菅野美穂「大谷翔平、肉!みたいな」ホラー映画の怪演役作りに赤楚衛二「合ってます」

映画『近畿地方のある場所について』の初日舞台挨拶が8日、都内にて行われ、俳優の菅野美穂、赤楚衛二と白石晃士監督が登壇。菅野と赤楚が「これまでにない一面」と互いに評価する怪演を振り返った。
SNSで話題拡散、単行本化されるや大ヒットを果たした、背筋による同名小説を映画化。
劇中では恐ろしいほどの怪演を見せた菅野。司会から「見終わった方からすると菅野さんの笑顔も怖いのでは」と言われると菅野は「あらそう?」とケロッとした表情で、突然「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!」と『学園天国』のコール&レスポンス。ノリノリで返す観客をみて「大丈夫です」と一安心。
「骨付き肉を生でも食べるような女性という境地で演じました」と語っていた菅野はホラー演技について「躊躇はカメラに映ると思うので、フルスイングで。大谷翔平、肉!みたいな…いや、違うかな?」と例え、赤楚が「合ってます」と太鼓判。
その赤楚も、劇中で呪われるシーンの動きの不気味さが話題になると、再現しながら「実際に自分で動きました。呪われてたんだと思います」。
白石監督も、菅野に「私が何も言わなくてもあそこまでされていたので素晴らしい」、赤楚に「ご自分のイメージのことも考えず、ここまでやっていただけるんだと、うれしい限りでした」と感嘆。
2人は、一番怖かったシーンをネタバレしないようジェスチャーで再現したり、笑えるオチの“怖い話”を披露。爆笑の舞台挨拶となった。