ピケオーが返上した王座をかけ4選手で王座決定トーナメント。前戦でK-1出場の璃久「一番練習した奴が勝つ」【Krush】

静かに闘志を燃やす森田

宮田氏は今後の城戸康裕の参戦の可能性についても言及

 また璃久は「K-1 WORLD MAX」に出場したことによる経験値のアップについては「あの経験はどうにも生かせない。切られたんで、顔に傷がついただけ。ただただそれだけ」と語るのみ。その璃久がK-1のリングに上がって世界の強豪と戦っていた姿について小田は「いいなあと思いました。僕も出たかったと思ったし、僕やったら、絶対勝てたかなと思う」、森田は「自分は1回、璃久選手に負けて、それで枠を手に入れられなかったのかなと思っているので、今回リベンジして、今度そういう機会があったときは出られるようにしたい」、藤村は「璃久選手はアグレッシブですごく攻めていく選手なので、僕は外国人選手に対してどういう戦い方をするんだろうとワクワクした目で見ていました」などとそれぞれ語った。

 最後に小田は「森田選手に勝って、僕のスーパーマッスルをお届けする」、森田は「まずはこの準決勝に勝って決勝に進む」、璃久は「5月と8月は一番練習した奴が勝つと思う。間違いなく僕が一番練習するし、絶対にベルトを獲る」、藤村は「僕らしい戦い方、Krushらしい戦い方、KOをしっかり見せたい」とそれぞれ準決勝突破への決意を口にした。

 また宮田氏は大阪が地元の璃久か小田がベルトを巻いた際には10月のK-1大阪大会、森田か藤村がベルトを巻いた際には海外遠征や12月のK-1代々木大会への出場の可能性についても言及。今後のKrushスーパー・ウェルター級の王座戦線については、2022年12月にK-1との契約を解除した城戸康裕、前王者のピケオー、7月のK-1代々木大会で行われる「-70㎏世界最強決定トーナメント」の決勝ラウンドで敗れた選手が絡んでくることについても「あってもいい」などと発言した。

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)
〈4月17日発表のカード〉
◆第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
森田奈男樹(エイワスポーツジム)vs 小田尋久(TEAM3K)

◆第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 璃久(HIGHSPEED GYM)
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