマスンヤネは今大会で山北と対戦。山北については「お互い勝っていけばいずれ当たるでしょうという感じ。どっちかがベルトを持った状態で戦えれば一番いいんじゃないですか」と語った。

ONE Championship「ONE 165: Superlek vs.Takeru」(1月28日、東京・有明アリーナ)
◆フライ級(61.2kg)キックボクシング 世界タイトルマッチ 3分5R
スーパーレック・キアトモー9(王者/タイ/Kiatmoo9 Gym)vs 武尊(挑戦者/team VASILEUS)

◆ライト級(77.1kg)サブミッション・グラップリング 世界タイトルマッチ 10分1R
ケイド・ルオトロ(王者/米国/Atos)vs トミー・ランガカー(挑戦者/ノルウェー/Wulfing Academy)

◆ライト級 MMA(77.1kg)5分3R
青木真也(日本)vs セージ・ノースカット(米国/Evolve MMA/Team Alpha Male)

◆キャッチウェイト(−84.94kg)特別ルール スーパーファイト 3分3R(1Rボクシング、2Rムエタイ、3R MMA)
秋山成勲(Team Cloud)vs ニキー・ホルツケン(オランダ/Team Holzken Helmon)

◆キックボクシング キャッチウェイト(70.99kg)3分3R
マラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)vs シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/Sitsongpeenong Muay Thai Camp)

◆フェザー級 MMA(70.3kg)5分3R
ゲイリー・トノン(米国/Evolve MMA/Team Renzo Gracie)vs マーティン・ニューイェン(豪州/ベトナム/Hard Knocks 365)

◆アトム級 MMA(−52.2kg)5分3R
平田 樹(日本/フリー)vs 三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO MMA)

◆フライ級 MMA(61.2kg)5分3R
ダニー・キンガッド(フィリピン)vs 若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA)

◆キックボクシング ヘビー級(120.2kg)3分3R
ラーデ・オパチッチ(セルビア/KBKS Team)vs イラジ・アジズプール(イラン)

◆ストロー級 MMA(56.7kg)5分3R
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ/Coach Quan University)vs 山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)

◆ストロー級 MMA(56.7kg)5分3R
箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)vs グスタボ・バラート(キューバ/American Top Team)
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